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JUGEMテーマ:美術鑑賞 MEGUMI OGITA GALLERY(中央区銀座2-16-12)では、 土屋仁応(Yoshimasa Tsuchiya)個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー進化論ー。 彩色木彫作品。 観る側にとっては木彫でも、 「始祖鳥」など、木彫そのものの作品と、 木彫作品から型取りした レジン(合成樹脂)に彩色した作品があります。 ガラス作家の田中福男による目が 内面の光を宿しています。 モチーフは架空の動物ですが、 クリーチャーっぽい突飛さはなく、 現存する生き物と同じではないが遠く...
画廊めぐりノート | 2023.01.08 Sun 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、山本剛史展。 会場風景。 モチーフは椅子。 普通の椅子ではなく、 デザイナーズチェアと呼ばれる名作群。 プロダクトデザインは、 ファインアートと異なり、 用と美を兼ね備える必要がありますが、 特に椅子の場合、 インテリアにおける見た目、 座り心地という機能において、 高いレベルの用と美の共存が求められます。 これらマスターピース級の名作を、 キャスティングし、演じさせ、 とっておきの一場面を絵画化する...
画廊めぐりノート | 2023.01.07 Sat 04:59
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、相場佐千子展。 会場風景。 気持ちがあるきっかけで少し高ぶると、 立ち上がって歩き回ったり、 ハミングしたり、 誰かに話しかけたくなったりします。 そのような仕草で現れることが、 絵画に置き換えられたら、 このようなことになるのかな、と、共感します。 抽象絵画から、画家がこう思った、感じた、 などはわかりようはありませんが、 描かれた色形には、 それぞれの意味というか思いが込められていることを予感させつつ、 ...
画廊めぐりノート | 2023.01.06 Fri 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 筆者、美術展はもちろん、関東甲信越+静岡・愛知の神社仏閣建築を約3000カ所以上も鑑賞してきました。その中から選りすぐった、美しい本堂、拝殿の147のファサードを、一気に紹介する、なんとも楽しく、贅沢な動画を作ってみました。 https://youtu.be/vQfbvpHcPaE
画廊めぐりノート | 2023.01.05 Thu 06:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、 武田史子展。 具体的なもの、それとわかるものを、 緻密に丁寧に描くことで、 選ばれた具体的なものは、 それぞれ独自の言葉で語り始めます。 丁寧に描かれたパーツ群は、 同一画面に集められ、 組み合わされ、関係が生まれ、 ここだけの世界となり、時間が流れ始めます。 そのような甘美な空想に浸れるのも、 作品が観る側にとっても魅力的だからです。 あり得ないものが描かれながら、 それを無条件に受け入れてしまいたくなる...
画廊めぐりノート | 2023.01.05 Thu 06:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、金井訓志展。 会場風景。 何をどう描くのか。 金井訓志の場合、どう描くのかは明快です。 本来、立体であるモチーフを、 二次元の平面に置き換えるにあたり、 モチーフを色面の構成と捉えなおし、 その色面の種類を限定しつつ、 フラットに塗り込み、 同時に(これが凄いところですが)モチーフの特徴を、 最大化させることです。 最大化されたのが、 画家の美的感性に依存されていることが ポップアートやイラストの テイスト...
画廊めぐりノート | 2023.01.04 Wed 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、 工藤礼二郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーCritical Point to Lightー。 Critical Point=臨界点 光の臨界点。 光への臨界点ならなんとなくわかりそうです。 光が認識されない状態から 認識される状態の境界。 光はあると、光はないが、共存する状態。 光の有無は、見えるものの有無。 見えることと見えないことの共存。 事象は絵画になり得るので、 状態は事象に仮託することで絵画になる。 事象に頼らず、 ...
画廊めぐりノート | 2023.01.03 Tue 05:29
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、金井聰和展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー庭しごとー。 陶と生木の組み合わせといえば、 花器と花による「生け花」ですが、 これらの作品は、「生け花」ではないようです。 大きな相違点は、 ニュートラルに再利用できる花器に対して、 これらの作品における陶は、 特定の枝に合わせて作られた、 作品の一部であることです。 しかし、自然に生える植物を、 室内の鑑賞物に仕立て直すという、 モチベーション、工夫において、 やはり...
画廊めぐりノート | 2023.01.02 Mon 04:51
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、 大久保澄子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー森への扉ー。 画面の中央に、 大きな形が置かれています。 大きな形の中は、 様々な図形が雑然と混在しています。 この状態は、無秩序ではなく、 何かがどうなっている、どうしてる的ストーリーがあるようで、 それは、 一つの世界で、一つの記憶です。 ですから、画面中央の区画は、 向こうの世界や記憶が見える窓であり、 こちらから向こうが見える窓は、 絵画の成り...
画廊めぐりノート | 2023.01.01 Sun 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、古川仁史展。 会場風景。 描くというより、 大切なものを集めてきて、加工し、 同一画面に編集し、 関係を生じさせるといった趣。 ですから、無理やり一つの画像に 閉じ込めようとはせず、 バラバラであることを容認するというか、 離れていることの緊張感を 生かそうとしています。 全体バランスも優れていますが、 仔細に眺めれば結構面白くて、 万華鏡のように、 様々なものが現れます。 図像が重なり接することで、 この場のラ...
画廊めぐりノート | 2022.12.31 Sat 05:03
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