[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 日本文学のブログ記事をまとめ読み! 全606件の54ページ目 | JUGEMブログ

>
日本文学
  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

日本文学

このテーマに投稿された記事:606件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c216/12487/
日本文学
このテーマについて
日本に生まれた我々が、
最も身近な文学。
このテーマの作成者
作者のブログへ:「utawo2009」さんのブログ
その他のテーマ:「utawo2009」さんが作成したテーマ一覧(3件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 49  50  51  52  53  54  55  56  57  58  59 >

敦煌(井上靖)

JUGEMテーマ:日本文学  井上靖の本は随分前に読んだことがあるが、これは初読。 懐かしい、というのが最初の読後感。最近の日本の小説は内面に目を向け過ぎていて物語性をあまり感じさせない作品が多いように思う。時代の違いかもしれんけどね。出版されたのが昭和34年か。高度成長期に書かれたと思うと、主人公の一直線な無鉄砲さも理解できる。 働き方改革の時代では理解されにくいかもしれませんが…。(2019.8.5読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.07 Thu 15:56

教団X(中村文則)

JUGEMテーマ:日本文学  読後、思い浮かんだのは「セックスは世界を救う」(笑)。冗談はさておき(いや、必ずしも冗談とは言い切れないんだけど)、主要人物たちの独白で各自の背景を明らかにさせたり、カットバックだかフラッシュバックだかの映像的手法を使ったりと、表現方法が多様。ただ、やっぱり長く感じてしまう。それとストーリーの途切れを強く感じた。政治絡みの場面は直截的すぎる印象。最近のこの手の小説はこういうものなのかなぁ。だとしたら、私には読み解けんのだろうねぇ…。(2018.5.27読書...

本、読みました。 | 2020.05.07 Thu 11:05

レキシントンの幽霊(村上春樹)

JUGEMテーマ:日本文学  短編集。村上春樹を読むのはこれが初めて。いい加減、一度は読んでおいたほうがいいだろうと以前より思っていたが、そんな時に初読するならこれがいいと誰かが何かで薦めていた(うーん、いい加減な記憶だな)のを買って一読、懐かしい感じ。高校の頃に読んだ太宰治とか安倍公房とか外国のナントカという作家とかを思い出した。語り手以外の登場人物のモノローグで進行する話が好みかな。「沈黙」と「七番目の男」。でも、語り手のモノローグで進行する表題作もいいな。ここから彼の長編に移る...

本、読みました。 | 2020.05.06 Wed 12:22

舟を編む(三浦しをん)

JUGEMテーマ:日本文学  映画を見たので原作には手を出さずにいたが、広辞苑第七版を予約したのを機に読んでみた。時間的制約からか映画では省かれていた西岡や岸辺の物語がしっかり描かれており、映画とは別の深みを感じた。それにしても登場人物たちの「辞書編集者的連想」(文庫版28P)の豊かさは凄くもあり可笑しくもあり。そういえば、映画を見て紙のぬめり感が気になって広辞苑第六版を買ったんだったが一度も開いていなかった。よし、と本棚から取り出しページを繰ってみた。年齢のせいで油気の無くなった指に...

本、読みました。 | 2020.05.06 Wed 11:42

現代小説のレッスン(石川忠司)

JUGEMテーマ:日本文学  積読状態から抜き出して読んでみた。何故この本を買ったのか覚えてない。巻末の引用作品索引のうち数冊しか読んだことないし…。(笑) この本では、プロローグに出てくる「内言」「描写」「思弁的考察」の3つのツールを使いながら現代小説を分析しているようだけど、村上龍、村上春樹、水村美苗のところが理解しやすかった。まあ、これは個人的に関心を持っている作家だからだろうけどね。また私小説に関する考えも、かって中村光夫の「風俗小説論」を熟読した身としては思うところの...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 10:29

〆切本(夏目漱石など全90人)

JUGEMテーマ:日本文学  作家や編集者等、著述に関わる人たちの「〆切」に関するエッセイ等をまとめたもの。皆さん、苦労してるんだな。夏目漱石はどこか偉そうだ、とか、柴田錬三郎はこんなに情けない言い訳を書くのか、とか、他にもたくさん、作家の「本音」が詰まっている。特殊状況下での本音ですけどね。他には、編集者の高田宏の文章が印象に残った。どこか勘違いしている作家先生というのはいるんだね。作家の素顔が覗ける一冊。(2017.11.9読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 10:21

命売ります(三島由紀夫)

JUGEMテーマ:日本文学  三島由紀夫ってこんな小説も書いていたんだねぇ…というのが読後最初の感想。「仮面の告白」や「金閣寺」などのイメージとは随分かけ離れた作品だが、週刊プレーボーイに連載されていたというから、客層には合っていたのかもしれない。自殺に失敗した事をきっかけに自分の命を売るという広告を出した主人公だが、なぜか死ぬのは依頼主たちの方で、主人公は生き延びる。やがて命が惜しくなった主人公は逃げ回ることになるが…。最後に謎が解き明かされるが、うーん、どうだろう? こう...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:35

女ざかり(丸谷才一)

JUGEMテーマ:日本文学  自分の書いた社説がもとで配置換えされそうになった新聞社の女性論説委員が、その理由を探りだし周囲の人間も使って何とか阻止しようとするお話。発表されたのは25年ほど前で、当時話題になったのは覚えている。確か映画化されたはず。あちこちに贈与や交換として風習を語る箇所が出てきたので学生時代に読んだボールディングの「贈与の経済学」を思い出した。丸谷才一というと純文学の作家だとイメージだったが、純文学でも面白いストーリーの作品もあるのね。認識を新たにしたよ。(2017.9.13...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:34

東雲の途(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:日本文学  シリーズ四作目。今回は、信之介の出身の藩が大きく物語に関わってくる。最後で、信之介が一作目から物語の底に暗く漂っていた自分の過去にひとつの区切りをつけたといえるが、となると、このシリーズ、次作から物語の構成要素がひとつ欠けることになるのか・・・? それはともかく、信之介の故郷の藩での話がもっと多くしたほうが良かったのではないか。少なくても全体の3分の1は充ててほしかった。そこが薄かったため話のヤマ場がぼやけてしまったし、仕掛けが大きかったわりに、面白さが...

本、読みました。 | 2020.05.04 Mon 12:52

木練柿(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:日本文学  シリーズ三作目は四編収録の短編集。どれもシリーズの脇役から話が始まっている。特に三番目の「宵に咲く花」は岡っ引きの息子の嫁を中心に添えた謎解きが目。だが、個人的には最初の「楓葉の客」がイチ押しかな。小間物問屋の女中頭おみつに“ナンパ”を仕掛ける不審な男と、その小間物問屋で意に沿わない嫁入りから逃れるために万引きする町娘とが、最後にひとつの犯罪に繋がっていることが明らかになる構成は見事。同心、岡っ引き、小間物問屋、この3人のメインキャストの関係性...

本、読みました。 | 2020.05.04 Mon 12:51

このテーマに記事を投稿する"

< 49  50  51  52  53  54  55  56  57  58  59 >

全606件中 531 - 540 件表示 (54/61 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!