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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるのか」 酒井隆史 著 講談社現代新書 7月5日に読み始め、7月9日に読了 偶然なのか必然なのかよくわからないが、このところ『ブルシット・ジョブ』という言葉を何度か目にした。 日本では2020年に刊行された「ブルシット・ジョブ ―クソどうでもいい仕事の理論」という翻訳書の中で紹介されている概念だ。 副題にある通り、『クソどうでもいい仕事』と訳されている。 その翻訳書を近所の書店で探し...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.08.04 Sun 22:56
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「神の悪手」 芦沢央 著 新潮文庫 7月2日に読み始め、7月5日に読了。 将棋を題材にした5編からなる連作短編集。 著者の芦沢央の作品を読むのは、これが3作目。 特に選んでいるわけではないが、いずれも新潮文庫。 同じ編集者なのかは知らないが、同じだとしたら、私の好みに近いのかもしれない。 腰巻きには『ミステリ短編集!』と書かれているが、ミステリというよりミステリ風の小説というのが私の感覚。 また『このどんでん返しが切な...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.08.02 Fri 22:48
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦」 原島由美子 著 文春文庫 6月25日に読み始め、7月4日に読了。 書店でなんとなく手にとって、プロローグを読み始めた。 するとそこにはよく目にした人物の名前があった。 えっ?と思い、この本を読もうと思った。 その人物の名は坂田信久。 サッカーファンであればこの名前にピンと来る人も多いだろう。 日本テレビのプロデューサーとして、冬の選手権の首都圏開催を成功に導く。 またヨーロッパと南...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.31 Wed 22:27
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「グレイラットの殺人」 M・W・クレイヴン著 東野さやか 訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 6月22日に読み始めて、6月30日に読了 イギリス国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課に所属する二人を主人公とする「ポー&ティリー」シリーズもこの作品で4作目。 シリーズますます快調といったところで、英国推理作家協会賞のイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞している。 ただこの賞は、ジェームズ・ボンドを生んだイアン・フレミングの名が冠されている通り、本来...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.29 Mon 22:18
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」 三宅香帆 著 集英社新書 6月17日に読み始め、6月23日に読了。 店頭で見かけたとき、題名に共感した本。 そのうち読むことにしようと思っていたところ、気がつくとベストセラーになっていた。 私の持っているのは、2024年5月19日発行の3刷。 初刷が4月22日なのでひと月も経たないうちに二度増刷したことになる。 大変喜ばしい。 最初に題名に共感したと書いたが、私が社会人一年目・二年目のとき...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.25 Thu 22:49
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾 著 講談社文庫 6月16日に読み始め、6月21日に読了。 昨年の後半は東野圭吾の『探偵ガリレオ』シリーズを続けて読んだ。 一段落したところで、今年はもう一つの人気シリーズである『加賀恭一郎』ものを読もうと思っている。 第8の事件の「新参者」は間違いなく読んでいて、傑作だと思った覚えがある。 第9の事件の「麒麟の翼」も読んでいると思う。 それほど印象に残っていないのは、前作ほど面白いとは思わなかったから...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.23 Tue 22:06
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「マチズモを削り取れ」 武田砂鉄 著 集英社文庫 6月11日に読み始め、6月16日に読了。 ちょうどこの本を読んでいる時期に、世界経済フォーラムから各国のジェンダー・ギャップ指数と順位の発表があった。 ジェンダー・ギャップ指数とは、男女の平等性を表す指数で1に近いほど平等、0に近いほど不平等。 日本は0.663で146ヶ国中118位。 まあとても胸を張っては言えない順位だ。 参考までにすぐ上の117位がネパールで116位が中東のバーレーン。 イスラム...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.22 Mon 22:54
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「すべての罪は血を流す」 S・A・コスビー著 加賀山卓朗 訳 ハーパーBOOKS 6月7日に読み始め、6月15日に読了。 前作「頬に哀しみを刻め」が、『このミステリーがすごい!2024年版 海外編』で1位を獲得した著者の最新作。 「頬に哀しみを刻め」の次の作品でもある。 日本で紹介されるのは3作目。 前2作は、乱暴に言ってしまうと、仕方なく犯罪に手を染める黒人が主人公だった。 今回は立場が変わって、黒人保安官が主人公となっている。 &nb...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.20 Sat 18:40
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『将棋カメラマン 大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」』 弦巻勝 著 小学館新書 6月3日に読み始め、6月9日に読了。 出版界における将棋ブームもここまで来たかと思った。 新書1冊に収まる手頃なテーマはもうなくなったのかなと思っていた。 歴史だったり、養成機関である奨励会の話だったり、最年長棋士に書かせたり、こういった本が出て、付き合いの良い私はどれも読んでいる。 それが、文章を書く人ではなく、将棋の写真を撮る人に本を書かせるとい...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.17 Wed 22:19
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「鵼の碑」 京極夏彦 著 講談社ノベルズ 5月28日に読み始め、6月6日に読了。 今まで京極堂シリーズと書いてきたが、本の腰巻きには『百鬼夜行シリーズ最新長編』とある。 版元は『百鬼夜行』シリーズと呼んでいたのか。 百鬼夜行とは、日本の説話に出てくる鬼や妖怪のこと。 今年になってからこのシリーズの「塗仏」「陰摩羅鬼」「邪魅」と読んできたのは、この最新刊を読みたかったから。 シリーズは刊行順に読みたがるんです、私は。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.07.13 Sat 22:53
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