JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では、第9回 日展。 第1室 会場風景。 日本画部門の紹介、前半です。 橋の向こうに 高山啓史 猥雑で強烈な非現実的な目の前の風景と、 遠くに灰色にかすむ超高層群。 対比の力。 行方 特選 林 真 不思議な視点から見える不思議な等価。 マンドリルの鮮やかな皮膚の色が、 妖しさを増幅させます。 あまだれ 中村七海 湿気ではなく瑞々しさ。 Wallー構成と蓄積ー 特選 田中...
画廊めぐりノート | 2022.12.14 Wed 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、 C-DEPOT(シーデポ)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーStillness and Movementー。 C-DEPOTは、 絵画、立体、映像、写真、メディアアート等の 様々なジャンルを専門分野とする、 総勢約100名のアーティスト集団です。 今回は、その中の7名のアーティストによるグループ展。 「静」と「動」がテーマ。 動き、状態としての「静」と「動」。 自力の「静・動」。地力の「静・動」。 結果の「静・動」。原因の「静・動」。...
画廊めぐりノート | 2022.12.13 Tue 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 タカ・イシイギャラリー(品川区東品川1-32-8)では、 エイミー・アドラー展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーA Safe Placeー。 9枚のパステル画。 金髪の(恐らく)男の子が 木によじ登っています。 スニーカーやシャツ、半ズボンが同じなので、 ある時の木登りの様子を、 下から見上げながら連写したようです。 黒い紙上にパステルチョークで描かれた画面には、 木版画を思わせる 独特の温かみ、柔らかさ、余韻があります。 図像には黒い枠線がくっきり残り、 写実...
画廊めぐりノート | 2022.12.12 Mon 05:09
JUGEMテーマ:美術鑑賞 THE ANZAI GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 Matt Gondek展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーMissing Personー。 紛れもないポップアート。 ポップアートは、 大衆消費社会で知れ渡ったイメージを、 作品制作の素材をとする作品です。 既存のイメージを流用することの面白みは、 そのイメージがすでにまとっている背景、意味を、 どのように再利用してゆくのかということ。 ですから、 既存のイメージの図像的(視覚的)再現と、 そもそもの意味からの、 発...
画廊めぐりノート | 2022.12.11 Sun 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SOKYO ATSUMI(品川区東品川1-32-8)では、 湊 茉莉(みなと・まり)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ーあはうみのつちときおく、だいちとのたいわー。 ※あはうみ:「みずうみ」を指す古語。 画法からいえば、陶板画にという事になりますが、 その実体は、画ではなく、立体でもなく、 信楽透土の土板上で起こった、 釉薬と焼成による出来事としか言いようがありません。 陶板には大きな亀裂が入り、 歪み、反り上がります。 釉薬は窯変し、交じり合い流れてゆき...
画廊めぐりノート | 2022.12.10 Sat 04:59
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Contemporary tokyo(品川区東品川1-32-8)では、 suma 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーStand By Meー。 何をどう描くのかではなく、 描きたいという本能に身を任せること。 描く行為は表現そのものへと拡張します。 「何をどう描くのか」系の絵画において、 キャンバスは表現の基盤であり、不変の前提ですが、 sumaにとっては、 表現上の素材に過ぎないようで、 都合のいいように切り刻まれ、 重ね合わされ、 アウトラインは図像をなぞり、 手前、奥の画像...
画廊めぐりノート | 2022.12.09 Fri 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 友沢こたお展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーINSPIRERー。 絵画から引き起こされる驚きには、 様々な在り様があります。 見たことはないが、 現実としてあり得るであろう事態が、 二次元上でリアルに再現されれば、 その事態そのものと、 その事態の異様さと、 その事態が体現する世界観が、 議論の余地なく迫ってきます。 それは紛れもなく、 画家の手が筆と油絵具で描いた油彩画なのです。 画面上の...
画廊めぐりノート | 2022.12.08 Thu 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 マイケル・ケーガン展。 Apollo Astronaut 会場風景。 展覧会タイトルは、ーTo The Moonー。 モチーフは、 最初と最後の有人月面着陸計画であるアポロ11号と17号。 会場入り口脇に据え置かれた 「Apollo」という作品。 アポロ11号の再突入カプセルを再現したものです。 有人月面着陸計画を支える設備(装置)群の中で、 最後に地球に戻ってきたパーツです。 有人月面着陸が現実であるという驚異が、 静かに語ら...
画廊めぐりノート | 2022.12.07 Wed 05:00
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MU GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 ayaka nakamura展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーRemembering The Windー。 ここまで抽象度が高いと、 分析や解説の試みは無駄で、 作品と直接向かい合うしかなく、 画像を吟味し始めます。 全体のパランスがよく、というか、 地と図のバランスが意識されていて、 荒っぽいようですが、 「美を意識して描かれた絵画」にしっかり着地しています。 うまいものだなと、感心します。 筆のストロークは素早く奔放で、 見つけた...
画廊めぐりノート | 2022.12.06 Tue 05:21
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOSAKU KANECHIKA(品川区東品川1-33-10)では、 沖潤子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーよれつれもつれー。 古布を素材とした表現。 明らかに平面ではありませんが、 立体というのも違和感があります。 布は平面。 作品は平面の集積、平面の関係の在り方でしょうか。 多くの場合、古布はかつて、着物、衣類だったはずですが、 そのような記憶にまつわる情緒を一旦リセットして、 新たな造形となります。 古い布がさらに風雪に耐えたような姿となり、 ...
画廊めぐりノート | 2022.12.05 Mon 04:57
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