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永峰久比古『句集 柏』(安楽城出版)より

    平成23。 「馬酔木」同人。第1句集。 迎火を焚き続けきし母に焚く 枯るるもの枯れて磧の石叩 大寒の草の骨踏む別れかな 出願も受験も雪となりにけり 鳰潜き釣瓶落しの湖緊る 面影の母は老いざる手鞠唄 霧濡れの少女紙梳く登山宿 杉山に杉の香一番星涼し 落葉また落葉を呼びて暮れゆけり 水底を水流れ水澄みにけり 天気図に太陽溢れ五月来ぬ 残生の仄見えてくる夜寒かな   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.02 Sun 12:59

舘岡沙緻『句集 夏の雲』(角川書店)より

    2011年。 「花暦」主宰。第5句集。 初句座の一つ足したる机かな CT検査終へ汗のもの着用す みづうみの風の涼しや柱背に 瞽女唄を一途に藍の秋袷 幼ナ手のゴム風船の飛びたがり 末枯るる学問の灯はひとりの灯 塵捨てに出る乗初の昇降機 山荘の一と間一と間の秋惜しむ 風涼し乗船前を木の椅子に 青芭蕉風の一刀浴びにけり 原爆忌空あるかぎり忘れまじ 躑躅密生呼吸困難かもしれぬ しなのなる山を遠見の川涼み   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.25 Sun 20:56

山口超心鬼『句集 遠天』(牧羊社)より

    平成1。 「天狼」同人。第2句集。 遠天に峰雲菩薩立ち給ふ 終に揃はず酔漢の踊の手 栗飯の栗は龍神村のもの 密教の山断崖に藤の房 試し打つ祭太鼓の皮の張り 櫓より降りて踊の輪に入れり 雲板を強打一山蝉時雨 病床に居ずまひ正し年の礼 躍る輪の吾に蹤きくる吾が患者 葉牡丹の渦に飛込む玉霰 湧きつづく霊山の霧無尽蔵 月読の光が照らす初詣 大根を診察室に置いてゆく 国生みの島に棚引く初霞 上人の籠りし窟の岩の冷え   JUGEMテーマ:俳句...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.20 Tue 11:20

石橋万寿『句集 飛天の笛』(ふらんす堂)より

    2011年。 「狩」同人。第1句集。 買初めの本の匂ひを抱き戻る 折りあがる女雛を待てる男雛かな 花吹雪幌かけてゆく乳母車 風上へ合図野焼きの火を放つ 磯遊びせし夜の風呂にこぼれ砂 人波の上に真白き破魔矢かな 老いの身にふりだしの出て絵双六 ものの芽の力溜めゐる尖りかな 頂上をすこし貰ひて掻氷 イタリアのやうなブーツで落葉踏む 病ひには互ひに触れず日向ぼこ 水餅の焼かるるまでの仔細かな 風光る恋のラケット重ね置き 氷より匙のつめたきかき氷 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.13 Tue 12:11

坂戸淳夫『句集 異形神』(騎の会)より

    1999年。第7句集。 眼前の宙吊の蛇退きなさい 枯木山燃えぬ落日など要らぬ とりあへず死んでみせたる火取蟲 斧打ちこむ死んでゆく木の餞に 揚雲雀そこならば病む友見えむ そこに居ただけでにんげんが消えた 夏 手鞠うた見も知らぬ國経めぐりて   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.07 Wed 22:00

山崎治子『句集 たなごころ』(狩俳句会)より

    昭和63。 「狩」同人。第1句集。 じやんけんの石ばかり出すちやんちやんこ 蝉の声減りゆく日々よ母訪はな なぞなぞの父から母へ暖炉の夜 息かけて両手はげます紙漉女 肉片のごとく重なり落椿 子の籠を先に満たして蓬摘み おとし穴遊びのむかし花ざくろ 留守の間の嵩あきらかに柿落葉 数へ日や駅前にとぶ新聞紙 一息に口上を述べ春著の子 指先に目のあるごとく粽結ふ どの段も水に均され花山葵 寒き夜の反故をまるめる音ひとつ 地の窪はみな水ためて手鞠花 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.04 Sun 11:28

宇多喜代子『句集 半島』(冬青社)より

    1988年。第3句集。 石の家月光深きところまで 梟に熟睡のときのついに来ず 天に月地にありふれた流離譚 まつろわぬ者として負う花衣 長汀は死魚点々と夏の暮 長病みの手首は秋を知りつくし 逝く夏や芸人の大足をみて かくまでに人をへだてて蒼鷹 ひえびえと来るものを知る黒髪(かみ)の芯 日盛りを長方形の箱がくる 半身は夢半身は雪の中 心臓を押さえた形に冬の蝶 梟を見にゆき一人帰り来ず   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.06.03 Sat 11:15

やなせみわ『句集 南国』(狩俳句会)より

    平成6。 「氷海」「狩」同人。第1句集。 凍蝶となるべく翅を畳みけり 天国の亡弟が凧ひつぱるよ どんぐりの行方は知れず石畳 照りもみぢ水中からも照り返す しばらくは亡き母とゐて日向ぼこ 曲るべきところは曲り恵方道 石段をゆつくり下りて梅日和 亡き母の高さまでゆけ揚雲雀 初鰹跳ねて秤のしづまらず 竹皮を脱ぎ散らかして父のごと 仰ぎゐし雲海をけふ見下せり 外套の襟を味方として歩く 青き踏みいつしか拳解けゐたり 滴りにてのひら二つ窪ませて 雨...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.05.28 Sun 22:04

斎藤松亀子『句集 をんな』(琴座俳句会)より

    昭和63。 「琴座」同人。第一句集。 抱かれゐる胸の広さよ夏の海 白梅の白きをもつて見合する 雪の朝子等に守られ子が生まる 針を持ち女に浸る桐の花 蝉時雨口のかたさで生き通す 隠れても抱きに来るなり青田風 人間の口より太き大根買う   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.05.24 Wed 20:04

第381回坐忘会 令和5年皐月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和5年5月14日(日)  場 所:本部道場堂 南寮会議室  参加者:13名  投句者:5名    若葉落ち着けど、寒暖差の激しい五月、2ヶ月ぶりの坐忘会です。  近年最多の参加者で活気ある会になりました。  来月は「潮来吟行句会」が開催されるので、次回の坐忘会は7月です。  最高得点者は 同点で“眞澄さんと桃雲”でした。  今回の兼題は 「鯉幟」 「若葉」 「蚕豆」  なお、今回のブログが記念すべき50回目です(平成30年9月以来...

座禅修行だより | 2023.05.22 Mon 17:32

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