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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
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読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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将棋の対局写真を50年撮影

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『将棋カメラマン 大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」』 弦巻勝 著 小学館新書 6月3日に読み始め、6月9日に読了。   出版界における将棋ブームもここまで来たかと思った。 新書1冊に収まる手頃なテーマはもうなくなったのかなと思っていた。 歴史だったり、養成機関である奨励会の話だったり、最年長棋士に書かせたり、こういった本が出て、付き合いの良い私はどれも読んでいる。 それが、文章を書く人ではなく、将棋の写真を撮る人に本を書かせるとい...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.17 Wed 22:19

17年ぶりの新作に満足満足

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「鵼の碑」 京極夏彦 著 講談社ノベルズ 5月28日に読み始め、6月6日に読了。   今まで京極堂シリーズと書いてきたが、本の腰巻きには『百鬼夜行シリーズ最新長編』とある。 版元は『百鬼夜行』シリーズと呼んでいたのか。 百鬼夜行とは、日本の説話に出てくる鬼や妖怪のこと。 今年になってからこのシリーズの「塗仏」「陰摩羅鬼」「邪魅」と読んできたのは、この最新刊を読みたかったから。 シリーズは刊行順に読みたがるんです、私は。   ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.13 Sat 22:53

師匠もかつては弟子だった

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「絆 騎士たち 師弟の物語」 野澤亘伸 著 新潮文庫 5月22日に読み始め、6月2日に読了。   2年半前に読んだ「師弟 棋士たち 魂の伝承」の第2弾ともいうべきノンフィクション。 前回は期待以上に面白かったと書いた覚えがあるが、今回は期待通りの面白さだったと書いておきたい。 今回のほうが、読む前の期待が大きかったのでこのような表現となっている。   ただ残念に思ったことが一つある。 同じシリーズ作品といっていいのに、別々の文庫に収...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.09 Tue 22:25

楽しみなシリーズの幕開け

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「処刑台広場の女」 マーティン・エドワーズ著 加賀山卓郎 訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 5月18日に読み始め、5月27日に読了。   小説はこの作品が初の紹介だという。 著者は、2020年に英国推理作家協会賞ダイヤモンド・ダガー賞(巨匠賞)の受賞している。 巨匠と呼ばれる存在だったら、もっと日本で翻訳が進んでいいように思うので不思議な気がした。 最初に、『小説は』と書いたが、ミステリ作家に関する「探偵小説の黄金時代」というノンフィクション作品はす...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.08 Mon 22:58

人気の解説者の「観る力」

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「林陵平のサッカー観戦術 試合がぐっと面白くなる極意」 林陵平 著 平凡社新書 5月14日に読み始め、5月21日に読了。   元Jリーガーで現在は解説者としても活躍している著者が、主にどういった点に注目して試合を観ているかを明かした本。 ほとんどカバーと変わらない高さの腰巻きをしていることで、出版元がかなり力を入れていることが推測できる。 実際よく売れているようで、2月に刊行されて、私が持っているのは奥付が3月31日の第3刷。 ひと月ちょっと...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.05 Fri 22:59

珍しくもSF小説を読んで

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「盤上の夜」 宮内悠介 著 創元SF文庫 5月12日に読み始め、5月17日に読了。   第1回創元SF短編賞に選ばれた『盤上の夜』を含む連作短編集。 デビュー作にして日本SF大賞を受賞している。 SFをあまり読まない私がなぜこの本を読むことにしたか、それは6編すべてが盤上・卓上の遊戯をモチーフとしており、その中に将棋も含まれているためだ。   以下短編の題名とその中で描かれた遊戯を書き出す。    『盤上の夜』     囲碁 ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.02 Tue 22:27

「欺す衆生」の前に読めば

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「東京輪舞(ロンド)」 月村了衛 著 小学館文庫 11月16日に読み始め、11月23日に読了。   ブログ自体に接続できなかったり、忘年会があったりして、ブログを更新できずにいた。 今日からは、年末まで毎日更新を目指すことにする。   夏に「欺す衆生」を読んだが、同じ月村了衛による小説。 刊行順でいうと、この「東京輪舞」のほうが先だ。 この本の解説を読んで、失敗したなあと思ったことがある。 解説の杉江松恋によると、この「東京輪舞」は著...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.02 Tue 21:33

タフな者だけが生き残れた

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「室町は今日もハードボイルド 日本中世のアナーキーな世界」 清水克行 著 新潮文庫 5月6日に読み始め、5月13日に読了。   単行本刊行時に話題となった覚えのある本。 この文庫の腰巻きにも『「室町ブーム」の火付け役による痛快・日本史エンタメ!』とある。 「室町ブーム」の火付け役は別にいたような気がするが、それでも2ヶ月前に『室町ワンダーランド あなたの知らない「もうひとつの日本」』という本を出したように、この著者はブームに薪をくべ続け風を...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.06.30 Sun 15:02

解決に向かって猪突猛進す

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「キュレーターの殺人」 M・W・クレイヴン著 東野さやか 訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 5月5日に読み始め、5月11日に読了。   このところ毎月一冊ずつ読み進めている、イギリスの風光明媚な地域カンブリア州を舞台にした刑事ワシントン・ポーシリーズの三作目。 というか、著者による謝辞の中にあるように〈ポー&ティリー〉シリーズと書いてしまいたい。 主人公ポーのキャラクターに惹き込まれるのだが、相棒と言っていい分析官ティリー・ブラッドショーも人間味が...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.06.28 Fri 22:29

気になって寝られないほど

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「睡眠の科学 改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか」 櫻井武 著 講談社ブルーバックス 4月28日に読み始め、5月5日に読了。   2010年に出た本の改訂版。 2017年に出ている。 なぜ今になって読んだのか、理由は二つある。 まずこのところ睡眠不足だという自覚があるので、その解消のための知識を得たかったから。 もう一つは、いつも行く書店で講談社ブルーバックスのフェアをしていて、その中の1冊としてこの本があったから。   もともと若...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.06.22 Sat 23:54

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