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小説/詩

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小説/詩
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波の回廊 83

  「オッ」 権蔵は女を見て思わず声をあげた。 あの女だ。佑子のプロダクションで社長と話をしたときに、社長のわきにいた女ではないか。なぜこんなところに……?。 ふたりはこちらに歩いてきた。 「来ました」 金村がささやいた。 理事長は通りすぎようとして車椅子の金村に気がついた。 「おはようございます。具合はいかがですか?」 と、足をとめて声をかけた。 「おかげさまで、なんとか」 金村はそう答えて、境川を紹介しようとすると、 「あ、境川さんですね。施設長...

 at dawn | 2018.04.17 Tue 09:18

【歴史小説】五右衛門忍法帖〜第十六之巻*加藤段蔵討伐篇*一つ〜

JUGEMテーマ:小説/詩   「初めまして、鶴妓です。 前回、私達は加藤段蔵討伐のため加藤の居城をへ向かったんだけど・・・」   「アジトの場所を聞くのを忘れて森の中に迷ってしまいます! あたし達、どうなるのっ!?」

浮世月。 | 2018.04.16 Mon 00:02

波の回廊 81

「どうしてもだめですか? こちらに来てもらって、話を聞いてもらうだけでも」 「申し訳ありませんが」 「なにもタダで、というわけじゃありません。かかる費用はすべて持たせてもらいます。口座を教えて頂ければ前もって振り込みますし、日当ももちろんお払いします。一日三万では少ないでしょうか?」 三万……。いっさいの持ち出しなしで、七日もいれば手取りで二十一万だ。ほかに調査にでかけたとしても、それは彼のためにもなるから日当の請求が可能だと権蔵は思った。 「お願いします。彼...

 at dawn | 2018.04.15 Sun 01:38

詩『ぬるいみず:Water Tepid』

ずっとこのままだった みずのなかのぼく 肢体はさっきからうごくことをやめ ただそこにあるだけなのだ 感覚はある だからここにいることはわかる だがここがどこだかわからない 時がとまったようだ そういえばいいのか きっとだれもが納得してくれる そして夢の醒めるのをまてばいい いつか陽がのぼるかもしれない いつか月がみちるかもしれない だがそれをぼくがみるときはくるのだろうか いま、ゆっくりとながれはじめる

with a kiss, passing the key | 2018.04.15 Sun 00:00

生きる ーお兄ちゃんにー

お兄ちゃんへ^^ やっほ。   以前茨城のり子さんの 汲む -Y・Yに- を紹介したよね。 第二弾で、谷川俊太郎さんの詩を紹介するね。   実はこれ、仕事場の塾で小学六年生の教科書に載ってるのを見つけたの。 思わず読み入っちゃった。 思わず涙が出そうになった(仕事忘れて・笑)。   こんな詩が 小学六年生の教科書に載るなんて! でも、彼らなりに(いえ、私たち大人よりもっと)感じたり、 そこに発見するものがあるのかも。   生きるって やっぱり...

 ライフ イズ クラップ  | 2018.04.14 Sat 13:40

うさぎのまくら

  うさぎのまくらで眠っているからゆめみがちなの ちっともなおらないのかも             みみぴ( = ・ ω ・ = )    

惑星フルーツ | 2018.04.12 Thu 00:08

キキララの水のり

    ピアノのお教室にはじめて連れて行かれた日は雨がたくさん降っていて外は薄暗かった 母に文房具屋でキキララの絵柄のついた水のりをひとつ買ってもらった 五歳くらいだった       みみぴ( = ・ ω ・ = )            

惑星フルーツ | 2018.04.10 Tue 17:47

【歴史小説】五右衛門忍法帖〜第十五之巻〜

JUGEMテーマ:小説/詩

浮世月。 | 2018.04.09 Mon 18:03

波の回廊 75

    権蔵が滞在先を伝えてプロダクションをあとにすると、その晩、権蔵の泊まっているホテルに佑子から電話がかかってきた。 「父が生きていると仰(おっしゃ)ったそうですが」 佑子は権蔵のことを覚えていたが、小学生の佑子の声は大人(おとな)の声にかわっていた。 「父はすでに亡くなっています。申しわけありませんが、おかしなことをいうのはやめてください。事務所にも迷惑がかかりますので」 「いや、あなたのお父さんは生きています。証拠もあります。――あなたの人気は、あなた自身の実力による...

 at dawn | 2018.04.09 Mon 09:00

詩『蒲公英:Of Dandelion』

そのはなをしったのはずいぶんむかしです なだらかな斜面にこしかけたときのことです 視線のむこうにはみどりがひろがり、そのしたがうすあおくそまっていたのできっと、河原かどこかだったのでしょう そんなのどかなはるの景色にあいたわたしのあしもとにさいていたのです ひゅるんとのびたくきのさきはきいろくそまり、とげとげしい葉は地面をはっています だからおはなつみには最適なのです みなはあちらこちらの光景を堪能していたのに わたしひとり地面をみつめてきいろいはなばなをつんでいました それをみとめたおと...

with a kiss, passing the key | 2018.04.08 Sun 00:00

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