[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 俳句のブログ記事をまとめ読み! 全2,023件の3ページ目 | JUGEMブログ

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俳句
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加藤楸邨『句集 猫』(ふらんす堂)より

    1990年 「寒雷」主宰 猫の句をセレクトした句集 恋猫の皿舐めてすぐ鳴きにゆく 満月やたたかふ猫はのびあがり 蟷螂の斧向けられし猫の顔 子を奪られ鳴きながら猫肥りゆく 生れたる猫の子われの膝と逢ふ ペン擱けば猫の子の手が出てあそぶ   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.01.05 Sun 20:54

須藤昌義『句集 巴波川(うずまがわ)』(角川書店)より

    2016年 第1句集 「海原」編集長 「?」同人 「琉」会員 第1句集 薄氷に昨夜の風筋残りをり 白雲の端つかまんと蕨出づ 守衛所の仕事納の鍵の束 薄氷を踏めば彼方の水動く 星となる火の粉もあらむお水取 老優の科白のごとく返り花 池中の鴨を集めて麺麭の耳 巴里に買ひ羅馬に開く白日傘 透明になるまで瀧の前に立つ ふかし藷ほくりと割れば母います 寒垢離の始まるまでの水静か 日本丸待春の帆を張りにけり 明智風呂素性こまごま聞かれけり 注連貰幸来橋を渡...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.01.02 Thu 21:06

甘き香よ黒豆炊く祖母ふくふくし

JUGEMテーマ:俳句       年の瀬ですね。大掃除していたら懐かしい思い出がよみがえり。

安寧Lifeのーと | 2024.12.28 Sat 17:43

夏井いつき『句集 伊月集 梟』(朝日出版社)より

    2020年 第2句集 「いつき組」組長   冬帝やことに手強きジャムの蓋   荒星や老いたる象のような島   風花を待つべく青空のととのう   淡雪や離婚届のうすみどり   泪より少し冷たきヒヤシンス   咲きかねし梅にみくじのきゅっとかな   愛の日のばりばり潰すダンボール   風つかみそこねし蝶の吹っ飛びぬ   卒業の日のロッカーの凹みかな   なずななずななんにも聞こえないなずな &nb...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.26 Thu 19:24

中山純子『句集 華鬘』(本阿弥書店)より

    1996年 「風」同人 第4句集 七月や木登りの足現はるる 暑気中りきりきり臍のありどころ 立山に雲をとばして鯉のぼり そよりともせず餓鬼飯の饐ゆるかな みどりごをころがす畳星祭 大黄落大雁塔を讃へをれば 島の春パパイヤに手がとどきさう 養生やつめたき牡蛎がのど滑る 野水仙暮れどきつよき香を放つ 三月の日記びつしり生きること 針に糸一瞬通りつばくらめ 満開の桜白髪吹かれ立つ 朝星を見ていななけり祭馬 雪二日晴れ二日もう母居らず

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.25 Wed 21:16

第399回坐忘会 令和6年師走句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和6年12月8日(日)  場 所:本部道場 剣道場会議室  参加者:9名   投句者:5名    晴天が続き冬らしい気候となり、例年なく遅かった紅葉が今を盛りと境内に輝いています。  投句の数が少なく総数が98句で近年の最低でした。    最高得点者は、桃雲でした。  今回の兼題は「年忘れ」「沢庵」「忘れ花」   ------各自の高得点句を紹介します。--------  木偶(でく)の棒頭揃えて年忘れ  幽谷先生・  沢庵の漬...

座禅修行だより | 2024.12.23 Mon 08:35

宮平知三『句集 大和三山』(文學の森)より

    平成28 「風」会員 「山繭」同人 第1句集 手の出せぬ蜂の巣サッカーボール程 啓蟄の地を測量のメジャー這ふ これよりは柳生街道山眠る 飛鳥寺昼を灯して梅雨に入る 草いきれ石舞台への分かれ道 原爆忌仰臥して聴くボレロかな とんど灰浮けるふるまひ酒酌めり 九体の弥陀きき給ふ初音かな 丹波栗子等に剝く手の追ひつかず 花の雨阿騎の大野をけぶらせり 京言葉涼し貴船の里娘 傘の柄でたぐり寄せたる烏瓜 星すずし酌んで交はせる宇宙論 団栗の加速度...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.19 Thu 19:41

村越化石『自選句集 籠枕』(文學の森)より

    平成25 「濱」同人   除夜の湯に肌触れ合へり生くるべし   陽炎やふくらみもちて封書来る   葱抱へ土ともならで癩の身生く   鍋の耳しづかに山の夜長来る   望郷の柿食ふ口中まで入日   ホーと木菟雪国の土匂ひ出づ   母なき川曼珠沙華なと流れ来よ   山路来れば蜥蜴神代のさまに遊ぶ   信仰の燭を無月の燭となす   護符のごと目貼を冬の果つるまで   秋の暮何にふりむきし...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.18 Wed 19:11

春田珊瑚『句集 驢馬の背に』(樹花舎)より

    平成22 「田」会員 第1句集   秋ひとり裸婦が見つめる美術館   染抜きの「どぜう」ののれん春の宵   川音の近づいてくる昼寝覚   母の日の電話の母の声若し   停泊の船よりクリスマスソング   絨毯を織るジプシーの日焼けの手   炎天や驢馬の背に積む麻袋   コーランの声に目覚めて涼新た   噴水やニンフの胸の高さまで   梅雨深し格子の狭き廓あと   一族に日傘の嫁の加...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.15 Sun 19:00

石牟礼道子『句集 泣きなが原』(藤原書店)より

    2015年。 句集『天』ほかをまとめた一冊   死におくれ死におくれして彼岸花   天崖の藤ひらきおり微妙音(みみょうおん)   にんげんはもういやふくろうと居る   生皮の裂けし古木に花蕾   死者たちの原に風車 からから から   この春をまた遺書よりも生きのびし   お化けたちと遊びたけれど誰も来ぬ   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.12.11 Wed 10:14

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