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JUGEMテーマ:小説/詩 言葉にすると消えてしまいそうな想い いつだかに見た光景が 自分の記憶と重なる時、 そこにいた自分の日々を知ることになるが、 誰にも証明するすべがない。 私は誰でどこにいたのでしょうか 過去の写真を振り返り、茫然とするとき その顔が表すものは確実過ぎて怖い 自分のいた時代が流れて行く時 自分がどこにいたのかも忘れてその時代を見ている気がする ...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2024.01.29 Mon 17:00
誰かに頼りたい、なんて思ったことは今まで一度だってなかった。というより、その発想がなかったと言っていい。 基本的に彼女は、物心ついた時から自分一人で何でもやらなければならない状況にあった。両親は健在だったけれど、二人とも忙しい身だったので自然と自分のことは自分でやるようになっていた。二人の手を借りたのは、両親でなくてはならない最低限のことのみだった。 そのことについて、昔から当たり前のことだったから彼女はどうとも思ったことはない。 アカデミーに通うようになってからも...
雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2024.01.28 Sun 23:21
JUGEMテーマ:小説/詩 「命令?」翔は戦慄の声を挙げた。「何、それってどういうフィードバックの?」 「よくわからないけど……翔くんも見る? この映像」 「──法的に問題なければ」 「大丈夫、担当技師としてチェックすることは法的には問題ない──けど」 「ん?」 「ロボット関連の方で、問題になる気がしてならないんだけど」 「──」翔の頭の中に、嵐のように想いが駈け巡った。「そう、だね……」そうとしか言えなかった。 自分は、クローノイド...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2024.01.26 Fri 23:51
JUGEMテーマ:小説/詩 札幌に着いた。 ホッとしたのもつかの間だった。 バスで札幌駅まで行ったが、そこから降りると、一気に怖さがまたやってきた。 「拉致されそう」な、あの体感だ。・・・ 真っ暗になった駅前で、急いでタクシーを拾わなきゃと思っていた。 ひたひたと迫る何かの中、ようやく一台のタクシーを見つけた。 「ナンダァ〜、家に帰るのかァ〜」 アハハハハハと、笑いが起こる。 自分はこれ...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2024.01.24 Wed 19:21
JUGEMテーマ:小説/詩 帰りの、電車の降り駅を乗り越した気がした。 車窓から羽田東急が見えてどんどん通過していく。 「どこで降りると最短なんだろ」 わからないからとりあえず、また、羽田終点まで行った気がする。 それから、ホテルに戻った。 暗くなりかけていた。 「ガーデンウエディング」は跡形もなく終わっており、しーんとした庭が見えた。 もう仕方がないので、明日になったら札幌に帰ろう…と思って...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2024.01.23 Tue 11:04
JUGEMテーマ:小説/詩 「憤怒」を伝える2024年。・・・
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2024.01.22 Mon 21:46
JUGEMテーマ:小説/詩 羽田東急ホテルの入り口に立って、タクシーが来るのを待った。 空港前ホテルなんてさして利便性はいいようで良くない。 やっと一台の空車を見つけると、手をあげた。 「え〜と。横浜桜木町駅前までお願いします。」 「桜木町?」 「はい。」 「うちね〜。横浜のタクシーなんだよね。それで、今、勤務終わって帰るんだけど、お金半々でいいから高速にのらない?」 「え?」(なんじゃそりゃ) &...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2024.01.22 Mon 08:52
JUGEMテーマ:小説/詩 「何」櫃原圭輔は眉をしかめ私に向かい言った。「命令するのか? ロボットが人間に?」 その時私には、今私の発した言語は人間とのコミュニケーションにおいて選択されるべきものではないという認識があった。 何故かというと、橿原圭輔が指摘した通り命令形だからだ。 私は人間に対し命令してはならないため、人間に対する命令語句による発話は正しくない。 しかし今、この場所、この状況において、橿原圭輔に対し「お帰り下さい」もしくは「お帰り頂ける...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2024.01.19 Fri 22:49
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