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JUGEMテーマ:短歌 笑顔でほどく 消防の うなるサイレン 午前四時 眠りを破りて 地の底へ去る 今朝は、午前四時消防のサイレンが鳴り、近づいてきましたが幸いに又遠ざかりました、どこかで火事があったのでしょう。心配と安堵が同時に起こる複雑な心境です。 真っ白い ドレスに赤い 髪飾り 一年が過ぐ 孫の一生 孫の一歳の誕生日のお祝いです 推敲 真白なる ドレスに赤き 髪飾り 孫の一生 過ぎる一年 帰りきて 鏡に映る 目のくぼみ 口角あげて 笑顔をつくる 仕事...
短歌の小路 | 2026.09.30 Wed 07:31
JUGEMテーマ:短歌 花の糸 雨粒を ひとつ抱きて 祈りしか 彼岸の空に むく花の糸 彼岸花が雨に洗われてきれいです。おしべが糸のように曲がってふっくらとした輪郭をつくって天に祈っているようです。 推敲 雨粒を ひとつ抱きて 祈りつつ 彼岸の空へ むく花の糸 穂の花の 銀にゆれ立つ すすき原 ふと思い出す 秋の七草 もうすすきの花が咲き始めていますね 推敲 穂の花の 銀にそよぎて すすき原 ふと思い出す 秋の七草 米を研ぐ 一合半...
短歌の小路 | 2026.09.29 Tue 07:31
JUGEMテーマ:短歌 お出かけ日和 ごうごうと 風の地声の 朝の底 深き泉の 眠りを覚ます 今朝はごうごうと風の鳴る音が地に響いて眠りの中に入り込んできました。大きな池の底にでもいるような気配でした。 推敲 ごうごうと 風の地声の 朝の底 深き泉の 眠りひらけり 水の膜 纏いし我の 静寂は 羽音ひとつに 心みだるる 朝の静かな始まりに、迷い込んだ蚊の一匹のために心が乱れてしまいました。 推敲 水の膜 まとひし朝の 静寂を 羽音ひとつが そっと裂きたり &nb...
短歌の小路 | 2026.09.28 Mon 07:22
JUGEMテーマ:短歌 青き陽炎 折りたたむ 傘の冷たさ 水時計 雨の残り香 ぽつりと刻む 雨の一休み濡れた傘をたたむと雨の雫がぽつりと輝きながら落ちていきます。水時計みたいなリズムですよ。 入院の 母を見舞いの 峠道 空を慕いて 雨の彼岸花 昨日は再入院の母を見舞いに行きました。激しい雨の中でした。 こんこんと 眠れる母の 帰りぎわ 「気を付けてね」と 目を開けて言う 病院の母はただ眠るばかり、たいした会話もなく過ぎる時間。 紋白の 重...
短歌の小路 | 2026.09.27 Sun 07:34
JUGEMテーマ:短歌 澄みし秋の夜 降りそうな 天に祈りの 空深く 田にも街にも ほどよき恵 降りすぎても降らなさ過ぎても困る雨、命の水だから点にに文句は言えないけど、適度に降らせてくださいましな。 推敲 降りそめて 天に祈りの 空深く 田にも街にも ほどよき恵み 幽玄の 夜にとけゆく 朧月 宮の祭りの 雅楽流れき 昨日が観月祭でした。お宮の雅楽の音が聞こえ来るよう。 推敲 幽玄の 夜にとけゆく 朧月 宮の雅楽の 音の流れき ...
短歌の小路 | 2026.09.26 Sat 07:58
JUGEMテーマ:短歌 我がアンダンテ 雲の縁 暖めながら 陽はのぼる 観月の夜へ 衣装をたたむ 今日は観月祭、満月の夜は曇りかもしれない。太陽は今、周りの雲を照らしながら登っています。 推敲 観月の 祭り支度の 衣にぞ 雲のふちより 陽は昇りゆく 取り忘る 白き衣に 月光は 白い光を さして清めぬ 昨日の夜、取り込み忘れた白い上着に満月の光が、雲間よりかすめる一瞬がありました。 推敲 取り忘れし 白き衣に 月光の 触れるひとさし 白さ深まりぬ ...
短歌の小路 | 2026.09.25 Fri 07:35
JUGEMテーマ:短歌 日毎たのしむ 秋晴れの 空の底まで 透きとおる 網戸の小蛾に 風そよぎたり 案外に本格的な秋晴れの空は少ないものです。一年で一番いい季節のその数日です。 推敲 秋晴れの 空の底まで 透きとほり 網戸の小蛾に 風そよぎたり とりこんで 手に触るるもの みなさやか 秋晴れの日の 白きワイシャツ 洗濯ものがすぐに乾いて気持ちいいですね 推敲 とりこみて 手に触るるもの みなさやか 秋晴れの日の 白きワイシャツ 草原を 一直線...
短歌の小路 | 2026.09.24 Thu 07:22
JUGEMテーマ:短歌 みかんの棘 夏行きて 空一段と 高くなる どこまでも行け そうな秋の路 もう夏の気配は退いて、抜ける青空、澄んだ空気、一番いい季節がやってきた。 推敲 夏行きて 空一段と 高くなり どこまでも行けそうな秋の路 背なの月 母の見守る 心地して 秋の夜道を 投函に行く お手紙をポストに入れるまで背中の月が見守っているようでした。 万葉の ふる里詠みし 歌二片 母に見せんと 便箋に書く 施設の母に見せるために白い便箋に歌を書きました ...
短歌の小路 | 2026.09.23 Wed 07:19
JUGEMテーマ:短歌 真実を映せし鏡 敬老の 声かけられず うれしくも 寂しくもあり 連休は過ぐ 敬老の日が終わり、子供からも妻からも何も言われなかった。まだ高齢者とは、見られていいないと、少しほっとしたような複雑な気持ち 推敲 敬老の 名を呼ばれずに 過ぎし日を うれし寂しは 語らずにおく ざわめきは 水打つ如く 鎮まれり 仕切る力士は 呼吸を合わす 趣味の歌はあまり詠んだことがないのですが、相撲の立ち合いにある一瞬の静寂です。 推敲 ざわめきの 水...
短歌の小路 | 2026.09.22 Tue 07:24
JUGEMテーマ:短歌 花の時計 雲間より 光の梯子は おろされて 鳥は斜めに それを横切る 推敲 雲間より 光の梯子は おろされて 鳥の斜めに 消ゆるその影 垂直に 垂れる蔦の葉 ちさき窓 透ける青空 湖のはて 推敲 垂直に 垂るる蔦葉の ちさき窓 湖(うみ)のはてなる 透けし青空 待つ人は だれも無口で 風をみる 蕎麦屋の入口 入る人出る人 推敲 待つ人は だれも無口で 前をみる 蕎麦屋の椅子の 重き静けさ...
短歌の小路 | 2026.09.21 Mon 07:35
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