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小説/詩

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小説/詩
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魔法野菜キャビッチ3・キャビッチと伝説の魔女 84

JUGEMテーマ:小説/詩    私はいっきに全身に汗をかいた。  たぶんユエホワもそうだ。  どうする!?  ツィックル箒はかならずすばやくよけてくれるだろうけれど、でも万一、よけきれなかったら?  なにしろ、まわり中アポピス類だらけだ。  同時にあっちこっちから投げられたら――  あれ?  人間に化けたアポピス類の元子どもたちは、投げてこようとしなかった。  全員、手に持つキャビッチをじっと見ている。  左右の手を、かわりばんこに。  なにをしているんだろう? 「なにをしている」私が思...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.08.04 Tue 20:40

死ぬのは簡単(あんたって詩人なの?)

JUGEMテーマ:小説/詩   死ぬのは簡単である 首をきゅっとしめるなり 心臓をざくざくえぐるなり 空中ダイブするなり なんなりと しかし 再びこの世に生まれるのは 不可能であるし そもそも 五万もの精子と それなりの卵子とが 結びつき この世に 己が生れ落ちること自体が 困難なのだ この世に生を受け 己という意識を持ち 人間でありかつ この日本という国を はからずともチョイスし 今、この戦争と無縁の刹那 この奇跡 そしてこの特権 どんなに苦痛に 満ち満ちてようとも ...

娯らっくのサイト速報 | 2020.08.04 Tue 12:43

詩『あのあさのうた:That Song In Sunday Morings』

かつてきいたあのうた おさないときにきいたうた 日曜のあさにどこからともなくながれてきたうた おとなになったらこんどはわたしのばんだ そうおもったのはしあわせにきこえたから あるひととであいそのひととくらしそして そしてそのうたをうたう 日曜日のあさがくるたびに でもそうはならなかった わたしはいつでもうたう そのうただってうたうときもある だけどわたしのうたをきいて わたしのようなゆめをみる そんな少女ははたしているのだろうか

with a kiss, passing the key | 2020.08.02 Sun 00:00

葵マガジン 2020年08月01日号

JUGEMテーマ:小説/詩   ◇◆◇◆多重人格の急須2 〜肉じゃがは時空を越えて〜◆◇◆◇   第11話 舞子、忍び込む 後編(全40話)   「病気?」舞子は驚いた。「何の?」 「わかんないんだけど」少年は肩をすくめた。「そのせいで外へは行けないって、おじいさんが云ってた」 「そうなんだ……」舞子は胸にちくりと痛みを覚えた。どうしたらいいんだろう。とっさにそんな想いが湧き起こった。 不思議だ。  初めて会ったばかりのこの少年に、どうして自分が『どうにかする』必要がある─...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.08.01 Sat 16:07

激突!北総運賃対かき氷

 夢の話。  不死身のヤンキーを封印した。高尾山口駅を出た所だったと思う。であればキリコは京王線に乗ったのだ。  京王線は新宿と八王子を結ぶ地上最強の私鉄である。途中、調布で橋本方面への支線、相模原線に分岐する。同線は、大雨ですぐ倒壊する稲田堤、よみうりランド、トンネル、ニュータウン、トンネル、キリコの母校などを経て神奈川県橋本に至る。調布までが閑静な住宅街であるのに対し、相模原線は峻険な山岳地帯と呼んで差し支えない。東京都立大学という学府が終点の少し手前に建っているのだが、初めて訪れる人間...

記4 | 2020.07.30 Thu 21:22

埼京県境爆破の怪

 ご無沙汰しております。前回の更新から幾星霜。文章を書こうという情念は何とか維持しております。振り返ればこのウェブログも、アップして消しを何度も繰り返し、とうとうそれすら面倒くさくなって放置したのが一年と二ヶ月前でございます。嫌な言葉ではありますが、言い訳としての面倒はとても便利で、自分に能力がない事をぼかしつつ、大いなる存在が邪魔をしているかのように見せかけられます。要するに欺瞞の極みです。わたくし、昨今は自分を誤魔化し生きております。心の平衡を保つための防衛機制です。しかし、そんな人生も...

記4 | 2020.07.30 Thu 20:35

魔法野菜キャビッチ3・キャビッチと伝説の魔女 83

JUGEMテーマ:小説/詩   「キャビッチ」ユエホワが私の方に手をのばしてさけぶ。  私は大急ぎで渡す。  それを受けとると同時に薬をかけつつ「ピトゥイ」とユエホワがさけび、 「エアリイ」私もさけんで投げる。  私のキャビッチは子どものにぎりこぶしぐらいの大きさで何十個かに分散し、また姿をあらわしたアポピス類たちに、つぎつぎにぶつかっていった。  けれどアポピス類の盾に当たって消えるものが大半で、ダメージにはつながらなかった。  そうかと思うとまたアポピス類はついたり消えたりしはじめ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.29 Wed 21:14

詩『おろかもの:A Balloon-head』

Yに

with a kiss, passing the key | 2020.07.26 Sun 00:00

葵マガジン 2020年07月25日号

JUGEMテーマ:小説/詩   ◇◆◇◆多重人格の急須2 〜肉じゃがは時空を越えて〜◆◇◆◇   第10話 舞子、忍び込む 中編(全40話)   「何かしらね」優美もすぐに気づいたらしくじっとそれを見つめた。「行ってみましょう」 「いいのかな」舞子は少しためらった。 「もしかしたら、タイムワープ計画に何か関係のあるものかも知れないわ」 「えっ、あの光が?」舞子は驚いた。 「もちろん証拠はないけど──でも何につけても一応調べとかないとね。行きましょう」優美はそう云って椅子から立ち上がった...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.07.25 Sat 21:51

人魚の涙をもらう話

人魚の涙は、万能薬だと言い伝えられてきた。 僕はすっかり弱ってしまった両親のために、人魚を探した。 言い伝えによる人魚は、人間の話を好むので、何か涙を誘う話をしなくてはならない。 僕に、そんな、人魚が涙するようなお話ができるだろうか。   「ちょっとやそっとの話じゃ、涙なんか出さないわよ?」 なんか言い伝えからはまったく想像つかない現代的な容姿とテンプレで、僕はちょっと困った。 もう、こっちが泣きそうだ。 「身の上話とか飽き飽きしてるのよね。どいつもこいつも不幸自慢かよっ...

未消化排出物 | 2020.07.23 Thu 16:04

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