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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「役者とギャンブル 三角でもなく 四角でもなく 六角精児」 六角精児 著 ちくま文庫 9月16日に読み始め、9月27日に読了 個性派俳優として語られることの多い六角精児のエッセイ集。 『週刊現代』に連載されたエッセイをまとめた単行本を、文庫化にあたり、ある程度テーマ別にまとめて全2冊としたうちの1冊目。 実は、先に読んだこの本ではなく後に読むことになる2冊目に魅かれてこのエッセイ集を読もうと思った。 それではもう1冊の方から先に読めばいい...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.12.14 Sun 00:46
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ウナギの罠」 ヤーン・エクストレム著 瑞木さやこ訳 扶桑社ミステリー 9月12日に読み始め、9月23日に読了 いきなり腰巻の文句を書き出してみる。 『年間ベストにランクイン 「スウェーデンのディクスン・カー」による幻の名作! 1960年代のスウェーデンに、こんな不可解な密室殺人が眠っていたとは……。 折原一氏(作家) ウナギ取りの罠小屋の不可能殺人!』 さらに『2024年『このミス』5位入賞!』とも。 こ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.12.10 Wed 22:28
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「すごい科学論文」 池谷裕二 著 新潮新書 9月11日に読み始め、9月15日に読了 『週刊新潮』連載の科学エッセイをまとめた本。 もともと似たような連載は『週刊朝日』でされていたが、雑誌が休刊することとなり、『週刊新潮』から、ではウチでやりませんかと声がかかって移籍したという流れがある。 著者の専門は脳であり、『朝日』での連載時も脳に関する話題の割合が高かった。 『新潮』に移ってからは、脳に限らず科学全般の論文の紹介となっている。 今...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.12.07 Sun 22:47
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ババヤガの夜」 王谷晶 著 河出文庫 9月7日に読み始め、9月11日に読了 英国推理作家協会という団体がある。 略称はCWA(The Crime Writer's Association)。 この団体が主催・選定する賞は、アメリカ探偵作家クラブの主催するものと並んで、世界的に権威がある。 この翻訳部門の賞を日本人作家で初めて受賞したのが王谷晶、そして受賞作が今回読んだ「ババヤガの夜」だ。 正直言って聞いたことがなかった作家だったが、日本人初の言葉に誘われて読ん...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.12.04 Thu 21:13
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化」 長嶺重敏 著 講談社学術文庫 9月4日に読み始め、9月10日に読了 先日「立ち読みの歴史」という本を読んだことをこのブログに残した。 記事の中で、「立ち読みの歴史」の後ろにある『もっと読書史を読みたい読者に』にあった本を1冊読み終えたことを書いた。 それがこの「読書国民の誕生」だった。 2年ほど前に刊行されたのだが、その時は読もうかどうしようか迷って結局見送った。 「立ち読みの歴...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.12.02 Tue 23:59
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「9人はなぜ殺される」 ピーター・スワンソン著 務台夏子 訳 創元推理文庫 8月30日に読み始め、9月6日読了 先日「そして誰もいなくなった」を読んだことをこのブログに書いた。 そのミステリを読んだのは、言ってみれば、この「9人はなぜ殺される」を読む下準備だった。 本編の前に「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」の内容やトリックに触れていると説明されている。 「ABC殺人事件」は読んではないが、あのことだろうなくらいの予想はついている。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.26 Wed 20:34
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「西武池袋線でよかったね 郊外から東京を見直す」 杉山尚次 著 交通新聞社新書 8月27日に読み始め、9月3日に読了 店頭で著者の名前を見つけて驚いた。 人違いではなかった。 知っている人、もっといえば草野球でチームメートだった人だ。 草野球の試合の帰り、西武池袋線ひばりヶ丘駅までクルマで送ってもらったこともある。 ひばりヶ丘駅は杉山さんのご自宅の最寄り駅である。 出版社の社長・編集者なことは知っていたが、私の思っていたのとは違う...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.22 Sat 23:58
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「成瀬は天下を取りにいく」 宮島未奈 著 新潮文庫 8月24日に読み始め、8月29日に読了 2024年の本屋大賞受賞作。 言い換えれば2023年に刊行された日本の小説の中で、書店員が最も売りたいと思った本。 腰巻きの文句の一部を抜き書きする。 『最高の主人公、現る!』 最高の主人公とは、題名にも出てくる成瀬あかりのこと。 この成瀬あかりの、中学2年生から始まる活動が連作短編のかたちでつづられている。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.19 Wed 23:54
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「選挙漫遊記」 畠山理仁 著 集英社文庫 8月20日に読み始め、8月26日に読了 今年は7月に参議院選挙があった。 そのひと月前に刊行されたのがこの「選挙漫遊記」だ。 当然、話題になることを期待してこの時期の刊行にしたのだろう。 腰巻きの文句はこんな感じ。 『全国の投票率を少し上げたかもしれない伝説の書、ついに文庫化!』 (少し)(かもしれない)(ついに)は他の部分より小さくなポイントで、色も薄くなっている。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.18 Tue 23:49
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティー著 青木久恵 訳 ハヤカワ・クリスティー文庫 8月16日に読み始め、8月23日に読了 先日は同じクリスティーの「アクロイド殺し」を読んだが、今回は「そして誰もいなくなった」だ。 どちらも古典中の古典と言っていい作品だろう。 特に今回読み終えた作品は、多くのオマージュ作品を生んでいる。 私が一番強く記憶に残っているのは西村京太郎の「殺しの双曲線」だ。 もちろん海外の作品にもオマージュ作品は...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.16 Sun 23:50
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