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昭和26年 「雲母」主宰 第7句集 一篇の軸を上座に契沖忌 幸福に人のくつおと秋の苑 花供せば靈ちかくゐて秋の晝 葬も了へてなほ靴音を待つ秋夜 花さかる莖のうすいろ曼殊沙華 まらうどに禮をつくして菊白し 機関車の蒸氣が凍てる月明り わらべらに天かがやきて花祭 落ちかかる月をめぐりて歸る雁 墓草をとりしづここころ秋に入る 雁仰ぐなみだごころをた...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.06 Fri 18:48
昭和61 「風」主宰 第8句集 うすらひをしばらく朝日とらへたり 百千鳥浮島に声満ちにけり 乗込鮒枯葉藻屑をかきわけて 秋日沁む白燈台の横顔よ 甘茶仏男女やさしき目をしたり 妻の筆ますらをぶりや花石榴 虫時雨草の戸浮かんばかりかな 山国の雲の迅さや盆の月 通し土間藍の匂ひの爽やかに 鮎喰ひに但馬へ一つ峠越え いてふの実拾ふ鳥打帽で来て  ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.06 Fri 18:32
昭和62年 「諷詠」主宰 第5句集 ぽつぺんは口より遠くにて鳴れり 水馬決して水に濡れてゐず 憎むにはあらざる草を引いてをり 新藷の赤の火照つてをりにけり この國に青田の青のある限り ままごとの中の虚と實赤のまま 栴檀の實の金色(こんじき)に見ゆる距離 薬喰などと思はず食すべし 遠足の雨の氣になる老教諭 兵糧のごとくに書あり冬籠 生け足して生...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.05 Thu 20:25
昭和62年 「諷詠」主宰 第5句集 ぽつぺんは口より遠くにて鳴れり 水馬決して水に濡れてゐず 憎むにはあらざる草を引いてをり 新藷の赤の火照つてをりにけり この國に青田の青のある限り ままごとの中の虚と實赤のまま 栴檀の實の金色(こんじき)に見ゆる距離 薬喰などと思はず食すべし 遠足の雨の氣になる老教諭 兵糧のごとくに書あり冬籠 生け足して生...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.05 Thu 20:23
昭和17年 「馬酔木」主宰 第6句集 壺坐り冬竹のさやぎぎこゆなり すみれ咲き林の径のまた踏まれ 雨ふれば書を読み花にかゝはらず とく起きておのれひとりの春惜む 青葉木菟話はづまぬ人とゐる 早苗伸び猪垣にふれ或は越ゆ 御佛に梅雨の扉(と)ひらきまゐらする 摩崖佛をろがみ植うる峡の田を 秋田犬従き来て霧に先立てる 湧く霧の湧きつぐひまに湖見ゆる ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.03 Tue 19:52
1991年 「圭」会員代表 第5句集 春昼のポスト神父の手紙呑む 卒業証書母に預けて両手空く 骨肉の飛鳥の闇をとぶ螢 虹顕ちていまも飛鳥に坐(います)神 巌頭の氈鹿(かもしか)跳ぶか退くか 放心の水瀧壺を流れ出る 燕来る視界三百六十度 大桜耳しひ眼とぢ声をのむ さるをがせ霧に梳られて老ゆ たゆたひて紅葉降りくる演技力 耳籍さむ山の泉のひとり言 &...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.03.01 Sun 18:59
初花の白漂へり中空に 栗の花妻亡き後は脳軟化 秋天へ着流しのまゝ逝き給ふ ベンチより大き手を垂れ昼寝人 一幹にすがり無数の蝉の声 黒土の音と思へり落葉掻き 富士浮けり霞の厚さ抽ん出て 白玉もゼリーも好きな男かな 秋暑し電話器の紐ねぢれ癖 深淵の上一枝の冬紅葉 桃の花母は天寿を全うし うづたかき雑本の嵩ちゝろ虫 いてふ散り夕日あかるくな...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.02.26 Thu 19:16
2011年 「白桃」同人 第1句集 途中まであとは母継ぐ手鞠唄 歌留多とる畳の張つてきたりけり 手鞠唄てまりをついて思ひ出す ゆらしみて音あたたかき戎笹 髪切つて大きく見ゆる卒業子 逃水を追ひかけ後ろにも逃水 装へば母のよろこぶ桃の昼 車よりまづ風船の下りてきし 絶筆のあとの余白や冴返る 卒業子散りゆくあだ名呼び合うて 逆縁のあとの長生...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.02.19 Thu 19:50
JUGEMテーマ:俳句 開催日:令和8年2月15日(日) 場 所:本部道場 剣道場会議室 参加者:9名 投句者:10名 寒さも先が見えた感触のある日でした。他の行事と重なり、参加者が少なくなりましたが、投句総数はいつもの139句でした。 最高得点者は前回に続き“眞澄さん”でした。 今回の兼題は「春浅し」「梅」「海苔」 ------各自の高得点句を紹介します。-------- ※今生は愚直がよかり梅の花 幽谷先生・ 春浅し石の温みを探...
座禅修行だより | 2026.02.18 Wed 16:18
昭和53年 「白燕」主宰 第6句集 白菜を音立てて切る老詩人 古里の裾ほつれたり川蜻蛉 炎天に出て洩らしたる微笑かな 散る桜向うからもの云いたげに 春眠や両の手足は地の果に ゆまるとき雑木若葉の優しけれ かきつばた老いて惚るるは晴るるなり 青鷺が翔ち阿闍梨の名憶い出す 二階から降りて用なき石蕗日和 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2026.02.14 Sat 17:32
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