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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
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読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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なぜこの著者がこの新書に

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『なぜ東急沿線に住みたがるのか 「ブランド路線」再考』 永江朗 著 交通新聞社新書 10月16日に読み始め、10月22日に読了。   以前『「日本列島改造論」と鉄道』を読んだ後にあげた記事で、「交通新聞社新書は扱いづらい」と書いた。 この新書の本は、私の関心のあるテーマばかりで、それ故に読む基準を高くしている。 基準を高くしないとこの新書ばかり読むことになってしまう。 だからいくつかの要件をクリアした本だけを読むことにしている。 だが今回読ん...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.11 Tue 23:03

現智の人とだから通じ合う

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『完本 しなやかな日本列島のつくりかた 藻谷浩介対話集』 藻谷浩介 著 新潮文庫 読了   金曜日に途中まで書いたところでアップを断念、週末のうちに書き足してアップしようと思っていたのだがそうもいかず、すっかり間が空いてしまった。 気を取り直して書き進める。   『デフレの正体』『里山資本主義』の著者である藻谷浩介が、”現智の人”13人と対話、それをまとめたのがこの本。 ”現智の人”とは、まえがきから引用すると『特定...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.11 Tue 22:55

使命感の強さに頭が下がる

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「統一教会との格闘、22年」 鈴木エイト著 角川新書 8月6日に読み始め、8月19日に読了   安倍晋三元首相の銃撃事件直後から、マスコミへの登場が急増した人物がいる。 その人物がこの本の著者、鈴木エイト。 ありふれた苗字とカタカナの名前とのミスマッチで、話している内容より名前の方ばかりが頭に残った。 また最近では事件の初公判があり、その際にコメントを出していてまた目にするようになった。   いつものように腰巻の文句を並べてみる。 ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.08 Sat 23:27

小説家は満州を目指すのか

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「地図と拳(上・下)」 小川哲 著 集英社文庫 8月4日に読み始め、8月15日に読了   第168回直木賞、第13回山田風太郎賞受賞作。 2025年の集英社文庫のフェア・ナツイチの一冊(上下巻だから二冊か)でもある。 ナツイチの一冊だからということで腰巻の文句の大部分はフェア共通のものだが、一部違うところがあるのでそこを書き出してみる。 上巻が『満州の地図に託した人々の夢』で、下巻が『正義の拳が戦争の惨劇を生む』。 題名が織り込まれていて、なかな...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.06 Thu 22:41

警告へと繋がる坊主の分析

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『鉄道会社 データが警告する未来図』 鐵坊主 著 KAWADE夢新書 11月9日に読み始め、11月22日に読了。   かなりショッキングな副題だ。 普通の感覚では『データから読み取る』とか『予測する』といった言葉を使うところではないだろうか。 だが『警告する』ときた。 この言葉からは楽観的なことが書かれているとは予想できない。 収められた叢書はKAWADE夢新書だというのに、夢もチボウもないではないか。 大げさにいえば覚悟を持って読み始めた。  ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.06 Thu 21:21

その本質は「遊び」に通ず

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる』 浦久俊彦 著 インターナショナル新書 7月17日に読み始め、7月20日に読了。   書店の店頭でこの本を見つけたとき、初めて目にする著者の名前であったが、それでもすぐに買おうと思った。 新書はテーマの他に著者で選ぶことも多いのだが、この本は題名で選んだ。 まず主題の『リベラルアーツ』、詳しくは後述するが、この主題も関心のあるテーマだった。 だが何より惹かれたのは副題の『「遊び」を極めて賢者にな...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.05 Wed 17:50

バネにはしてこなかった…

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「コンプレックス文化論」 武田砂鉄 著 文春文庫 2021年12月25日に読み始め、2022年1月3日に読了。   この年末年始をまたいで読んだ本。 当初の予定では旧年中に読み終える予定だったが、並行して読んでいた「ある詩人への挽歌」を読むスピードが上がらず、割りを食った格好でこちらの本は年越しとなってしまった。   本の腰巻きに書かれた文を引用すると、『カルチャーの源泉と現在を探る評論』『文化はコンプレックスから生まれる!』とある。 全10回...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.05 Wed 17:43

著者の実家も雑貨屋だった

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「昭和の消えた仕事物語」 澤宮優 著 角川ソフィア文庫 7月27日に読み始め、8月5日読了   今年2025年は昭和が始まって100年目の年にあたる。 そのため昭和を振り返るというテレビの特集が、夏ごろを中心によく見られた。 今回読んだこの本は、刊行は5月末。 8月に向けて、昭和の話題が増えることを見越しての刊行ではないかと推測した。 実際テレビだけでなく、出版物でも昭和という元号を題名に含んだものが多かった印象がある。 この本の元版である単...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.11.03 Mon 10:32

自己肯定感が低い“わたし”

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「レベッカ(上・下)」 デュ・モーリア著 茅野美ど里 訳 新潮文庫 7月21日に読み始め、8月3日に読了   「檜垣澤家の炎上」を取り上げたときに書いたことだが、この小説の腰巻きに『小公女』×『細雪』×『レベッカ』 とある。 「レベッカ」だけは小説の内容を知らなかったので、近いうちに読みたいと思った。 で、今回読んでみた。 「檜垣澤家の炎上」のどの部分が「レベッカ」なのか、その点を確認したかった。   レベッカといえば、...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.10.29 Wed 23:34

ちょっとズレてる気もして

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ナゾの終着駅」 鼠入昌史 著 文春新書 7月16日に読み始め、7月26日に読了   基本的に、交通新聞社新書以外で刊行される鉄道関係の新書は全部読むようにしている。 交通新聞社新書まで手を伸ばすと毎月2冊くらい読まないと追いつかないので、この新書だけはハードルを高く設定している。 交通新聞社新書とは逆にというか、文春新書には鉄道本のイメージがあまりなかった。 さらに今回読んだ本の著者は、今まで聞いたことがない名前だった。 珍しいなと思い...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.10.29 Wed 00:30

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