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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、コイズミアヤ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーうつしかえと結び目のはなしー。 小さな立体作品ですが、 美的鑑賞を目的とした美術作品なのか、 何かの説明、解説のための資料なのか、 判然としませんが、 画廊に展示されているので、 鑑賞することにします。 ジェットコースターの模型のような作品は、 あやとり遊びの紐の軌跡の造形化だそうです。 絡み合ったひものような作品は、 結び目理論 ※絡まった紐をほどくこ...
画廊めぐりノート | 2022.07.05 Tue 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、岩渕華林展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーFlowー。 絵画は二次元上の画像で表現する視覚情報です。 岩渕華林の作品を観ていると、 厚みのない平面でも、 逆に、厚みのない平面だからこそ、 ここまで出来るという限界が、 清々しさを伴って実感できます。 人の毛髪や、編み物、織物などの衣類は、 とても日常的なのに、 驚くほど繊細な成り立ちを持っています。 内面の繊細さと、実体(物質)の繊細さは、 比べようもあ...
画廊めぐりノート | 2022.07.04 Mon 04:52
『ぎふ水墨画展』を観に行った。 会場は、ぎふメディアコスモス みんなのギャラリー だ。 観に行くきっかけは、毎月御朱印を授かっている、護国之寺で展示会の案内をいただいたから。 護国之寺の、廣瀬有香さんが作品を出品していたことも、観に行くきっかけ。 会場へ入ってみると、多くの水墨画に目を奪われた。 『水墨画』と聞いて、一般的に想像する風景画もあれば、動物がモチーフの作品もあった。 様々な作品をじっく...
気紛れに残す日々の足跡。 | 2022.07.04 Mon 00:27
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、福井昭雄展。 会場風景。 白い画面に、色の塊がぽんぽんと置かれていて、 筆者の感覚だと、 何かが弾けて、画面に飛び散ったように見えます。 あるいは、部分が自己主張を始めたような。 塊たちははお互いに似ていますが、 形態以外の表情にも個性もあって、 それぞれの時間が過ぎます。 描く手法は多彩だが、 描く行為は真っすぐに自由で、 画面には高い純度が漂う。 そんな印象でした。 作品と部分詳細。 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.03 Sun 04:46
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテbis(中央区京橋3-5-3)では、 日高衣紅(HIDAKA Iku)個展。 会場風景。 展示台の上に整然と並び置かれたのは、 画家が、骨董屋で手に入れた 西国巡礼三十三観音像のお札をモチーフにした作品です。 水彩画や版画、平面や立体など、 具体的に表記せず、 「作品」という漠然とした言い方をしたのは、 適切な表記方法が思い付かなかったからです。 一見、紙に刷られた版画のようですが、 近付くと、 図像の線が、壁のように立ち上がってい...
画廊めぐりノート | 2022.07.02 Sat 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、 岩尾恵都子展。 会場風景。 具体的なビルや家、家並みがモチーフですが、 描かれたものは、 写実から遠く離れていて、 離れた分、別の事が起こっています。 離れたのは、 描きたかったことがモチーフそのものではなく、 モチーフをきっかけに見えてきたというか、 気付いたことが描かれたからです。 「千葉ビル」では、 二点透視図法っぽく再現されたビルのフォルムが、 フォルムだけが現実から離れて、 人が楽しい...
画廊めぐりノート | 2022.07.01 Fri 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、湯浅実奈 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー色素胞ー。 ※ 色素胞(しきそほう):体表にあって体色変化に関係する細胞。 絵画は画家の意思によって表現された 視覚情報です。 同じ視覚情報でも、 カメレオンやイカなどの状況に応じた体色変化は、 本人?の意志ではなく生物の機能の現れです。 一方、絵画における意志を障害をみなし、 それを排除した描画方法も、 シュルレアリスム技法の自動筆記や、 サイ・トゥ...
画廊めぐりノート | 2022.06.30 Thu 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー麟(中央区京橋2-6)では、鈴木淳夫展。 会場風景。 展覧会タイトルは、〜彫る絵画ー緑〜。 複数色のアクリル絵具を幾重にも塗り重ね、 かなりの厚みのアクリル絵具層をつくり、 結果、色が揺れ動くような抽象画となり、 さらに、彫刻刀の丸刀で、無数回小さく刳り抜いています。 刳り抜かれた穴には、 絵具の層が地層のように現れます。 画面は元々の絵画と、 色付きの穴の複合体となり、 鑑賞距離や角度によって、 見え方が劇的に変わってゆきます。 &nb...
画廊めぐりノート | 2022.06.29 Wed 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9)では、森田順子展。 会場風景。 まずは心を白紙にして、 奔放に、気の向くまま筆を動かし続けた結果、 力のこもった直線の集合体が出来上がった的な 画業ですが、 画家に伺いますと、 (なんと)椅子がモチーフなのです。 その前提でもう一度画面を眺め直せば、 確かに、かっちりしたフレームチェアが紛れ込んでいます。 では、これらの作品は、 椅子をモチーフにした具象表現なのかといえば、 当然、そうではなく、 椅...
画廊めぐりノート | 2022.06.28 Tue 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、杉木奈美展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー森を描いて 東京を描いたー。 街や森を描こうとするなら、 総体としてのイメージなのか、 部分的なパーツにフォーカスするのか、 そのアプローチ方法は画家次第ですが、 杉木奈美は、パーツがあって全体があり、 パーツを描けば、 全体が暗示されるという前提に立っているようです。 部分と全体、両方に魅せられていて、 部分という入口を描き込むことで、 深淵を覗き込んで...
画廊めぐりノート | 2022.06.27 Mon 04:44
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