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日本に生まれた我々が、
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透谷 美奈子出会いの碑 町田ぼたん園

JUGEMテーマ:日本文学   ★自由民権の碑は三多摩自由民権運動のリーダーだった石阪昌孝の広大な邸宅跡(現在は町田ぼたん園)に建つ。ぼたん園の門をくぐり、左手に進んで「奥庭」の手前に建つ。「自由民権の碑 透谷 美奈子出会いの地」と刻まれた主碑に、「自由民権と透谷文学に深くかかわるゆかりの地を顕彰するため、この碑を建立する」を記した碑が入り組む形で建てられている。碑文は建立に尽力した一人の色川大吉。      

見る 読む 歩く | 2020.09.13 Sun 12:26

自由民権の碑――透谷美那子出会いの地  町田・ぼたん園

  JUGEMテーマ:日本文学    ★自由民権の碑――透谷美那子出会いの地、を訪ねた。町田駅からのバスを薬師丘で降りた。薬師池を左に見ながら▲、右手の坂道を進む。ばたん園の案内標識が所々立っているから、安心。9月になったがまだ暑い。予報は33℃。自販機で冷たい飲み物買って、ゆっくり歩く。               ★坂道の右手にぼたん園の塀が見えてくる。▲昔々の石坂邸の跡だ。                      ★町田・ぼたん園入り口 ▲...

見る 読む 歩く | 2020.09.09 Wed 05:27

北村透谷の墓 側面に妻美那子「昇天」の文字

JUGEMテーマ:日本文学  ★高長寺の透谷の墓はいつも友人たちと一緒にお参りしているが、今回は一人。ゆっくりお参りした。左の祖父の墓、右の父母の墓の間に「透谷北村紋太郎墓」が建っている。▲        ★透谷墓の側面に「透谷妻美那子 昭和十七年四月十日昇天 七十八才」と3行に刻まれている。▲  透谷夫妻は元来キリスト教徒で仏名もなかったが、東京芝・瑞聖寺からこの高長寺に改葬された際に、寺は透谷に「透谷院無門章賢居士」、美那子に「透門院章室貞観大姉」の戒名を贈った。 ...

見る 読む 歩く | 2020.09.07 Mon 04:42

小田原・高長寺 北村透谷・小田切英雄の墓

                                      高長寺本堂 ▲   ★透谷の墓のある小田原・高長寺に、妻みゆきと自分の墓を求めた、と恩師小田切秀雄は書いた(『文学時標』1998・8・25)。 長男の住む九州宗像市の寺に、妻は自分と「わたし」の墓地を買ってあったが、透谷の墓のある寺の墓地が売りに出されていることを知って、「九州よりここの方が...

見る 読む 歩く | 2020.09.05 Sat 07:38

北村透谷碑 小田原市

JUGEMテーマ:日本文学                       城址公園の北村透谷碑 2001・8・30 撮影   ★昭和初年に、小田原で透谷碑建立が企画され、小田原旅館組合の尾崎享司や詩人福田正夫らよって、県当局に建立の申請が出されたが、治安維持法成立間もない昭和初年当時のこと、民権思想や過激な論調、自殺等を理由に許可が下りなかった。この時藤村は「答申書」提出等尽力して許可を得、北村ミナと基金を拠出、地元も募金を行って昭和四年、小峯公園の旧藩主を祀る大久保神社境内に、設計は...

見る 読む 歩く | 2020.08.28 Fri 12:00

町田薬師池公園―東京どんぶらこ(東京新聞 8・22)

JUGEMテーマ:日本文学 ◆昨日の東京新聞に、東京どんぶらこ―町田薬師池公園 が載った。薬師池公園は、何度も訪れた所で懐かしい。   ◆薬師池公園右手の方に少し歩くと民権の森がある。三多摩自由民権のリーダーだった石阪昌孝の墓や北村透谷・美那子出会いの碑がある。今、透谷のことを調べていて、民権の森を歩いた頃の記録、写真を探しているが、なかなか見つからない。再訪するにも、コロナ禍の炎天下で、ためらってしまう。  

見る 読む 歩く | 2020.08.23 Sun 15:27

小田切秀雄没後20年 先生の色紙

JUGEMテーマ:日本文学   ◆小田切先生の色紙                                               ある時、小田切先生から突然電話があって、「君とは長いつきあいだが、まだ君の家に行ったことが無い。一度表敬訪問をしたいが、どうかね」とおっしゃる。びっくりし恐縮もしたが、もちろん喜んでお受けした。気のはやい先生は、その翌日早速お見えになった。手土産にされたケーキの店サンスーシの女将(おかみ)は、鷗外論などもある聖心出の人で――とか、東京新...

見る 読む 歩く | 2020.08.13 Thu 07:15

ニッポンの書評(豊崎由美)

JUGEMテーマ:日本文学  著者の「書評の役目は大八車の押し手」という考えには全くもって同感。この表現を見て、昔、呉智英が『読書家の新技術』で紹介していた足立巻一『やちまた』に対する朝日新聞のアナグラムまで使ってある熱のこもった書評を思い出した。評者が心底その本を薦めたいと思っているなら、その熱は文章からハッキリ伝わるし、読み手はその熱をしっかり受け止めなくてはいけないという例として呉は紹介していたのだが、この『ニッポンの書評』では、著者自身が見事な「大八車の押し手」ぶりを発揮していて...

本、読みました。 | 2020.07.31 Fri 21:21

文学賞メッタ斬り! 受賞作はありません編(大森望・豊崎由美)

JUGEMテーマ:日本文学  2007年の本なので語られているネタとか小説は古いんだけど、大森・豊崎コンビの語りは十分楽しめる。私が通常の文壇事情に関心がないせいか、選考委員ネタには初めて知ったこともあり満悦。まあ、4冊目なので「ああ、また言ってる」程度の感じ方が強くなっているのは事実だけどね。それでも津村陽さよなら特集みたいなのもあって楽しい作りになっている。それにしてもこの中で取り上げられている作家の中には「今何してるんだろ?」的な人もちらほら居て、13年という時の流れを感じたね。 ...

本、読みました。 | 2020.07.09 Thu 12:23

海の見える理髪店(荻原浩)

JUGEMテーマ:日本文学  表題作は初めから注意して読んでいればオチは予想できただろうが(なぜこんな理髪店まで来た? 店主には別れた妻と子供がいる?等)、床屋へ久しく行ってない身としては、描かれる散髪の過程に以前通っていた理髪店を思い出し、自分が散髪してもらっている気分で気持ちよく読み進めたために全然気づかなかった。文章が気持ち良くて、ほぼ散髪してもらったような読後感。「いつか来た道」は家族に同じ病気の者がいるので早い段階で展開は読めた。一種の「あるある感」だね。「遠くからの手紙」は戦...

本、読みました。 | 2020.06.02 Tue 20:10

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