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植山露子の俳句

私ことお父さんは、昨年(2023年)暮れに、俳人・水原秋櫻子の『近代の秀句―新修三代俳句鑑賞』という本を古本で買ったのだけれど(名著だが現在は絶版のため、少々高かった)、その中で「植山露子(うえやま つゆこ)」という女性の俳人の次の句に心惹かれた。   電車ゆき夏草なびく夜のふかさ   植山露子とは聞いたことのない名前だったので、ネットで検索してみたが、あまりはかばかしい結果は出てこなかった。そこで、「この世のすべてがそこに置かれている」で有名な、国立国会図書館デジタルコレクションで...

お父さんは今だいたいこんな感じ。 | 2024.01.17 Wed 01:48

阪脇文雄『句集 鉤引』(文學の森)より

    平成17 「運河」「三重俳句」同人 第2句集   厚さ増す妻のカルテや春寒し   耕せり枯野の端を捲るごと   山国に暮らせば寡黙冬木立   涅槃図の嘆きの外にゐて嘆く   蟋蟀の黒目に見つめられゐたる   訃を知らす硬貨の冷えをにぎりしめ   伏して嘆く仰ぎて嘆く涅槃絵図   釈迦像を残し剥落涅槃絵図   川瘦せて鮎も終りのころなりぬ   母死にて寒夜どやどや人が来る   ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.01.15 Mon 19:59

辻田克己『句集 ナルキソス』(ふらんす堂)より

    2007年 「幡」主宰 第8句集 雪消えて森や林や田や畠 教育大構内(キャンパス)にあり蝌蚪の国 筆立にぎしと団扇も挿してあり 虫売の目の高さまで子は跼む しぐるるや都大路は昆布の艶 風邪の子に鶴折つてやる薬包紙 マスクの息熱く京大俳句展 目薬をさせば一転クリスマス これしきの石に躓く年の暮 絶食の他なく寒く寝る他なし 扇風機どちら向いても顔ばかり FAXがでれでれ休暇明けに来る 冷まじや火を免れし般若経 妻の手より宙跳び蜜柑われに来る 凩の中...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.01.15 Mon 10:47

飯田龍太『句集 山の木』(立風書房)より

    昭和50 「雲母」主宰 第6句集 冬深し手に乗る禽の夢を見て 茶の花の映りて水の澄む日かな 凍雪を踏みてこころの花模様 子燕が育つ雲雀の声のなか 花びらを重ねて寒の菊にほふ かたつむり甲斐も信濃も雨のなか 鱒池の隅に手毬の浮く暮春 山々に闇充満し夏に入る あるときはおたまじやくしが雲の中 涼しさに鳥が深山の声を出す 偽りのなき香を放ち山の百合 蛇笏忌の杉が屈託なく高し 茶畑の空はるかより鰤起し 破魔矢ゆきあとまたねむるなまこ壁 祖父の世...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.01.09 Tue 18:50

西脇妙子『句集 花筏』(六甲出版)より

    平成8 「風」「雉」同人 第1句集 秋の蝶吹かれて川を渡りきる 冬牡丹くづれて菰の広さかな 鬼追ひを瓦の鬼が見下ろせり 月食に傷舐めてをり恋の猫 酒倉の裏春泥の深轍 筍(たかんな)を一夜ねかせし土間濡るる 歩くより早く流れて落椿 亀石のあごの下より冬の草 湯の宿や花びら川を越えて来し 半蔀を上げて落花をみ仏に 青すだれ見合ひ疲れの足伸ばす 息白く言葉少なの別れかな 足場まづ祓ひ鉾立てはじまりぬ 初つばめ沖つ白波見て返す 蝉の声千年杉をあ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.01.03 Wed 21:02

第387回坐忘会 令和5年師走句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和5年12月24日(日)  場 所:本部道場 南寮会議室  参加者:9名  投句者:8名    令和5年納めの句会、ささやかに一杯のコップ酒で一年の無事を祝しました。  終わりには、今年の紅葉狩りで募集した句の選句も行いました。  最高得点者は“のりこ”さんでした。  今回の兼題は「冬霞」「湯豆腐」「障子」   ------各自の高得点句を紹介します。--------                         ※湯豆腐...

座禅修行だより | 2023.12.31 Sun 09:46

大島千鶴子『句集 巴里祭』(邑書林)より

    1997年 「氷室」同人 第1句集 今朝もまた毛虫殺せし手を洗ふ 客去れば夫と二人や枇杷食うぶ 夢醒めて花野に一人立つも夢 むき出しにパンかかへゆく皮コート 命あらば逢はむといひて年の暮 門燈や落葉の好きな吹き溜まり 荒海をかたへに大根干されけり 家計簿を閉ぢたるあとの湯ざめかな またたける星の凍てたる蒼さかな 秋の蚊を目で追ひ受話器置きにけり 長閑けしやたゆたふ舟を句座として 日記果つ大切なこと書かぬまま わが胸に問ふ詩ごころ多佳子の忌 南...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.12.30 Sat 21:44

豊田都峰『句集 草の唄』(東京四季出版)より

    2007年 「京鹿子」主宰 第7句集 夏料理まづ風といふ一品を 満月の一願のごとかかりけり 木洩れ日のゆらぎに秋のひそみゐて 道しるべどこを指しても露ばかり 枯れきれば今日も日なたとなる中洲 遠回りして野の梅のまだ固し いしだたみ髄まで濡れて春めけり 信州の空ことごとく青りんご 鉾の灯のともりてなづむ山となる 鉾すすむその高さにて厄はらひ 手のなりに風をしづめのをどりなる あまさずに湖国を入れて秋天下 鳥ぐもり湖国はけふも遠目ぐせ チューリッ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.12.28 Thu 20:00

丸山海道『句集 花洛』(角川書店)より

    平成10 「京鹿子」主宰 第11句集 ハァーと唄ひ出す初春の島めぐり 兎千生んで辛夷は花の木に 柏餅剥き柏の木思ふかな 鮨桶を緊むあかがねとなるも良し 露散るや破片合はせて土器一壺 牡丹枯れ一木づつの花名札 雨をもて木を騒がすも目借どき いちじくや明治の母の口ごたへ 旧正の箒の先の紅の糸 あんず苗子育て終へて実育てに   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.12.23 Sat 18:48

豊田都峰『句集 木の唄』(東京四季出版)より

    平成14 「京鹿子」主宰 第4句集 雲とまた喋りはじめて四月の木 あまりにも度忘れ黄葉をのけてみる 点滴に春の雲溶けおりてくる 人きらふこと花冷にかこつけて 穴まどひそらのあをさにふと曳かれ ひとすみに余花あるそんな宇治の昼 ひとすぢの草ひとすぢの糸とんぼ 白日傘入れてはじまる森の午後 さくらんぼグラスに沈め晩婚論 ただならぬ目つきは瀧を見しゆゑか うららかな野のまん中の途中下車 いなづまや百鬼のをどる草の上 コスモスはただいま多重放送中 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.12.18 Mon 20:53

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