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JUGEMテーマ:短歌 未来の相(すがた) 未来はひとつの形ではなく、いくつもの「相」をまとって私たちの前に現れる。 日記には書けないけれど、封筒に託すことはできる相。今日の延長線上で、そっとトッピングのように変わっていく相。 屋上のドアを開けた瞬間に、まぶしい地平としてひらける相。教科書の絵では描ききれない、自分の絵の具で塗り足していく相。 仕掛けを組み立てるように、自ら動かしはじめる相。未来は予言ではなく、完成品でもない。 私たちが生きるたびに、そっと姿を変えながら...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.18 Sun 08:09
JUGEMテーマ:短歌 家族のまなざし 家族を思うとき、胸の奥にふっと立ち上がるのは、声や匂い、光や影のような、形にならない“気配”です。 失う怖さを抱えながらも、私たちはその気配に支えられ、過ぎていった時間のあたたかさに、そっと触れ直すことができます。 母の声が風のように聞こえる瞬間も、桜の下で描いた丸い円の記憶も、写真の中で真ん中に立つ小さな君を見つめるまなざしも、 すべてが今の私たちを包む“家族の相”として息づいている。 消えてしまうものはあっ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.17 Sat 17:30
JUGEMテーマ:短歌 「雪の様々」 冬の空から降りてくる白は、いつも同じようでいて、決して同じではない。 降り始めの白、朝日に返す白、汚れてなお光を抱く白、 そして記憶の奥で静かに息づく白。 今日の短歌は、その移ろいゆく「雪の様々」を追いかけるように生まれた。 光と影、孤独とぬくもり、生活と記憶。 ひとつの季語が、七つの世界を照らしてくれた一日だった。 降り始め 世界を染めて 純白の 時の咆哮 夜は更け行く 一歩ずつ 闇をにじます 粉雪の 午前六時の 道の足跡 初恋の また...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.16 Fri 16:55
JUGEMテーマ:短歌 風化ざわめき 時がゆっくりと削り、覆い、さらっていく場所には、いつも静かなざわめきが潜んでいる。 それは、かつての声の名残であり、いまもなお生きようとするものの微かな息づかいであり、 人の記憶がふっと揺れ戻る瞬間でもある。 砂漠の果ての遺跡も、故郷のシャッター街も、解体現場の赤土も、食卓に残された西瓜の残骸でさえ、 その奥には「風化」という名の時間が流れている。 乾いたる 砂漠の果ての 楼蘭は 流れる砂の 行方も知らず 昔見た 通いの道に ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.15 Thu 15:23
JUGEMテーマ:短歌 呼応する宇宙 人は小さな地球に生まれながら、なぜかいつも宇宙を見上げてしまう。 無限の闇に言葉を失う夜もあれば、星に見返されるような瞬間もある。 身体の奥で傷が治っていく不思議に、外の宇宙と同じ秩序を感じることもある。 そして、人類は蟻の一歩ほどの前進を積み重ねながら、今日も希望を乗せて旅立っていく。 六つの短歌は、そんな“宇宙と人間の呼応”をそれぞれの角度から照らし出した。 外の宇宙と内なる宇宙が交差する、その静かな瞬間を集...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.14 Wed 09:20
JUGEMテーマ:短歌 夜の相 夜はひとつの顔を持つだけの存在ではない。 静けさ、孤独、境界、空洞、そして浄化――触れるたびに違う表情を見せる、多面体のような時間帯だ。 今日の五首は、その「夜の相」を探る旅だった。外の景色を詠んでいるようでいて、実は心の奥に触れたときに生まれる揺れを描いている。 終電の遠い響き、自販機の灯り、空洞の待合室、影と足音、そして月光の洗い。 それぞれが、夜という鏡に映った“私”の姿をそっと照らし出す。 この五首は、夜を詠んだ歌ではなく...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.13 Tue 17:18
JUGEMテーマ:短歌 夜の長さ 夜は、ときに寂しさを連れてくるけれど、その奥には、昼には見えない光や、生きものが巣へ還るような静かな安らぎが潜んでいる。今日の五首は、そんな“夜の肯定”をテーマに、星の息遣い、帰巣の足どり、境目の色彩を通して、夜型であることの誇りと優しさをそっと描いたものたち。 夜を生きる者の胸に、静かな灯りがともるように願って。 ほんのりと 退く夜を 見送って 何故だか遠くを 見つめていたい 朝と夜の その縁どりの 夕焼けに いちばん綺麗な...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.12 Mon 10:00
JUGEMテーマ:短歌 音から始まった日 今日という一日は、そっと掌にのるほど静かで、それでいて胸の奥をふわりと押し上げるような光を帯びていた。 昨日の続きのようでいて、まったく新しい始まりでもある。空を見上げれば、天は微笑み、その微笑みの余白から、白い雪が静かにこぼれ落ちてくる。いい日が、今日もまた、静かに訪れている。 落としたる 十円玉は キンカララ 音も空気も 震える寒波 ばばぬきの 好きな大人は 嘘つきで 負けてる君は 仮面をはずす 人間の ふりしてだます 物...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.11 Sun 16:58
JUGEMテーマ:短歌 グリコのおまけ 創作というものは、ときに作者の意図を軽やかに裏切り、 「おまけ」のつもりで置いた一首が、 もっとも深く人の心に触れることがある。 苦しんで生んだ歌は、実はその“おまけ”を咲かせるための土壌となり、 力を抜いた瞬間にこそ、言葉の本音が姿を現す。 今日の十二首は、その不思議な真理を静かに教えてくれた。 ざわめきを 胸に秘めたり 夕雀 冬の嵐の 雲が過行く クッキーを サクサクポリっと 噛む音の 風のメロディー 一人楽しむ ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.10 Sat 16:17
JUGEMテーマ:短歌 冬の花 花は、季節の色をまといながら、ときに景色を変え、ときに心の奥の記憶をそっと照らす。 祝福の白も、冬を生き抜く赤も、香りに宿る恋も、静かな別れの庭に立つ花水木も── すべてが、ひとつの「花」という名のもとに集まり、人の時間と寄り添いながら、静かに咲いては散っていく。 今日の短歌は、その花たちが見せる五つの瞬間をすくい上げた、小さな物語のようなもの。 花が導く光と影、そのどちらも抱きしめるように詠んだ一日だった。 透き通る 泉のごとき 花嫁の ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.09 Fri 16:48
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