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板倉ケンタ『句集 一花一虫』(ふらんす堂)より

  2025年 「群青」「南風」会員 第1句集   スキーリフト夜はなにものとすれちがふ   天明とかすかに読めて苔の花   七人が水着に変はる昼の樹下   鳥交るえやみ籠もりの町なかを   あるはずの金木犀へ夜の瞳   うち棄ててある縄跳に遠くこゑ   かたはらを竹のつらぬく寒椿   咲かされてゐるパンジーの寒い丘   霧の麺麭取出す霧の袋より   透明な蚊の来てゐたり冬の窓   日の暮や雪...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.10.14 Tue 22:01

景山而遊『句集 青葉潮』(文學の森)より

  平成29 「鷹」同人 第2句集   蒲公英の絮いまとぶかいまとぶか   物件と呼ばれて我が家柿青し   わが墓は要らぬと思ふ墓洗ふ   志ん生の呂律たのしむ夜長かな   凍滝の見えざる飛沫浴びをりし   いまはなる母今生の氷菓舐む   昼寝覚め妻が戻つて来てをりぬ   死者讃めつ貶しつ通夜の冷し酒   しはぶきの聞こえて妻のまだ縫へる   銀河系微生物たり懐手   斧始め渓のやまびこ目...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.10.11 Sat 18:57

森敏子『句集 薔薇枕』(ふらんす堂)より

  2008年 「白桃」同人 第1句集   見下ろして奈落の色の曼珠沙華   汝のもとへ桜の中をぬけて来し   真黒な猫に生まれて月下なり   風花を見てゐる何も見てをらず   花衣だれのものでもないわたし   ぼんなうの夜なり蛍また蛍   水煙あげ凍瀧の光りだす   待ち伏せの白洲正子を読初に   櫂のなき舟に雛をのせにけり   ゆるやかに流れる雛を少し追ふ   道行を唖蝉に飛びつかれたり ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.10.05 Sun 21:22

森雅紀『句集 出立』(本阿弥書店)より

  2025年 「ひいらぎ」同人 第1句集   海鳴りのごとき起立や卒業す   咲き初めし藤棚に日のざんざ漏れ   青天に解き放たれて銀杏散る   大岩を鷲摑みして冬木立つ   産声を待ちかねて年改まる   子の頭玉と支へて髪洗ふ   わが顔の映る吾子の目昼寝覚む   半眼に母を認めて昼寝覚   大橋に国旗独立記念の日   ビル群に舌なめづりや稲光   父呼んで母呼んで摘む土筆かな  ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.10.02 Thu 19:04

『中山純子(自註現代俳句シリー?期27)』(俳人協会)より

  昭和54 「風」同人   子山羊はねて青草の中茶色の目   蝶捕らむと走れば先に乳房がゆれ   昼は疲れ夜は孤独な田掻牛   端午の日崖高く行く郵便夫   信仰をもちて冬帽ふかく被る   夜道たのし子を持ち金魚玉を買ひ   雪橇に日をのせ子乗せ青菜のす   きな粉餅木の葉を皿に童子仏   蝶はずみ出る縁の下真暗がり   子寝かせし手足をひらき夜泳ぐ   立春のまだ垂れつけぬ白だんご  ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.09.26 Fri 19:56

城貴代美『句集 祇園曼茶羅』(澪標)より

    2005年 「しらたま句会」主宰 「雷鳥」同人 第2句集   菜の花へ死ねないわたし水あかり   一本のペニスは冬の草のいろ   コスモスへ放物線の手と足と   猟犬に女ざかりを嗅がれおり   春雷や自慰ゆるゆると果てている   恋人をむざんに殺す夏の夢   逢いたくて二月の廊下踏み鳴らす   風花を胸に飾りて水商売   花吹雪双手に享けて病んでいる   永き日の幼女いつまできつねの目 ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.09.23 Tue 19:48

中村草田男『句集 来し方行方』(自文堂)より

  昭和22 「萬緑」主宰 第4句集   我のみの枯野の我の立ちあがる   膝に来て模様に満ちて春着の子   老農の洗ふ眼鏡や春埃   教へ子等若し吾にのみ炭火据ゑ   白鳥といふ一巨花を水に置く   春雷や三代にして藝は成る   蝌蚪に告ぐ吾に父亡く母は疎し   息の白さ豊かさ子等に及ばざる   蟆子(ぶと)に血を與へては詩を得て戻る   寒雀とび下りし時仕事に起つ   橇の子等軍歌ため...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.09.21 Sun 19:34

第47回埼玉文学賞 受賞作品 2

第47回埼玉文学賞 俳句部門 佳作作品より     「風紋」    早乙女文子 風紋の微動だにせぬ晩夏なり 凛として染まらぬように白木槿 是が非でも紙魚から古文書を守る 新涼や一望千里染め換える 木槿咲く花を愛でても根を知らず 銀杏黄葉やっと帰れる黄泉の国 究極の命を奪ってしまった夏 生涯のしがらみ融けぬ大夕焼け 生命繋ぐ黒パン一切れ偲ぶ夏 草紅葉超極上の落日や 炎昼や花を供える一人墓 何もかも喜雨の中にぞ蘇る 地底から地表へ顔を出す清水 深みには神...

俳句スパイス | 2025.09.20 Sat 23:07

第408回坐忘会 令和7年長月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和7年9月14日(日)  場 所:本部道場 剣道場会議室  参加者:10名 投句者:7名    少しだけ、秋の片鱗が見えたでしょうか。  しかし、本当の秋はまだ遠いような日でした。  最高得点者は3人で正徹さん、温雄さん、蕉山さんでした。  今回の兼題は「野分」「良夜」「踊り」   ----各自の高得点句を紹介します。------   ※宿女将まぜて良夜の半歌仙  幽谷先生・  踊り子に   呼び込められて手足舞う  霞山老...

座禅修行だより | 2025.09.19 Fri 11:11

2025年9月に作った俳句_1

9/1   防災日祈りの掌に息ふれて   9/2   秋道や コスモスの影を そぞろ踏む   9/2   翡翠割る香あらたなり秋キウイ   9/3   梨丸く手に沈みけり夕餉あと   9/4   台風前レジ列菓子の売り場まで 台風前子の駄々聞こゆレジの列   9/5   秋颱風背撃たれつつも顎を張る   9/5   秋月や道にたゆたう影つらね   9/6 台...

遅き日のつもりて | 2025.09.16 Tue 12:15

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