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谷川すみれ『句集 草原の雲』(香天叢書)より

  2014年 「香天」会員 第1句集   筍を獲物のごとく並べけり   傷口に手を重ねたる昼寝かな   死に近き人が見ている雪の屋根   蘆の角切先はまだ水の中   つきぬけて花火の中を花火かな   落蝉や生まれし穴を遠くにし   ひとりでいいひとりがいいと着ぶくれる   それとなく母を見ている山桜   風鈴や事の終りの一瞬に   紅葉かつ散る改訂の広辞苑   良きことを忘れる速さ虫の声 &...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.27 Sat 18:53

津川絵理子『句集 夜の水平線』(ふらんす堂)より

  2020年 「南風」会員 第3句集   底冷や落として遠き鈴の音   巫女それぞれ少女に戻る夏の月   餅花に集まるごとく相席す   同じ味して七色のゼリーかな   峰雲や応援ときに嘆きの声   帰路はよく話す青年韮の花   賀茂茄子のはちきれさうに顔うつす   欲しき本なけれど書肆に秋惜しむ   初電車しみじみ知らぬ顔ばかり   春寒し順番を待つパイプ椅子   あたたかやカステラを割る手...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.26 Fri 18:43

第411回坐忘会 令和7年師走句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和7年12月21日(日)  場 所:本部道場 剣道場会議室  参加者:12名  投句者:7名      参加者最多、句数も最多で巳年を締めるに相応しく賑やかな会でした。アルコール少しに、道薫さん手製の差し入れもあって、ミニ忘年会となりました。   最高得点者は、新人の幸夫さんでした。    今回の兼題は「大根」「鶴」「枯野」   ------各自の高得点句を紹介します。--------    焼葱の甘さはかなし年忘れ  幽谷先生...

座禅修行だより | 2025.12.24 Wed 12:40

鴇田智哉『句集 エレメンツ』(素粒社)より

  2020年 「オルガン」会員 第3句集   あたたかな木とさかさまに映る木と   壜にさすすすき電気のとほる家   人ふたりほどの高さにある巣箱   指が画をぐるぐるにして飛ばす蛇   目の玉の断面図炉の断面図   みづいろの襖ちからを入れてみる   ぐつたりと日のある凧の懸りをり   マフラーを巻くその上のかほと空   げんげんに何を話してゐる彼ら   月白むいろんな管につながれて   ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.23 Tue 17:56

安里琉太『句集 式日』(左右社)より

  2021年 「銀化」「群青」同人 第1句集   蝋梅のまだ匂ひなき黄なりけり   ひもすがら沼に日の降る大暑かな   火の一穢映してみづの澄みにけり   涼しさや石より雲の掘り出され   風吹けば高さのそろふ夏の草   電話ボックスあまねく夏空を映し   霧深く我にしたがふ霧のあり   足の裏ぶ厚く歩く冬至かな   読初のたちまち暮れてしまひけり   紅梅や聞きそびれたる海のこと   ひも...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.21 Sun 18:56

深見けん二『句集 菫濃く』(ふらんす堂)より

  2014年 「花鳥来」主宰 「ホトトギス」「珊」「屋根」同人 第8句集   わが胸を貫くほどに花吹雪   鶯のあとのしづけさ虚子墓前   老鶯や雨の頬打つ男山   老の身も命惜しめとほととぎす   万緑の一点となりわが命   真向へる滝のひびきの他になし   晩年の一と日一と刻鰯雲   衣被なかなかうまく齢とれず   蓮枯れて池の汚れのあからさま   かんばせに弾け若水八方に   師に学び...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.20 Sat 19:28

細見綾子『句集 和語』(風発行所)より

  昭和45 「風」「天狼」同人 第4句集   ストーブに石炭をくべ夢多し   麦束をかつぐ時乳をどりたり   蕗の筋よくとれたれば素直になる   蜂さされが治れば終る夏休み   桜ちりてよりの日数が過ぎやすし   雪渓を仰ぐ反り身に支へなし   海にちる桜を見むと伊良湖埼   黄落の旅より帰り白髪ふゆ   冴え返る匙を落して拾ふとき   麦秋の蝶々が飛ぶ乱れがち   稲架襖裾の越後の子守歌 ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.18 Thu 20:49

阪西敦子『句集 金魚』(ふらんす堂)より

  2024年 「ホトトギス」同人 「円虹」会員 第1句集   藤棚を仰げば降りてくる香り   惜春の女の多き車両かな   身支度は誰より早く旅涼し   注がるる勢ひに乾し生ビール   振り向きて流れて汗と気づきたる   空蝉の本当によく出来てをる   秋雨にフランス人は傘ささず   短夜や車窓次々映すもの   ナイターの果ててゆらゆら帰りけり   溺れゐるごとくに西瓜食べてゐる   石橋も木...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.13 Sat 19:29

宇虚人(林望)『句集 しのびねしふ』(祥伝社)より

  平成27 作家 「夕星俳座」主宰 第1句集   汗臭し側へな寄りそをのこども   苺煮つつシャンソン歌ふ母なりき   香りけりしぐれ過ぎゆく畑の土   肩に落つひとひら花の重さかな   カメラ手に秋風吹くを畦に待つ   キリキリと螺子巻く音に午睡醒む   責められて目覚めて夢か夜は長し   天に月地に終電の客の列   生足のさむざむとゆく朝の道   脳天に棒刺さりたる暑さかな   母の...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.12 Fri 18:38

相子智恵『句集 呼応』(左右社)より

  2021年 「澤」同人 第1句集   我に吹く春一番や誕生日   ひやひやとさかづき指にくちびるに   手拍子に変はる拍手やクリスマス   掛けて父の背広の重し春の暮   夏シャツの我も戦士や残業す   まゐつたと言ひて楽しき夕立かな   熱狂は対岸にあり揚花火   壁紙の嘘の木目やそぞろ寒   にはとりのまぶた下よりとぢて冬   初雀来てをり君も来ればよし   鉛筆に手首汚れし夜食かな ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.12.11 Thu 18:44

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