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山崎秋穂『句集 満目』(牧羊社)より

    平成3。 「南風」同人 第3句集 空蝉にのこるひかりの茶色の眼 こゑのあと音の澄みゐて松手入 そのまはりをぐらく涅槃し給へり 警策のいろなき風にひびかせぬ 落葉駆ける地上一寸夕あかり しはぶきのひとつ此岸に初法会 漆黒の土間に降り込む春の雪 雛の灯眠気大事にねむりけり 噴水のいきなり高し原爆忌 行くほどに霧濃くほとけ立ち給ふ ばらばらに整ふ礎石秋の風 瀬田川は大湖をしぼり雁わたる そのいろの土となりつつ落葉みち 絶壁に水仙根づく怒涛かな ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.08.14 Mon 20:18

第383回坐忘会 令和5年葉月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和5年8月6日(日)  場 所:本部道場 南寮会議室  参加者:10名  投句者:6名    原爆忌の日の句会。その日を彷彿とさせる灼熱の日であった。  暑さにも負けず、117句もの投句があり、活発な句評が交わされた。  幽谷先生は自宅療養で病状は軽くないとのことながら、沢山の秀句を送って頂いた。    最高得点者は“眞澄さん”と“桃雲”でした。    今回の兼題は「花火」「墓参り」「蜩」   ...

座禅修行だより | 2023.08.09 Wed 08:33

山口速『句集 道しるべ』(富士見書房)より

    平成11 「狩」同人 第3句集 朴落葉土になじめぬままの反り 飾り海老龍に劣らぬ髭を張り たかんなに近づく鍬を後ろ手に 遠く来て茅の輪一歩でくぐり抜け 神殿に脱ぎ捨てられて蛇の衣 生きるとは残さるること鳥雲に あかがねの拳ゆるめて種を蒔く ひぐらしのこゑもちりばめ光堂 白鳥を載せみづうみのたなごころ もの言はぬひと日が欲しや龍の玉 冴え返る魚拓には目がひとつのみ 硬さうに張られ遠野の代田水 暑気中り寝ころびて聴くレクイエム 名前などどうで...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.08.06 Sun 21:30

石動敬子『句集 逢隅』(多島海社)より

    2014年 「幡」会員 第2句集 御写真の通りの御方椿餅 天高き杜の都のクラス会 啓蟄の採寸ぐつと腕伸ばす ふらここのそばにやつぱり来てしまふ オクターブ低き声あり卒業歌 短日の瞬間接着剤に蓋 羽ばたくを押さへ鶯菜を茹でる ダンボール二個の引継ぎ四月来る 子規の忌の句座に一口チョコレート 図説大歳時記五巻獺祭 大暑へと引き摺る赤き旅鞄 抱へたる肘ざらざらと敗戦忌 母寒ぶといへば幼らさぶさぶと 京美人御一行様舟遊び 帰らうと幼なの言へり秋の暮 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.31 Mon 22:44

吉田哲二『句集 髪刈る椅子』(ふらんす堂)より

    2023年 「阿吽」同人 第一句集 こはごはとよその子叱る良寛忌 ざりがにの動くまで子の動かざる 粧へる山粧へる老姉妹 苗札や書き損じしを裏側に クローバー摘みつつ内緒話すこし 青芝に髪刈る椅子を据ゑにけり 抱き飽きて転がしておく竹婦人 まだ渡るもの一つなき初御空 父よりも上手くなるなよ喧嘩独楽 検診のスリッパ小さし寒戻る 冷蔵庫開けられてメモ靡くなり ナイターの終の一灯消されけり きぬかつぎ我が指存外可愛らし ちりとりへ春光ばかり集めけり ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.29 Sat 20:59

佐藤博美『句集 想』(ふらんす堂)より

    2014年 「狩」同人 第4句集   春愁や白線にある内と外   くるぶしと波の遊べる端午かな   振りだすも上がるもにはか夏祓   降りだして空の落ち着く雨水かな   すぐ翳るそれさへ京の冬らしく   あのころの時はゆつくり日向水   手花火のはじめは土の匂ひかな   窓に顔寄せて秋思の始まりぬ   建国の日やいくばくか土を踏み   ひとびとにゆきわたりたる桜かな   形代に書きて...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.28 Fri 00:23

佐藤博美『句集 想』(ふらんす堂)より

    2014年 「狩」同人 第4句集   春愁や白線にある内と外   くるぶしと波の遊べる端午かな   振りだすも上がるもにはか夏祓   降りだして空の落ち着く雨水かな   すぐ翳るそれさへ京の冬らしく   あのころの時はゆつくり日向水   手花火のはじめは土の匂ひかな   窓に顔寄せて秋思の始まりぬ   建国の日やいくばくか土を踏み   ひとびとにゆきわたりたる桜かな   形代に書きて...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.28 Fri 00:23

山口誓子『句集 方位』(春秋社)より

    昭和42 「天狼」主宰 第12句集 田植衆憩ひて飲みも食ひもせず 胸を背に寄せて雪嶺重なりあふ 架橋行く眼にもとまらぬ雪解川 農夫独り何に手を拍つ春の晝 秋晴を禿山たるに終始する 一枚を念ずるごとく紙梳けり 吾が真似て漉きたる紙は紙ならず 冬山にピッケル突きて抜きしあと 寒雲の擦過してゆく吾が頭上 スクラムを組む肩と肩音立てて 二分一分ラグビーの終末の 激流に棹一本の和布刈舟 光背として自転車に水搬ぶ 盤石の雲ラグビーの始まる頃 萬燈の...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.22 Sat 19:25

鈴木しづ子『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』(河出書房新社)より

    2009年 第1句集「春雷」第2句集「指環」合本 「樹海」会員 寒ともしわざに馴れたるひとの指 寒玉子うく徹宵の油の掌 雪の宿貨車の連結みてゐたり 凩やはやめに入れる孤りの燈 冬雨やうらなふことを好むさが 春雷はあめにかはれり夜の対坐 とほけれど木蓮の径えらびけり 古本を買うて驟雨をかけて来ぬ 躬(み)のつかれ窓にいたはる夕薄暑 夫ならむひとによりそふ青嵐 工場菜園畸形の胡瓜そだちつつ  爆撃はげし 東京と生死をちかふ盛夏かな 宵闇やひとにした...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.19 Wed 14:55

永島靖子『句集 眞晝』(書肆季節社)より

    1982年。 「鷹」編集長。第一句集。 さびしさも透きとほりけり若楓 いちまいの掌が浮いてゐる秋の草 一枚の絹の彼方の雨の鹿 十薬の花のかたちのやまひかな せせらぎのふたみちなれば蝶に蹤く 橋のたもとに薊一本友の夫 螢火のもつとも強きとき放つ 倉庫街あきれるばかり椿落つ   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.07.16 Sun 19:10

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