[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]

JUGEMテーマ:小説/詩 素敵だと思うのは、 「自分もなれそうだから?」 なれないものには憧れずに、 「線を引くか、叩き潰す」 そんな時代を生きて、 青春のすべては、真っ黒な心に囲まれ その心の包囲する中には 「憧れるものが一つもなく」 悲しみだけが、大地と空を駆け巡って叫んでいた 「作り上げた虚像」というものに価値をつける大人。 それを、見下し、批判した「PUNK...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2025.05.04 Sun 16:06
JUGEMテーマ:小説/詩 わかっている。私が降りるべき所は、一五七六階だ。イゴナロー階、と暗記した。以後成ろう階。そこで降りなければならない。 箱はただ黙々と私たちを運び続ける。上へ。箱とは言うが相当に広い。何人乗っているのだろうか。椅子はなく、全員立っている。私は出入口ドアからおよそ十メートル程の所に立っているが、この箱に乗り込んだ時に見た記憶として反対側の壁まで優に百メートルはあった。 今のところ混雑はしておらず、乗っている人々は各々適度な距離を置き佇んでいる。中に...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.05.04 Sun 12:13
JUGEMテーマ:小説/詩 モサヒーは大気圏上層にて宇宙に漂う無人偵察機に信号を送り、また管理者からの連絡を受け取った後、今日はいつものように真っ直ぐ帰ることはせず『偵察』を兼ねて広大な大陸の様子を眺めながら浮揚推進していた。 彼の本拠地は、いわゆる『人間文明』にほど近い、というよりもはやそのただ中にある。なので先日のようにレイヴンと久々のコンタクトを取ったとしても「うん、ぜひ我が家へ」とはとても言えない。 それはレイヴンを、病気にしてしまうかもしくはぶっ壊...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.05.03 Sat 10:21
少年は葉を齧られて現実に引き戻されました。ちぎられた指先から、どす黒い文字がたらたらと滴り落ちます。それは砂の上で蠢き、ひとつの文章を形作りました。 夜に新作17000字、推敲のモチベ維持できず。 書きかけ中編16000字→21000字とペースダウン。中だるみ、これ面白いのか期。某1000字連作の最終話的位置づけなんだけど、各話の宿題を終わらせているような感覚で書いている。例えば答えの出しにくいモチーフについて、ラストシーンで歩き始めたり、探す途中だったりで終わらせる悪癖がある。そこに終着点を定めて到達...
水平線上の雨 | 2025.05.02 Fri 21:42
JUGEMテーマ:小説/詩 海氷の隙間を進む。 頭数が多いので、なかなか前には進めない。 順番待ちをする間、突然海中に沈む者もいる。 しばらく経つと、沈んだ者は何食わぬ顔でまた元の所に戻るが、その実その口にはアークティックコッド、つまり鱈が咥えられている。 魚を咥えておきながら『何食わぬ顔』で元の所に戻ってくることは、真面目に並んで順番待ちをしている者にとっては理屈抜きに面白くない。狡い、という気になる。色んな意味で。 なのでそういう時は、こちら...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.04.26 Sat 11:36
目を開けば 黄色 青色 飛び込んでくるライト 歩き疲れても止まれない、先へ 真っ白の頭に、 中身をさらわれて 真空の曇り空にピリオド。 そして冷気とネオンが支配する 自分が他人になったようだ ぼくがすれ違う人に中にいる 全くもって無言だけど 身動きに注視してる 一歩も間違うことのないような歩幅 結果、その秩序は他人のものを真似ていてぎこちなく。 直接の反応、一時の鎮静 そして緊張 自分の目が じっと耐えている、その時間は何かを巡って 直接 そのままの姿が全てで 全てが余白で満ちて頭を、 埋めて...
INTUS | 2025.04.22 Tue 15:15
暗い闇に凍てついて子供は凍えてはいないか 街はゆっくりと朝を迎える 凍りついた窓に、はりついた街 時計はネジを巻き淡々といつもと変わりはない この時間軸の延長にある何処かの工場の、 昼間の写真を飾るのもいいだろう それはきっと真夏の昼休みの、 労働は休止し、水筒を開ける 取り残された工場の静けさ 暖かな静寂の中の覚醒は、大人も子供も関係無く、皆な自由だ、 そこは肯定的に階調が一段持ち上がった温かな砂の戯れ。 きょうはいつか来る一日の始まりの始まり いつ...
INTUS | 2025.04.21 Mon 19:59
全1000件中 81 - 90 件表示 (9/100 ページ)