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JUGEMテーマ:美術鑑賞 THE ANZAI GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 コムロタカヒロ展。 会場風景。 筆者も含め、ほぼすべての人達が、 子供のころにお世話になっている、 ソフビと呼ばれる人形玩具があります。 ソフト塩化ビニールの略称で、 中身が空洞になっているフィギュア。 柔らかく、艶ありの鮮やかな発色、 関節部でパーツに分かれています。 大抵の人にはソフビ的造形という概念と、 ソフビ記憶が沁みついていて、 その造形言語通りの フォルム、素材感、成り立ちで作られた...
画廊めぐりノート | 2023.01.27 Fri 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 gallery UG Tennoz(品川区東品川1-32-8)では、 渡辺おさむ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーお菓子のユートピアー。 ファインアートの立体作品の見所は、 当然、美的ななにがしで、 それは、フォルム、素材感などの総合体として、 認識されます。 多くの場合、その美的評価のなかに、 「美味しそう」という指標はありませんが、 このように、いかにも美味しそうならば、 観る感覚が、少しずれ始めます。 実際のケーキが、「美味しそう」に見えるのは、 美味...
画廊めぐりノート | 2023.01.26 Thu 04:21
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Contemporary tokyo(品川区東品川1-32-8)では、 きゃらあい × MINAMI展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー遊具ー。 きゃらあいとMINAMIの二人展。 MINAMIはサイコロ形をひたすら繰り返しています。 江戸小紋のような同一パターンの反復ではなく、 向き、大小や、線の太細のバリエーションはあるものの、 全体として奥行き、空間、造形を表現する意図はなく、 意図的というより、 恣意的に変化を付けながら描き広げてゆくようです。 逆に、システムを持...
画廊めぐりノート | 2023.01.25 Wed 05:00
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MU GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 MARIA SAKURAI(櫻井万里明)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーPLAY DOー。 パキッと塗り分けられているので、 シルクスクリーン等の版画作品に見えますが、 キャンバス上にアクリル絵具による手描きの作品です。 まず、そこに驚いてしまいます。 描かれたのは、生き物たち。 見慣れた動物由来のあれば、 奇想天外なクリーチャーもいますが、 それらを動物図鑑的に図解するのではなく、 それらが居ることが当たり前の前...
画廊めぐりノート | 2023.01.24 Tue 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 ヨーガン・アクセルバル & 井田幸昌展。 会場風景。 写真家のヨーガン・アクセルバルと 現代美術家の井田幸昌による二人展。 展覧会タイトルは、ーLUNAR ECLIPSEー。 ※月食 二回に分けて紹介します。 後半は、ヨーガン・アクセルバルの作品。 手段は写真ですが、 作品はそのような前提が無意味になるというか、 問う必要のない、 濃厚なイメージをはらんだ平面作品です。 写真は、固定したレンズでとらえた範囲の...
画廊めぐりノート | 2023.01.23 Mon 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 ヨーガン・アクセルバル & 井田幸昌展。 会場風景。 写真家のヨーガン・アクセルバルと 現代美術家の井田幸昌による二人展。 展覧会タイトルは、ーLUNAR ECLIPSEー。 ※月食 二回に分けて紹介します。 最初に井田幸昌の作品。 抽象、具象、平面、立体と、 作風、画法、素材の幅の広さに驚きます。 それらは、 同じテーマに対し、 姿形、手段を変えてアプローチしたというより、 完全にリセットされた状態で、 各制...
画廊めぐりノート | 2023.01.22 Sun 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 ブライアン・ハート展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーReturn of the Hawthornー。 画面は上下に区画され、 それぞれに鮮やかな色が塗り込まれています。 下の区画に、何やら小さく、具体的なものが、 集まり、離れて、置かれています。 ここが室内であること、 描かれたのは、日常的な一コマであることが予感されます。 日常の空間としては、 不自然に拡大され、ビビッドですが、 日常を模した舞台装置として見る...
画廊めぐりノート | 2023.01.21 Sat 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOSAKU KANECHIKA(品川区東品川1-33-10)では、 舘鼻則孝(たてはな のりたか)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーRETHINKー。 rethinkとは、再考すること。 今、この現代において、 工芸、美術を制作するにあたり、 日本の伝統や文化によりどころを求める。 馴染みあるアイコンを再利用、転用するのではなく、 再考すること。 図像ではなく、気分、心意気を継承すること。 そのためには、作家自身の美的方向性と、 ベクトルの合うものを求め、 伝統や文化の図像...
画廊めぐりノート | 2023.01.20 Fri 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 小山登美夫ギャラリー天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 かつのぶ展。 会場風景。 十二単(じゅうにひとえ)のように、 実際は大きな面であっても、 見える部分が細ければ、 視覚情報は色線ですが、 観る側は、見えないけれど、 大きな色面が隠れているのだなと、 認識しています。 ですから、十二単は分厚くて、重い衣装であることが、 だから、着ていて大変だろうな、 などと、勝手に想像します。 かつのぶの作品を観ていると、 何の予備知識もないのに、 漠...
画廊めぐりノート | 2023.01.19 Thu 04:35
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOTARO NUKAGA(品川区東品川1-33-10)では、 川井雄仁展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー粒の数だけ 抱きしめてー。 陶による立体作品は、 大きさに制限があるものの、 粘土という可塑性の高さによる、 造形の自由度において、 様々な作風が登場しますが、 川井雄仁も、自由の喜びに溢れていて、 観る側も、その高揚感を共有することになります。 とはいえ、作り放題という訳にはいかず、 美術作品に着地させなければなりませんが、 特にそれが窮屈...
画廊めぐりノート | 2023.01.18 Wed 05:07
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