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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「将棋で学ぶ法的思考」 木村草太 著 扶桑社新書 12月20日に読み始め、12月22日に読了 扶桑社新書は、マイナビ新書とともに将棋を題材にしたものの割合が他の新書より高いというイメージが私にはある。 扶桑社もマイナビも、新聞社から分社して設立された流れがあり、新聞社は将棋界のいわばパトロンの役回りをしている関係で、将棋本を多く出しているのだろうと推測している。 将棋界が盛り上がれば、新聞社にも何らかの恵みがもたらされることだろう。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.12 Wed 22:45
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「グラスバードは還らない」 市川憂人 著 創元推理文庫 12月14日に読み始め、12月20日に読了 パラレルワールドの∪国を舞台としたマリア&漣シリーズの第3弾。 今回は地元のA州を離れニューヨークで捜査を進めている。 読み進めていくうちに主人公の二人のキャラクターが徐々に鮮明なものになってきた。 頭を使う前に行動してしまう上司のマリア。 マリアにブレーキを掛けつつ、冷静沈着に行動する部下の漣。 今回も盛り沢山な内...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.10 Mon 22:26
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「最終列車」 原武史 著 講談社文庫 12月8日に読み始め、12月17日に読了 “鉄”学者、原武史先生は、講談社のPR誌『本』に「鉄道ひとつばなし」という連載を持っていた。 その連載をまとめたものが講談社現代新書で4点出ている。 だが連載は終了し、『本』自体も連載終了の1年後に休刊となってしまった。 4点目の「思索の源泉としての鉄道」に収められていない、比較的新しい記事は単行本化されていなかった。 その単行本化されていない連載...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.09 Sun 21:13
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「復活の歩み リンカーン弁護士(上・下)」 マイクル・コナリー著 古澤嘉通 訳 講談社文庫 12月7日に読み始め、12月13日に読了 リンカーン弁護士と異名を取るミッキー・ハラーを主人公とするシリーズも第7弾に。 異母兄である元刑事ハリー・ボッシュとのコンビネーションは公私どちらの場面でも強くなっている。 前作で無実の服役囚を開放したハラー、その場面の映像が流れたことで、ハラーのもとに、私も無実だ、私の話を聞いてほしいという手紙が...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.08 Sat 18:57
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「現代人のための 読書入門 本を読むとはどういうことか」 印南敦史 著 光文社新書 12月2日に読み始め、12月7日に読了 昨年の7月に「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本を読んだことをこのブログで記事にした。 共感するところが多かった本だが、今回読んだ本も共感するところが多かった。 まあ根底のところで重なる部分がかなりあったと思うので、そりゃそうだろうなという気もしている。 著者は年間700冊以上の本を読み、ウェブ媒...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.06 Thu 22:56
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「検事の死命」 柚月裕子 著 角川文庫 12月1日に読み始め、12月6日に読了 テレビドラマ化もされた佐方貞人シリーズの3作目。 検事時代に限って言えば2作目になる。 全3話からなる中扁集といった位置づけになるが、3話目は比較的長く、2話に分けられている。 目次から転記する。 第一話 心を掬う 第二話 業をおろす 第三話 死命を賭ける 「死命」刑事部編 第四話 死命を決する 「死命」公判部編 最初にこの本を手...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.05 Wed 22:17
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」 福井県立図書館 編著 講談社文庫 11月25日に読み始め、12月1日に読了 2月に入ったのとほぼ同時に、読書記録もやっと2024年12月に入った。 早く2025年に入りたいところだが、この月は結構よく読んでいる。 2ヶ月の間隔を詰めるのにはまだかなり時間がかかるだろう。 私はよく、単行本時に話題になった本を文庫化されたときにひっそりと読むことをする。 今回読んだこの本も、単行本刊行時に話題になっ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.02 Sun 22:24
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「愚者の街(上・下)」 ロス・トーマス著 松本剛史 訳 新潮文庫 11月19日に読み始め、11月30日に読了 新潮文庫の海外名作発掘プロジェクトによって“見つけられた”作品。 アメリカでの発表年が1970年、50年以上も埋もれたままでいたわけだ。 著者のロス・トーマスといえば、かの内藤陳が『ロス・トーマスを読まないのは人生のロス』と言っていたことを思い出す。 著作はというと、今はなき早川書房のミステリアス・プレス文庫で刊行され...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.01 Sat 22:15
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「持続可能な交通まちづくり―欧州の実践に学ぶ」 宇都宮浄人・柴山多佳児 著 ちくま新書 11月14日に読み始め、11月24日に読了 題名にある『交通まちづくり』という言葉はまだ日本では浸透していない。 交通とまちづくりが結びついていない、距離がある関係といっていいだろう。 だがヨーロッパでは交通とまちづくりが結びついて、街が活性化した例がいくつもある。 ヨーロッパの成功例をあげ、日本でも交通まちづくりがもっと広がる指針となるよう書かれたのがこ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.01.29 Wed 22:55
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「雷神」 道尾秀介 著 新潮文庫 11月12日に読み始め、11月18日に読了 道尾秀介による「神」シリーズの第3弾。 今から選手が入場するのを待つような高揚感を持って読み始めた。 落雷によって人生が変わってしまった家族三代の物語。 私こと藤原幸人の一人称視点で語られている。 彼の一人娘夕見は、まだもの心がつく前にマンションの4階から植木鉢を落としてしまい、それが夕見の母親の事故死につながった。 幸人はそのことを伝えず...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.01.28 Tue 22:02
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