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JUGEMテーマ:短歌 澄みゆきにけり 半月の ひかりやさしく 足に触れ 夜はただただ 静かなりけり 窓に足を向けて寝そべっていました。そのとき薄っすら半月のひかりが足先を照らしているのに気がつきました。 推敲 半月の ひかりやさしく 足に触れ 夜はただただ 澄みゆきにけり 大根の 双葉に立てる 札の文字 風の言霊 「水をやってね」 図書館の玄関のプランターに大根の双葉が芽を出していました。その傍に「水をかけてあげてね」と書かれた立て札とじょ...
短歌の小路 | 2026.10.20 Tue 07:56
JUGEMテーマ:短歌 緑萌え立つ 降る前に 声をひそめる 生きしもの 低き曇天 うなる胎動 今日の風景は虫の声小鳥は鳴かず、身を隠して雨に備えているのかもしれない。 推敲 降る前に 声をひそめる 生きものの 低き曇天 うなる胎動 書架並ぶ 読み終えし本 友として 心の鏡の ようにならびぬ へ〜そうなのかと思う事の多き人生 推敲 書架並ぶ 読み終えし本 友として われの心を 映せし鏡 ほつれゆく 都市の隙間の ねこじゃらし ひそめる野良...
短歌の小路 | 2026.10.19 Mon 07:25
JUGEMテーマ:短歌 涙のかたち 一年の 美しき秋の あかね色 ことり鳴くころ 光澄みゆく 穏やかな朝 電線に小鳥が四わいて、ちゅんちゅん鳴いています。一年で一番日本が美しく見えるときですねね。 推敲 一年の 美しき秋の あかね色 ことり鳴く朝 光澄みゆく 床の間を ピンクに染めて コスモスの 風の花束 高原の風 コスモスの生け花が床の間にありました、花束より多いくらいのピンの花束、高原の花の広がりを感じます。 推敲 床の間を ピンクに染めて コスモスの 風の花束 の...
短歌の小路 | 2026.10.18 Sun 07:38
JUGEMテーマ:短歌 時間をいきる 透明な 薄いガラスは 磨かれて 描き直さる 朝の輪郭 昨日は窓ガラスを掃除しました。透明なガラスにもどって窓から入ってくる光がいつもより輝いて見えます、屋根も雲も、アンテナも・・ 推敲 磨かれて 薄きガラスの 透ける朝 新たに見ゆる 木々の連なり 息をする 肩の力を ぬいてみて イルカの瞳に うつる君だよ 一枚のパンフレットがあります。先週孫を連れて行った夜の水族館のものです。表紙はイルカ、鼻をこっちに向けています。こ...
短歌の小路 | 2026.10.17 Sat 08:25
JUGEMテーマ:短歌 オレンジのかほ 冷え残る 水のかすかな ぬくもりに だれかの人肌 覚えていたり 今日は空気が急に冷えて、水が暖かく感じます。 推敲 冷え残る 水のかすかな ぬくもりに だれかの人肌 まだ宿しけり 茜さす 光の粒を うけとめて 明らむ世界に 囀り返す 朝の茜色は一瞬の出来事、さっと光を届けては、世界を明るく変えていく、鳥は鳴き始めてその喜びを返す。 推敲 茜さす 光の粒を うけとめて 明らむ世界へ 囀り返す 切るた...
短歌の小路 | 2026.10.16 Fri 07:38
JUGEMテーマ:短歌 海の気配 日の差せば 山の気澄みて 届け来る 窓辺の布の 音なき至福 だんだん日の出が遅くなって今しがた山の端っこから太陽が昇り日が差し込んできました。空気が乾いていて気持ちのいいあさですよ。 顔洗う 水の冷たさ そのままに 拭かず味わふ 朝のやわ肌 顔を洗えば少し濡れた肌に優しい朝の空気が気持ちいいです。しばらくタオルで拭くこともせず、味わっていたいほど空気が乾いてやさしい。 推敲 顔洗ふ 水の冷たさ そのままに 拭かず味はふ 朝の...
短歌の小路 | 2026.10.15 Thu 08:08
JUGEMテーマ:短歌 薔薇を見送る 雨音に 乾きし大地の 潤える 夜の世界を 思い描けり 久しぶりの雨でした、夜の雨の音が心地よく聞こえてくるようでした、水の少なくなったダムや乾いた大地が潤うさまを想像していました。 自動ドア ひらく刹那に 雨の音の 世界を隔てて 耳に残れり 激しい雨に人が走っていく様子をガラス越しに見ていました。ふっと自動ドアが開いて雨に濡れた人が入ってくるその間だけ、激しい雨の音が切り取られたように聞こえました。 推敲 自動ドア ...
短歌の小路 | 2026.10.14 Wed 07:33
JUGEMテーマ:短歌 午後澄みわたる 眠られぬ 夜の気分を 引きずりて 雲のおもさは 朝を遠ざく 雲も心もどんよりです。昨日は眠れぬ一夜、しゃっきとしない朝は、つらいね。 ころころと 小さき里芋 むく秋の 二人の鍋の 底にころがる 昨日は、里芋をむきました、十四、五むいて白い芋が鍋にコロコロ煮ころがしです。 推敲 ころころと 小さき里芋 むく秋の 二人の夕の 鍋にころがる よくぞここ 二の腕までも 来たる蟻 風にまねして 息ふっと...
短歌の小路 | 2026.10.13 Tue 07:37
JUGEMテーマ:短歌 タオルを畳む 朝焼けの ひかりの端に ふと浮かぶ いつかの紅葉 思いてみたり 美しい朝焼けを見ながら、いつか見た紅葉のもみじを思い出しています。紅葉をめでたいけれど暇はなしです。 推敲 朝焼けの 光の筋は 差しわたり いつかの紅葉 思いていたり どこにでも ころがっている 秋見つけ 弁当のなか 銀杏ひとつ 幕の内弁当を食べていたら銀杏がひとつ入っていました。紅葉は見に行けないけど「秋みっけ」です。 別案 紅葉は 見にゆく暇も なけれども &nbs...
短歌の小路 | 2026.10.12 Mon 07:34
JUGEMテーマ:短歌 りんごの酸味 水面を 声上げながら 滑る如 イルカは子供に 鼻近づける 水族館に行きました。イルカは子供が大好きですよ。プールの近くに子供が近ずくと必ずイルカが近づいてきて腹を見せたり、近くで深く潜って見せたり、鼻を近づけたりしていました。 跳ね上がる イルカのしぶき 観客の 悲鳴と歓喜に イルカも拍手 イルカモもひっくり返って拍手して、観客も拍手して、盛り上がる。 追えば去る 去りては留まる しじみ蝶 二人の恋は 小さなドラマ...
短歌の小路 | 2026.10.11 Sun 07:35
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