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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
このテーマについて
読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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犯人はヒーローにはなれず

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「朱色の研究」 有栖川有栖 著 角川文庫 読了。   有栖川有栖による、臨床犯罪学者火村英生がホームズ役となるシリーズの一冊。 ホームズ役と書いたが、この題名を最初に見たとき、多くの人がそうだと思うのだが、私は「緋色の研究」を連想した。 シャーロック・ホームズがデビューした作品名だ。 私はホームズ物はほとんど読んでいない。 この「緋色の研究」もそう。 もしかしたら、「朱色」を読む前に「緋色」を読んでおいたほうが良かったのかもしれないと...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.27 Sun 20:56

J入り目指す新世代も紹介

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『フットボール風土記 Jクラブが「ある土地」と「ない土地」の物語』 宇都宮徹壱 著 カンゼン 読了。   先月、和辻哲郎の文庫本「風土 人間学的考察」を買ったことを書いた。 自分でも予想していたが、見事に積ん読状態となったままだ。 だが12月に入って購入したこの「風土記」は、一度読み始めたら読み終わるまでにそれほど時間はかからなかった。   基本的には、将来のJリーグ入りを目指してJFLや地域リーグで戦っているクラブを取材し紹介したものであ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.26 Sat 22:19

ふたりは彼女につかまった

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「どっちが殺す?」 M・J・アーリッジ著 佐田千織 訳 竹書房文庫 読了。   竹書房といえば麻雀関係の出版社として知られている。 「麻雀遊戯王」といったYou Tubeチャンネルも共同運営していて、かくいう私もよく見ている。 麻雀ばかりかというと最近はそうでもない。 翻訳ミステリのジャンルにも参入していて、今回読んだのがそのうちの一冊「どっちが殺す?」だ。   題名やカバーのイラストを見て、監禁された二人が織りなす心理サスペンスかと思った...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.20 Sun 22:49

新聞記事から論文まで含む

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「現代日本を読む −ノンフィクションの名作・問題作」 武田徹 著 中公新書 読了。   今度はどんな新書を読もうかなと探していたときに見つけた本。 新聞や雑誌等に寄稿した著者の文章を読んだことがあり、まとまったものを読んでみたいと思うようになった。 テーマも面白そうだったのでレジへ持っていった。   あらためて著者はどんな人物かといえば、ジャーナリストを経て、現在は専修大学文学部ジャーナリズム学科教授。 正直に告白すると、武田薫と混...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.17 Thu 22:35

星はずっと照らし続けてた

「七つの海を照らす星」 七河迦南 著 創元推理文庫 読了 唐突でもないのだが「アルバトロスは羽ばたかない」という小説を読もうと思った。 普段足を運ぶ書店になく、大規模店に行って見つけたところ、その本の横にもう一冊同じ著者の本があった。 腰巻に目をやると横にあった本は「アルバトロス〜」と主人公が同じで、こちらのほうが時系列でいえば前になる。 いつもの私のタチが出て、「アルバトロス〜」の前に読むことにしたのがこの「七つの海を照らす星」だ。 書名にも「七つの海」とあるが、架空の街七海(ななみ)市...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.10 Thu 22:14

外側から見たユニクロ帝国

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ユニクロ帝国の光と影」 横田増生 著 文春文庫 読了。   かなりあいまいな話なのだが、3年か4年前の週刊文春のある号を、特集が気になったのか買った。 もはやどんな特集に興味があったのかは覚えていないが、その号の中でユニクロの店舗に店員として潜入し働いたジャーナリストのルポが載っていたのは覚えていた。 面白くてなかなか読ませたからだ。 そこで文庫になったら読んでみようかとその時に思った。 で、今年の8月に「ユニクロ潜入一年」という題名でつ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.06 Sun 22:13

このミステリ作家がすごい

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「その裁きは死」 アンソニー・ホロヴィッツ著 山田蘭 訳 創元推理文庫 読了。   雑誌自体は見てはいないのだが、ウェブで今年の週刊文春年末恒例の「週刊文春ミステリーベスト10」の海外部門1位を確認した。 予想通り、今回取り上げる「その裁きは死」が1位となっている。 著者ホロヴィッツは、一昨年が「カササギ殺人事件」、昨年が「メインテーマは殺人」、そして今年と3年連続で1位を獲得している。 この本の裏側の腰巻に書かれている二人の編集者の言葉がちょ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.12.03 Thu 22:09

世紀の落球はなぜか8月だ

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『世紀の落球 「戦犯」と呼ばれた男たちのその後』 澤宮優 著 中公新書ラクレ 読了。   野球で落球といって思い出すプレーがどれだけあるだろうか。 私がパッと思いつくのは宇野勝と星稜高校のファーストの落球だ。 私と同世代の野球好きならば、多くの人が俺もそうだというと思うのだがどうだろう。   この本では、後々語られることになるほど大事なところで落球をしてしまい、どん底を見た3人が取り上げられている。   著者はノンフィクション...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.11.30 Mon 22:28

異端の将棋指し二人の歩み

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「盤上の向日葵(上・下)」 柚月裕子 著 中公文庫 読了。   水曜日からあまり体調が良くなくて、昨日も一日寝ていた。 今日はなんとか起きて加藤拓己のいる早稲田大学の試合を見に行こうと思っていたのだが、午前中はやはり寝ていて行かず。 やっと体調も上向きになったと思い午後からは外出することにしたけれど、結局この週末は一試合も生観戦できなかった。 読書のほうはといえば、金・土と読む気力が持てず、今日の午後からやっと本が読めるようになった。 ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2020.11.29 Sun 20:52

へそ曲がりセブ島暮らし2020年 その(44) 『レイテ島捕虜新聞』を書いた本を読む

 日本へ行った時は必ず神保町の古本屋街へ足を運ぶが、昨年『ジャパン・レイル・パス』を利用して東京に泊まった時は、その古本屋街至近のホテルに泊まった。 【写真−1 アメリカと旧ソ連の捕虜の扱い方がまるで違うことが分かる】  古本屋街での目当ては太平洋戦争の戦史物や従軍記録などだが、特に激戦場となったフィリピン関係は背表紙だけを見て、中を開かずに購入することは多い。  これはフィリピン・ルソン島で敗戦直前に戦死した叔父の部隊の足跡を調べ、叔父の最後の場所、状況を知りたいのが動機だが、これ...

セブ島工房 | 2020.11.27 Fri 19:40

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