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平成29年 「きたごち」同人 第1句集 なげやりに言葉飛び交ふ猛暑かな 六月や空青きまま日の没す 道行けば片頬あつき秋日かな 闇抜けて列に加はる初詣 ポストまで下る薄暑の長き坂 どんぶりで出す新米の試食会 大雨の句会に集ふ文化の日 自転車を白詰草の野に寝かす 葉隠れに先づ滝音の聞こえくる 仕事着のまま祓はるる四日かな 目の前を足垂らしゆく蜂一...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.04.06 Mon 19:55
昭和21年 「ホトトギス」同人 第1句集 思ひ切り身體倒して水を打つ 炎天に鼻を歪めて来りけり 湖がうかび上つてくる花野 蟷螂は斧ふりかぶり活人畫 犬がものを言つて来さうな日向ぼこ 手鞠つく顔付のふとおそろしく 本田あふひ女史逝く 春の日にかわきゆく土見つめつつ 印度には罌粟の花咲き牛は神 胴太く刀太けれ菊人形 姦しき浪花の人と遍路かな うつ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.31 Tue 19:00
昭和25年 「玉藻」主宰 第4句集 ストーブにかざしゐし手を髪にあげ 約束の多き一ト日よ冬日和 薄氷の上を流るゝ水少し 春寒やもの欲し欲しといふ女 吾(わ)も春の野に下り立てば紫に 春雨に濡るゝもまゝよ旅衣 防風のありと手招く人遠く 夜の秋や電話のベルを庭にきく 月涼し百萬の蟲遠のきて とぢし本又開け讀むや夜の長き 風なぎて暫くありて降る落葉 ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.29 Sun 20:46
JUGEMテーマ:俳句 開催日:令和8年3月22日(日) 場 所:本部道場 剣道場会議室 参加者:12名 投句者:8名 今年度最後の会の後、参加者の皆さんで、今後の会の運営を新しくするための話し合いを行いました。16年弱務められた蕉山さんの会長職を翠玉さんに交代、その他、投句の方法など運営方法を更新することになりました。 最高得点者はまたまた“真澄さん”でした。 今回の兼題は「彼岸」「春霞」「卒業」「蜆」 ------各自の高得点句を紹介します。-----...
座禅修行だより | 2026.03.27 Fri 17:59
昭和30年 「天狼」主宰 第9句集 蟷螂の眼の中までも枯れ盡す 寒さの中息つめゐしが處刑延ぶ 風邪の妻起きて廚に匙落す 音たてて落つ白銀(しろがね)の木の葉髪 電球の鳴りて更けゆく地蟲の夜 金龜虫月光にとぶ身を鎧ひ 油蟲油の翅でとびまはる 曝書にほふ性に目覚めし頃のにほひ 家の蟻吾が愛するに客は殺す 全長のさだまりて蛇すすむなり 金魚かたまれ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.26 Thu 18:44
2020年 「いには俳句会」同人 第1句集 巌頭に飛沫たかだか初明り 初日の出老いも若きも声を上げ 息災は天の恵みよ明の春 老いてなほ大志を誌す初日記 草の芽やこの日本の底力 仕合せはこんなものかも蜆汁 竜天に登る気配や笙の笛 安曇野の水車ゆつたり山笑ふ 鶯のこゑ全山をときめかす 花冷やゴリラは樹下に只管打坐 変哲のなき晩年や山笑ふ ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.26 Thu 18:32
昭和7年 第1句集 氷海や船客すでに橇の客 學問のさびしさに堪へ炭をつぐ 流氷や宗谷の門波荒れやまず 熊ゆきぬ神居(かむゐ)のくにへ贄として 雪挿しに長路のスキー休めあり 肥汲みや凍糞倒す斧持たり 匙なめて童たのしも夏氷 閻王の前に晝寝の床几在り 七月の青嶺まぢかく熔鉱炉 三月堂 天邪鬼夜番の柝にめつぶれる 空蝉を妹が手にせり欲しと思ふ &nb...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.25 Wed 20:04
昭和11年 「馬酔木」主宰 第1句集 蟇ないて唐招提寺春いづこ 馬酔木咲く金堂の扉にわが触れぬ 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 鋤牛に水田ひかりて際(はて)しらず 鶯や前山いよゝ雨の中 天平のをとめぞ立てる雛かな とくいでて春月高し湖の上 真菰刈童がねむる舟漕げり 夏帽に湖光はてなくひらけたり 青春のすぎにしこゝろ苺喰ふ 草市へ行きしが雨にあひに...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.23 Mon 18:51
昭和48年 「風」主宰 第3句集 子が雪のきざはし降りて玻璃たたく 裸か工員陸橋越えて銭湯へ 豹死んで炎天匂ふ鉄の檻 麦秋の息かけ磨く管楽器 刈り伏せて光うしなふ麦畠 雑草としてたんぽぽを刈り尽す 薪能舞台四隅の今年竹 マラソンの列耳成へ花菜道 土間涼し臼底にある杵の痕 帆柱の白ぎつしりと春の海 菖蒲描く女水より描き始む 風呂敷で...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.19 Thu 19:33
昭和25年 「馬酔木」主宰 第10句集 苔ふかく幾世落ちつぐ落椿 廊つたふ汀まばゆき春の水 蟬涼し足らぬねむりをねむりつぐ 颱風に橋奪はれて早瀬あり 灯を待てばすでに闇なり秋の暮 冬菊のまとふはおのがひかりのみ 茶の花にいまありし日が山の端へ せはしなき人やと言はれ屠蘇を受く 掃き入れて新茶のかをり箕にあふる 三日降れば世を隔つなり秋の雨 ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.19 Thu 19:22
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