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短編小説 ノスタルジア 上/夏は来ぬ

  卯の花の 匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ 五月雨の そそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 橘の 薫るのきばの 窓近く 蛍飛びかい おこたり諌むる 夏は来ぬ 楝ちる 川べの宿の  門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ 五月やみ 蛍飛びかい 水鶏鳴き 卯の花咲きて 早苗植えわたす 夏は来ぬ   唱歌「夏は来ぬ」 佐佐木信綱作詞・小山作之助作曲 どこかの大きな古い木の家の暑い縁側、寝転ぶ四歳の男の子。汗だくの体を...

小説『廃屋の画家』を書いた人 | 2021.05.26 Wed 20:29

小説・廃屋の画家 #4

昨日、絵を見たあと高は、この鉛筆とカッターナイフをテーブルに置いた。 「削り方、分かる? 分からないか」 高は新しい鉛筆を摘まみ、指先のいい位置で握るとカッターを当て、あっと言う間にデッサンするための芯の長い鉛筆を作り出した。 「こういう感じ。これができないと話にならない」 拓海は完成した鉛筆を見本に貰い、もう1本を掴む。悪戦苦闘。早く描きたいのに出来上がる手前で芯が折れてしまう。鉛筆が可哀想。 「おはよう。この子、昨日話した北高の子。旅立ち君」 急に声が...

小説『廃屋の画家』 | 2021.05.26 Wed 15:03

小説・廃屋の画家 #3

拓海は高と二人になり再び緊張した。 「描いた絵、持ってきてくれた?」 「はい」 カルトンバッグからカルトンを取り出し、中に挟んできた十枚のデッサンや水彩画を高に渡した。高はそれを微笑んで受け取り机に並べる。 「旅立ち君」 「え?」 「旅立ち君。油絵、石田君教える?」 「……はい、授業はほとんど油絵です」 「ほとんど」 高はただ面白そうにして笑った。 「彼も僕も苦手なんだ、物作り。描くのが専門だったから……。本当は広く教えないといけないんだろうけど。ああ、ほんと、油絵を...

小説『廃屋の画家』 | 2021.05.26 Wed 14:56

小説・廃屋の画家 #2

「拓海」 「お母さん、改名したい」 「やっと口を開いたかと思ったら。そんなの簡単にできることではないのよ。なんて名前にするのよ」 「雄男」 「ややこしいわよ」 「ややこしくなんかない。この名前はいやだ。荷が重い」 「何それ」 「さあ」 「名前の文句はお父さんに言うのね」 「死人に聞く耳はない。耳なんかない。骨すらない。誰かが望んでそうなった。海に撒いたんだ」 「それより結構するのね、美術の学校……入る為の、お教室の月謝も」 「え?」 「お月謝」 「ああ。高い?」 「高い。見て、こ...

小説『廃屋の画家』 | 2021.05.26 Wed 10:36

小説・廃屋の画家 #1

 画家はハタチで絵をやめた。最後に描いた油絵は噂通り、開かずの納屋の奥で裏を向いて立っていた。100号キャンバス、縦97cm・横162cm、それが2枚。  五月の連休前、放課後、拓海は美術室の裏の美術準備室にいた。 初めて石田の絵を見る拓海。石田は拓海に「やる」と言った書類を棚のような所から不器用に引き出そうとする。その弾みで余計な紙が次から次へと雪崩れ落ちるのに、石田は他人事のように難儀している。拓海が絵から離れてやって来て、もうこれ以上、何も雪崩れてこないように支えて、石田はやっと目当ての書類を抜き...

小説『廃屋の画家』 | 2021.05.26 Wed 10:30

光りが差す前に

透明 透き通った、凍えそうな、 遠くには見える、森がある 雲は、主張しない。まるで、朝だ。   どこ迄も朝、誰かにも。代わりはない凍えそうな空気。 薄い、ごく薄い。敏感なのは私達だけ。始まったのは朝。時間の存在、という気づき。   光りを少しだけ含んだ、過ぎ去る夜に照射される透明なものによって、青みを含む。 帰るのだろうか、帰ってくるのだろうか。 行くのだろうか、来るのだろうか。 逃げるのだろうか、捨て去られたのか。   宙ぶらりんの空、手放しの様な心持ち ...

誰でもないものの「区域」 | 2021.05.26 Wed 03:55

頭の中で考えたものを具現化出来る装置が欲しい(切実)

少し前に描いた、ハスター様夢絵。そのイラストには『何か凄まじくつらいことがあって泣いている女の子に、ハスター様が「俺様が何とかしてやるよ、今後のお前の運命を俺様に捧げるならな」みたいな甘言を囁いている』という背景で描いたのですが、ふと『何か凄まじくつらいことがあって泣いている女の子は実は両親がその願いを叶える為にハスター様に生贄にされていて、自分の所有物を傷つけられてハスター様激おこ』みたいな背景もなかなかいいなと思いついた、男女カプ厨の雪乃← しかも、人外×少女(笑) しかし個人的...

雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2021.05.25 Tue 19:22

詩『ぎんぶら:A Stroll On The Ginza』

Oに

with a kiss, passing the key | 2021.05.23 Sun 00:00

負社員 第13話 夢もロマンもへったくれも身も蓋も元も子もない

JUGEMテーマ:小説/詩   「ではここで、イベントの手順を実際に行っていきます」天津は三人の新入社員に告げた。  川を越えたところは、それまで辿ってきた岩の道よりも幾分広い、小部屋のようなスペースとなっていたが、広大とまではいえない。大人が五人以上一緒に佇めば窮屈だと感じるくらいの空間だ。 「大雑把に説明すると、まず岩を開き、そこから入り込み、しかるべき動作を行い、それからまた出て来て岩を閉じます」天津は言葉通り大雑把な説明をした。 「時間の目安はどのくらいですか」時中が質問する。 ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.05.22 Sat 20:41

山を越え、谷に沿って。

JUGEMテーマ:小説/詩   山を越え、谷に沿って進め。   痛みが自分の意識を凌駕するとて、   君は負けずに進め。   嵐の夜はつらかったね?   君には曇天の空が良く似合う。   今にも泣きだしそうなそんな空が君を見ている。   「愛している」   と言ったことがない。   誰にも、そんな気持ちは芽生えなかった。   ただひたすらに、山を越え、川に沿って、谷を進み、生きることをやり抜いた果てに   ...

Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2021.05.22 Sat 13:23

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