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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「8つの完璧な殺人」 ピーター・スワンソン著 務台夏子 訳 創元推理文庫 5月27日に読み始め、6月6日に読了 まず初めにしばらく更新のなかった言い訳をする。 6月中旬に奈良在住の叔母が倒れ、闘病生活に入った。 そして先週亡くなった。 9歳年上の私の父はまだ存命というのに。 容態がかなり悪くなってからは更新する気になれなかった。 さらに今思い返すと、この間に読んだ小説は深くまで読めてなかった気がしている。 初七日が明けた...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.09.12 Fri 22:41
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「8つの完璧な殺人」 ピーター・スワンソン著 務台夏子 訳 創元推理文庫 5月27日に読み始め、6月6日に読了 まずはじめにしばらく更新のなかった言い訳をさせてほしい。 6月に叔母が倒れ闘病生活に入り、先週亡くなった。 かなりなかがよかt
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.09.12 Fri 21:49
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『ルポ「トランプ信者」潜入一年』 横田増生 著 小学館新書 5月25日に読み始め、6月1日に読了 ユニクロやアマゾンへの潜入取材で知られるジャーナリスト横田増生が、今回選んだ先は「トランプ信者」の集団だった。 今まではいわば経済を知るための潜入だったが、今回は政治を知るための潜入といえそうだ。 興味と期待を持って読み始めた。 腰巻の文句は以下のとおり。 『潜入ルポの傑作が大幅加筆して新書化 トランプ現象と斎藤現象はつなが...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.22 Fri 22:37
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「録音された誘拐」 阿津川辰海 著 光文社文庫 5月21日に読み始め、5月26日に読了 著者の第一短編集「透明人間は密室に潜む」は粒ぞろいだった。 その中でも特に印象の残っているのが「盗聴された殺人」だった。 探偵所長とその助手の名(迷)コンビによる掛け合いはテンポがよく、読み終わったときにシリーズ化してほしいという願望を持った。 そういった願望を持ったのは私だけではなかったのだろう、今度は長編でこのコンビが帰ってきた。 読むしかない...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.21 Thu 23:27
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「鉄道会社はどう生き残るか」 佐藤信之 著 PHPビジネス新書 9月13日に読み始め、9月20日に読了。 今年は日本に鉄道が走り始めて150年の節目になる年だ。 そのこともあって、夏あたりから新書も含め、鉄道本が多く刊行されている印象がある。 そしてそれは鉄道記念日である10月14日の前まで続いていた。 通常私は4冊に1冊のペースで新書を読んでいる。 ところが私の読書ペース以上に鉄道の新書が刊行されている。 そこでこの秋は、2冊に1冊のペース...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.21 Thu 22:38
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『うまれることば、しぬことば』 酒井順子 著 集英社文庫 5月13日に読み始め、5月23日に読了 酒井順子というエッセイストは、私にとっては鉄子の代表みたいな位置づけだ。 だから読んできた彼女の本は、もっぱら鉄道を題材としたものばかりだった。 だが書かれた内容を丁寧に読んでいくと、エッセイストなのだから当たり前といえば当たり前なのだが、「ことば」を大事にしているなと思わされることが何度もあった。 その酒井女史が「ことば」を題材にしたエッ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.18 Mon 22:05
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「炎の色(上・下)」 ピエール・ルメートル著 平岡 敦 訳 ハヤカワ文庫 読了 「その女アレックス」で、日本でも一躍人気となったフランス人作家ピエール・ルメートルの最新作。 また「天国でまた会おう」に続く、3部作の2巻目でもある。 もっとも訳者あとがきによると、3巻目はまだ本国でも刊行されておらず、著者による構想が語られている段階のようだ。 私はわりと本については付き合いのいい方で、3部作とあると1巻目を読んで面白いと思ったら2巻目...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.18 Mon 21:20
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「オレたちのプロ野球ニュース 野球報道に革命を起こした者たち」 長谷川晶一 著 新潮文庫 2月11日に読み始め、2月18日に読了。 2月8日のこのブログの記事内で、伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」について書かれた本に少しだけふれた。 著者はディレクター・プロデューサーとして番組にずっと関わり続けた山田修爾氏。 中の人が書いた本と言っていいだろう。 今日取り上げる本は、伝説のスポーツ報道番組を外の人が書いた本と言えようか。 と書いたもの...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.17 Sun 23:10
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ビリー・サマーズ(上・下)」 スティーヴン・キング著 白石朗 訳 文藝春秋 5月9日に読み始め、5月20日に読了 2024年の翻訳ミステリランキング、主要どころ3社すべてで2位だったのがこの「ビリー・サマーズ」。 安定感(?)を売りにしたいのか、腰巻では『今年の最高のミステリーを読むなら、まずコレを選べば間違いない!』と。 1位ではないのに、逆転の発想的な売り言葉に苦笑してしまった。 著者のスティーヴン・キングは言わずと知れた...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.15 Fri 00:23
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『鉄道路線に翻弄される地域社会 「あの計画」はどうなったのか?』 鐵坊主 著 ワニブックス【PLUS】新書 5月3日に読み始め、5月11日に読了 鉄道解説系YouTuberである鐵坊主の本は、KAWADE夢新書から2点刊行されている。 もっぱらこの新書で出続けるとばかり思っていたのだが、昨年末に別の新書から出た。 それが今回取り上げる本だ。 KAWADE夢新書の2点は、YouTubeで取り上げたものを文章化にしたものだった。 こちらはどうかというと、よくわからない...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.08.13 Wed 22:14
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