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JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、西村正幸展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー版画 1988-2003ー。 美術(ファインアート)のモチベーションは、 ポスター(デザイン)などの、 正確な情報伝達、プロパガンダではなく、 感覚や感情の視覚的表現です。 ですから、観る側は、 情報ではなく、美的刺激を感じ取り、 その奥に仕込まれている作家の思索が、 徐々に染み入ることもあれば、 全く気付かないこともあり、 その成否を問わないというか、 目的としない...
画廊めぐりノート | 2023.02.26 Sun 04:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、直野恵子展。 会場風景。 作品名があるので、 何かを描こうとしているようなのですが、 筆の動きを見ていると、 描くべき対象の形があって、 それをなぞっている、というより、 描くべき対象への思いがあって、 それを思いながら手を動かしているといった風な、 対象と絵画との間に、 画家が自由に振舞っている感じです。 観る側はその結果だけと向かい合うことになりますが、 その結果は答えではないので、 一緒に探してゆくことに...
画廊めぐりノート | 2023.02.25 Sat 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 Chroma Distance展。 会場風景。 株式会社ポーラ・オルビスホールディングスと、 現代アートのオンライン販売事業を展開する 株式会社TRiCERAとの共同企画の、 12名の新進アーティストによる展覧会です。 後半の6人です。 かっぱえびせん 沼田侑香 FORM-eyespots 松村咲希 できるだけ考えないようにする 相川恵子 chihi-robo 011 チヒロボ ...
画廊めぐりノート | 2023.02.24 Fri 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 Chroma Distance展。 会場風景。 株式会社ポーラ・オルビスホールディングスと、 現代アートのオンライン販売事業を展開する 株式会社TRiCERAとの共同企画の、 12名の新進アーティストによる展覧会です。 現代アートのオンライン販売事業が前提になりますので、 個人や法人による展示が可能で、 展示したくなる親和性、 展示できるサイズ、素材でそろえられていて、 つい、筆者も、 拙宅の居間にはこれがいいか...
画廊めぐりノート | 2023.02.23 Thu 04:46
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、 望月通陽(Michiaki Mochizuki)展。 型染という画法によって、 その作風はある程度規定されます。 奥行きはなく、平面的で、 色面、色線の構成は、装飾的になります。 無駄が排され、 限られた要素で深い内容が表現されます。 饒舌さはなく、 画面の上では、言葉が生まれます。 その言葉の内容、意味は、 観る側に委ねられますが、 何かが語られているという予感は、 きっと何かがわかるはずという、 静かな期待になります。 絵画...
画廊めぐりノート | 2023.02.22 Wed 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、吉野涼子展。 会場風景。 近くにあるから満足。 そばにいるから満足。 この世のどこかにいるから満足。 的な、ともにあることに驚き、 静かに喜ぶ感じ。 そのような心持の絵画化は困難です。 緻密に写実しても違うし、 抽象度合いが強ければ、 そのあたりが共有できません。 このような画風は、 画家にとっては技巧ではなく、 自然体であるようで、 自然体にしていれば、 伝わることがあるという、 絵画の幸福があります。 意...
画廊めぐりノート | 2023.02.21 Tue 04:52
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、日野弘子展。 会場風景。 抽象表現の自身にとっても観る側にとっても、 心地よい着地点。 観る側にとっての意味不明の奔放さ、激しさは、 作品の暴走に、 観る側が置いてけぼりになってしまい、 傍観するしかなくなりますが、 このように、ちゃんとやり取りが成り立つような 穏やかながら、 強い言葉で語りかけてくる作品は貴重です。 「木版リトグラフ」という特殊な技法による、 柔らかで明確な形態と、 染み入るような色合い。 形が...
画廊めぐりノート | 2023.02.20 Mon 04:59
JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery(中央区銀座1-13)では、 浅野修展。 会場風景。 鉄製のオブジェと、 それを版木にして刷り出した版画が、 ※筆者にはそのように見えます。 並置され、一体の作品になっています。 本体とその影のようです。 あるいは、地表の図像が実体を持ったかのようです。 因果関係が視覚化された、 「オブジェ+版画」。 この意表を突く造形と、表現方法から、 広がるものと、広がること、といった、 原因と結果という関係による出来事が視覚化されます。 ...
画廊めぐりノート | 2023.02.19 Sun 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9)では、 沢村澄子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーListen again!ー。 墨による抽象画のようですが、 書道家沢村澄子にとっては書です。 書は書く(Writing)行為の結果で、 絵画は描く(drawing)行為の結果です。 犬を漢字で書けば、 「大」や「太」と書かず「犬」と書けば、 完璧に犬が表現されます。 犬を図像で描けば、 「狐」や「狸」「狼」ではない、 完璧な「犬」であることの表現は、 結構、困難です。 逆に漢字...
画廊めぐりノート | 2023.02.18 Sat 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、 李燦辰(リ・ サンシン)個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー彗星の魔術師ー。 薄く塗られた淡い色合い、 具象的人や生き物、複雑な背景で構成されます。 人や生き物は、 ただそこに居るのではなく、 何かをしている最中のようです。 どこで誰によって何が起こっているのかはわかりませんが、 明らかに、そういったことが進行中のようです。 感じとして、 記憶の断片というより、 夢想された架空の世界があって、 ...
画廊めぐりノート | 2023.02.17 Fri 05:02
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