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日本に生まれた我々が、
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花まんま(朱川湊人)

JUGEMテーマ:日本文学  短編集。どれも明示されていないが懐かしい昭和の風景。空気の匂いまで伝わってくるような文章。巻頭の「トカピの夜」と巻末の「凍蝶」は差別が背景にありその描写が切ない。表題作の「花まんま」は生まれ変わりの話。その意味でSFだが、その有り得なさを不自然に感じさせずに物語が進む。読後「あってもいいよね、こういうこと」という感想。イカン、少し疲れているかも。他に3編収録。(2019.11.26読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:00

ホテルローヤル(桜木紫乃)

JUGEMテーマ:日本文学  表題のラブホテルに関わりのある人たちをそれぞれ主人公にした短編集。現在から過去という実際とは逆の時間軸で物語が並べられている。そのため、登場人物のその後を既知しながら読むことになるが、冒頭作の「シャッターチャンス」だけはその後がわからないため、二人のこの先が不透明だった。もっともこれは私の読解力不足かもしれない。個人的にベストだったのは「星を見ていた」。切ない、痛いし切ない。そう感じるのは現実にありそうな話だからなのかな。(2019.11.7読書メーターにUP) ...

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 21:41

対岸の彼女(角田光代)

JUGEMテーマ:日本文学  著者の直木賞受賞作。痛い。心に沁みる。青春小説であり中年小説。事実、現在と主人公と関わりの深い人物の高校時代が交互に描かれる。主人公は女性だが、本作のテーマは性別を選ばない。出会い、友情、そして別れ、どれも切ない。年を重ねることの意味を見つけることで、主人公は長い間自分を覆っていた殻から抜け出すことができたが、第三の人物(ナナコ)は何をしているのか。それを明らかにしない理由も示されているが気にはなる。結局、小夜子、葵、ナナコとも同じだし、そこが切ない。(...

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 21:35

空中ブランコ(奥田英朗)

JUGEMテーマ:日本文学  直木賞を受賞した程度の知識しかなくて読み始めたので、2つめの作品の4ページ目で、これは傍若無人な神経科医を狂言回しに置いた連作集だと気付いた。毎回、彼の所に診察の訪れる患者が主人公。いずれも原因不明の症状に困り果てての来院だが、それらの患者を神経科医はビタミン注射と真意不明の奇妙な対応で完治させてしまう。各話とも最後は清々しいが、特に、色気たっぷりだが無愛想な看護婦が最後に感情を見せるシーンは最終話は微笑ましい。(2019.9.26読書メーターにUP)   に...

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 21:25

敦煌(井上靖)

JUGEMテーマ:日本文学  井上靖の本は随分前に読んだことがあるが、これは初読。 懐かしい、というのが最初の読後感。最近の日本の小説は内面に目を向け過ぎていて物語性をあまり感じさせない作品が多いように思う。時代の違いかもしれんけどね。出版されたのが昭和34年か。高度成長期に書かれたと思うと、主人公の一直線な無鉄砲さも理解できる。 働き方改革の時代では理解されにくいかもしれませんが…。(2019.8.5読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.07 Thu 15:56

教団X(中村文則)

JUGEMテーマ:日本文学  読後、思い浮かんだのは「セックスは世界を救う」(笑)。冗談はさておき(いや、必ずしも冗談とは言い切れないんだけど)、主要人物たちの独白で各自の背景を明らかにさせたり、カットバックだかフラッシュバックだかの映像的手法を使ったりと、表現方法が多様。ただ、やっぱり長く感じてしまう。それとストーリーの途切れを強く感じた。政治絡みの場面は直截的すぎる印象。最近のこの手の小説はこういうものなのかなぁ。だとしたら、私には読み解けんのだろうねぇ…。(2018.5.27読書...

本、読みました。 | 2020.05.07 Thu 11:05

レキシントンの幽霊(村上春樹)

JUGEMテーマ:日本文学  短編集。村上春樹を読むのはこれが初めて。いい加減、一度は読んでおいたほうがいいだろうと以前より思っていたが、そんな時に初読するならこれがいいと誰かが何かで薦めていた(うーん、いい加減な記憶だな)のを買って一読、懐かしい感じ。高校の頃に読んだ太宰治とか安倍公房とか外国のナントカという作家とかを思い出した。語り手以外の登場人物のモノローグで進行する話が好みかな。「沈黙」と「七番目の男」。でも、語り手のモノローグで進行する表題作もいいな。ここから彼の長編に移る...

本、読みました。 | 2020.05.06 Wed 12:22

舟を編む(三浦しをん)

JUGEMテーマ:日本文学  映画を見たので原作には手を出さずにいたが、広辞苑第七版を予約したのを機に読んでみた。時間的制約からか映画では省かれていた西岡や岸辺の物語がしっかり描かれており、映画とは別の深みを感じた。それにしても登場人物たちの「辞書編集者的連想」(文庫版28P)の豊かさは凄くもあり可笑しくもあり。そういえば、映画を見て紙のぬめり感が気になって広辞苑第六版を買ったんだったが一度も開いていなかった。よし、と本棚から取り出しページを繰ってみた。年齢のせいで油気の無くなった指に...

本、読みました。 | 2020.05.06 Wed 11:42

現代小説のレッスン(石川忠司)

JUGEMテーマ:日本文学  積読状態から抜き出して読んでみた。何故この本を買ったのか覚えてない。巻末の引用作品索引のうち数冊しか読んだことないし…。(笑) この本では、プロローグに出てくる「内言」「描写」「思弁的考察」の3つのツールを使いながら現代小説を分析しているようだけど、村上龍、村上春樹、水村美苗のところが理解しやすかった。まあ、これは個人的に関心を持っている作家だからだろうけどね。また私小説に関する考えも、かって中村光夫の「風俗小説論」を熟読した身としては思うところの...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 10:29

〆切本(夏目漱石など全90人)

JUGEMテーマ:日本文学  作家や編集者等、著述に関わる人たちの「〆切」に関するエッセイ等をまとめたもの。皆さん、苦労してるんだな。夏目漱石はどこか偉そうだ、とか、柴田錬三郎はこんなに情けない言い訳を書くのか、とか、他にもたくさん、作家の「本音」が詰まっている。特殊状況下での本音ですけどね。他には、編集者の高田宏の文章が印象に残った。どこか勘違いしている作家先生というのはいるんだね。作家の素顔が覗ける一冊。(2017.11.9読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 10:21

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