[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 俳句のブログ記事をまとめ読み! 全2,104件の7ページ目 | JUGEMブログ

  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

俳句

このテーマに投稿された記事:2104件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c230/5845/
俳句
このテーマについて
皆さんの作った俳句を載せてください。
このテーマの作成者
作者のブログへ:「hotsuma2008」さんのブログ
その他のテーマ:「hotsuma2008」さんが作成したテーマ一覧(1件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12 >

尾池葉子『句集 ふくろふに』(KADOKAWA)より

  2014年 「氷室」同人・副編集長 第1句集   船鉾や床板越しに風通ふ   雲置くは鎖骨のあたり雪解富士   夫の名の谺で返る紅葉山   鹿の声聞けず猿丸神社出づ   炭熾るほどに饒舌戻りけり   涼しさやおくのほそ道自筆本   枯野来て狐の飛脚夢に会ふ   山藤に歩くと決めて男山   長崎の坂のしかかる薄暑かな   ストーブに濡れ身は湯気となりゐたる   短日や蠟燭の来るカフェテ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.06.25 Wed 19:12

中原道夫『句集 アルデンテ』(ふらんす堂)より

  1996年 「沖」同人 第3句集   飛込の途中たましひ遅れけり   霧を出て霧に入らむ馬の鞍   厚揚に生醤油月を待たずとも   紅葉未だ貴船は人を訪はしめず   障子貼五目稲荷に布かけて   類焼をまぬがれし家梅ふふむ   繚乱と茎と葉と根の芹の鍋   舌代に氣持を乗せむ鴨の宿   逗留を促す春のかもめかな   瀧壺に瀧活けてある眺めかな   玉蟲や妙齢の線引きなほし   口中...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.06.19 Thu 20:56

塩川雄三『句集 海峡』(文學の森)より

  平成26年 「築港」主宰 第6句集   出初式雨雲雨を繰り出して   風が風引き連れて来る虎落笛   年の豆頭の上を飛んでゆく   鋭角に光を返す薄氷   若布干す重き雫をしたたらす   団扇撒手の伸びて来る伸びて来る   黒葡萄この充実に鋏入れ   金鈴も銀鈴もある虫時雨   大根焚湯気にまみれて鍋を守る   勝独楽のはやされてゐてまだ回る   鶯の鳴いて定型非定型   四月馬...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.06.13 Fri 19:47

長谷川明子『句集 良夜』(東京四季出版)より

    平成17 「風」「雉」同人 第1句集   ベランダを汚し芙蓉の根分かな   ひぐらしや術後の母を励まして   涅槃図へ堆肥の匂ひただよひ来   太き樹に太き影ある大暑かな   鼻づらに砂つけ歩む鹿の子かな   目貼して本尊守りゐたりけり   待ちかねし本受け取りに夏の雨   漆黒の空より桜吹雪かな   田舎より母を迎ふる良夜かな   百姓を止めたる母の昼寝かな   反り癖のつ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.06.08 Sun 19:37

第404回坐忘会 令和7年皐月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和7年5月25日(日)  場 所:本部道場 剣道場会議室  参加者:11名   投句者:8名    道場の木々の緑も落ち着きを増し、爽やかな日、巡錫中の霞山老師、足手術後の療養中の玄妙さんは欠席でしたが、最近で最多の参加者でした。  最高得点者は 久々参加の“のりこ”さんでした。  今回の兼題は「新緑」「筍」「薄暑」    ------各自の高得点句を紹介します。--------    居酒屋に疲れの見える水中花  幽谷先生...

座禅修行だより | 2025.06.02 Mon 10:39

西畠匙『句集 曙光』(幹書房)より

  平成19 「雉」同人 第1句集   舞ひ上る落葉に兎下げ来たる   薬局が匂ふ晩夏の海の街   囀りのはたとしづまり古墳山   百日紅幹を伝うて散りにけり   東司より僧の出てゆく寒さかな   少年の大股に入る蕨山   早苗田の風吹き通る陶器市   三階にピアノ吊り上げ桐の花   鍵かけず家出て来たり花かぼちや   京を出て滋賀に宿とる西行忌   涅槃図の草木に影のなかりけり   ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.06.01 Sun 21:17

棚山波朗『句集 雁風呂』(角川書店)より

  平成7 「風」「春耕」同人 第2句集   春障子女集り形見分け   黒穂抜き直ちに溝へ捨てにけり   呼ぶごとく応ふるごとく河鹿笛   落鮎の投網に雁字搦めなる   隅々に湧き水及ぶ山葵澤   春炬燵上げてうろうろしてゐたり   大巌に影とびつけり御来光   鮟鱇の大口あけて糶られけり   夕風の出て牡丹の立ち上る   衛兵の直立不動秋日和   夜の黄葉運河に竝ぶ娼婦館   マ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.05.26 Mon 21:24

金子敦『句集 ポケットの底』(ふらんす堂)より

    2025年 「出航」同人 第7句集   ポタージュのひと匙重き春の風邪   いくたびも捩られ象となる風船   玉葱を吊るして風の甘くなる   万緑やおにぎり割れば明太子   流星はしろがねいろの栞紐   芒野にフォークソングのやうな風   着膨れてポケットの底遠くなる   大根に味のしみこむ誕生日   小さき家の煙突太き聖菓かな   煤逃やホットキャラメルマキアート   水平にな...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.05.21 Wed 18:55

星野立子・星野椿編『句集 レクイエム』(鎌倉虚子立子記念館)より

    平成16   初夢と話しゐる間に忘れけり   三ケ日早過ぎ四日遅々と過ぎ   初電話ありそれよりの忙しさ   三時までまだ十五分日向ぼこ   約束の時間正しく賀客来る   一月の日射し机に椅子にまで   内よりも外が暖か梅の花   まゝごとの飯もおさいも土筆かな   初蝶を見て来しことを言ひ忘れ   目の前に大きく降るよ春の雪   メモしつゝ早や四月よとひとりごと   目の...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.05.18 Sun 19:30

『林徹集(自註現代俳句シリーズ?期38)』(俳人協会)より

  昭和57 「風」同人   かなかなやタイルが囲む手術の燈   葱買ふと太き主婦らに立混る   虻つけて黙りがちなる野良帰り   べこべこの刃を入れ巨き氷切る   盆過ぎし村や診にゆく夜の底   朝の森裸でオートバイ磨く   暗がりに万力緊める油照   眦に皺うつくしや麦の秋   水洟を拭き仏像と闇にあり   寡婦ひとり迎火焚けり雑貨店   桃を食ふ睫毛またたきまたたきて   やま...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2025.05.09 Fri 22:12

このテーマに記事を投稿する"

< 2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12 >

全1000件中 61 - 70 件表示 (7/100 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!