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日本に生まれた我々が、
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日記今昔――昔の付録が面白い

JUGEMテーマ:わが日常  日記を始めたのは中学時代だった。博文館の当用日記だったと思う。当時ユーモア作家として人気のあった佐々木邦の『いたづら小僧日記』に影響され、ずいぶん気取って書いて、後で恥ずかしくなって破り捨てた。  その後、悩み多き青春時代には書くことが多くなって、原稿用紙マス目の自由日記を愛用、一年間に何冊にもなった。就職・結婚の20代から30代は博文館の三年連用日記を愛用した。やがて教師生活が忙しくなって、日記から遠ざかった。  50代、ワープロ専用機、NEC文豪を手に入れて...

見る 読む 歩く | 2021.01.03 Sun 16:52

今年逝った人びとを偲ぶ―除夜の鐘を聴きながら

JUGEMテーマ:日本文学  今年、コロナ禍の中で小学校以来の無二の親友、好二さんが亡くなった。脳梗塞で長い闘病の末だった。高校時代の友人も心臓疾患で急逝した。無常迅速が身に染みた1年だった。     さよなら 好二君   奥さんからの 涙の電話で知った 君の旅立ち   いつかは 必ず来る どうしようもない 別れだが   まだまだ先 と思っていた 会えなくても 話せなくても   いつまでも この世にいて欲しかった 大事ななポン友 好二君   長い長い交遊の跡を たどってい...

見る 読む 歩く | 2020.12.31 Thu 08:30

校長は反逆児―NHK

JUGEMテーマ:時事問題      NHK[総合]で放映された「校長は反逆児」(2020年12月29日(火) 午後3:05〜午後3:36 5月の再放送)    東京世田谷区にある公立の桜丘中学校。校則なし、スマホOK、授業も無理にでなくてもいい。学校の常識を根底からくつがえす取り組みは教育界で注目を集めてきた。10年かけて学校を変えてきたのが、校長の西郷孝彦さん(65)。自由すぎる方針には反発や疑問の声もあったが、信念を貫いてきた。その胸の奥にある思いとは?校長室に設置した定点カメラの映像で、...

見る 読む 歩く | 2020.12.29 Tue 19:52

経歴虚構(嘘)と『火垂るの墓』―野坂昭如年譜と『ウィキペディア(Wikipedia)』

JUGEMテーマ:日本文学  最も新しい野坂昭如年譜は『文藝別冊』(2016・4)の水越真紀作成「野坂昭如年譜」だ。そこには1945年(昭和20年)、「六月五日、神戸大空襲、家は全焼、養父は行方不明、養母は大やけどを負う。八月、昭如は恵子を連れて福井県春江町の親戚方に疎開。八月二二日、恵子死去(餓死)」と記載。以後、経歴虚構(嘘)関連では、1967年(昭和42年)、「三月、水口のアイディアで、『婦人公論』誌に空襲と妹の餓死を描いた手記『プレイボーイの子守唄』が、養母を死んだことにしたことで罪悪感に苛まれる、八月...

見る 読む 歩く | 2020.12.20 Sun 19:40

野坂昭如の経歴虚構(嘘)の始まり

JUGEMテーマ:日本文学 「あの人に会いたい―野坂昭如」と、NHKが電波に載せた野坂昭如は、本当の野坂昭如とは重要な事実が間違ったナレーションとして流れ、私の会いたい野坂さんではなかった。かつて野坂昭如はその「重大な誤り」をトレードマークとして登場した作家で、その虚像は長く通用した。しかし、野坂昭如自身がその「重大な誤り」を時間をかけて修正、やがて全く否定した。その事実を無視して、1970年代80年代当時の「虚像」のまま、2020年の現在、日本最大のメディアが報じたことに、私は驚いた。 ...

見る 読む 歩く | 2020.12.18 Fri 19:39

NHK「あの人に会いたい」の野坂昭如は虚像

JUGEMテーマ:日本文学  NHKの「あの人に会いたい―野坂昭如」(12/12)はいい番組だったが、実は事実でないこと(嘘)を、番組は流した。それは何か。問題提起をする。          番組の中で「野坂さんの人生が一変したのは、終戦の直前 突如神戸の街を襲った大空襲でした。家を焼かれ養父母を亡くした野坂さんは……」とナレーションが流れる。この「養父母を亡くし」は事実と違う。養父の戦災死は本当だが、養母は死んでいない。空襲で大やけどはした...

見る 読む 歩く | 2020.12.17 Thu 16:45

あの人に会いたい―野坂昭如

JUGEMテーマ:日本文学    今朝(12・12)のNHK「あの人に会いたい―野坂昭如」を観た。かってマスコミを賑わせた顔で、懐かしかった。久しぶりに彼の活躍した当時を思い出した。そういえば、野坂昭如の命日は三日前の12月9日だった。奇しくも漱石の忌日、同じ日に開高健も亡くなった。      「漱石忌開高野坂もこの日逝く」 雪峰        

見る 読む 歩く | 2020.12.12 Sat 08:13

「没後50年 三島由紀夫氏追悼の集い 憂国忌」 その2

JUGEMテーマ:日本文学  「没後50年  三島由紀夫氏追悼の集い 憂国忌」の第二部は「薔薇と海賊」名場面の朗読が行なわれた。村松英子、西岡徳馬、村松えりの出演だったが、ベテラン村松英子の声もよく通り、ドラマの展開に合わせての、隣の役者への身振り振る舞い、流石の演技演技だった。    第三部は追悼挨拶「五十年目の真実」、執行草舟、竹本忠雄、川口マーン恵美、富岡幸一郎、松本徹氏らが登壇した。在独三十数年という川口マーン恵美氏は、フランスの三島由紀夫人気に比べてドイツが低い原因を語っ...

見る 読む 歩く | 2020.11.26 Thu 14:13

没後50年 憂国忌 三島由紀夫氏追悼の集い

JUGEMテーマ:日本文学  11月25日は、作家三島由紀夫の命日で、「没後50年  三島由紀夫氏追悼の集い 憂国忌」があった。会場の星稜会館(千代田区永田町)に着いた時は、開会の2時少し前、大変な混雑の受付を済まして2階の大ホールに上がったが、もう満員で、立ち見の一人となった。幸い第一部の「鎮魂式」の済んだ後は座れたが、疲れた。               第一部の神事「鎮魂式」の始まる前の会場 ▼      「招魂」などの神事が全員起立や...

見る 読む 歩く | 2020.11.26 Thu 08:36

焼津・八雲避暑の家 明治村(2002年)

JUGEMテーマ:日本文学  明治村に焼津の小泉八雲滞在の家を訪れたのは、2002年5月29日。三河八橋の在原寺や犬山城を訪ねた後に寄ったのだった。明治村は広大で、見所も多かったが、漱石。鴎外の家や露伴旧居など、文学関係中心に歩いて、焼津・八雲避暑の家の前に出た。当時は一階は開放されていて、自由に出入りが出来た。    箪笥やだるまなどの展示、焼津と八雲の関係を記したさまざまな掲示があった。表に「駄菓子」の看板がかかって、中では裸電球がともって、みやげ物などを売っていた。修学旅行中の...

見る 読む 歩く | 2020.11.22 Sun 05:01

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