[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 俳句のブログ記事をまとめ読み! 全2,023件の8ページ目 | JUGEMブログ

  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

俳句

このテーマに投稿された記事:2023件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c230/5845/
俳句
このテーマについて
皆さんの作った俳句を載せてください。
このテーマの作成者
作者のブログへ:「hotsuma2008」さんのブログ
その他のテーマ:「hotsuma2008」さんが作成したテーマ一覧(1件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13 >

真木はるえ『句集 神田』(七月堂)より

    1991年 「狩」同人 第1句集   宵山や灯せば匂ふ青畳   婚の荷につかまりてゆく草の絮   ものの影みな立ちあがり月の道   寒柝の行く手に闇は道をあけ   しぐるるや石それぞれの目鼻立   連翹の黄の奔放に日をはじく   子の誘ひことはり母の日の家居   山葵田を幾曲り来し水の澄み   油蝉こゑ張る俄か雨の中   正門を点して父の魂迎へ   人波の方にかたむき荒神輿   ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.06.21 Fri 21:36

有山八洲彦『句集 朱雀』(狩俳句会)より

    平成7 「狩」同人・「朱雀」主宰 第2句集   駅裏の残雪といふ頑固もの   天井に闇押し上げて炉辺話   初夢を見しとも見ざりしとも思ふ   裾つまみ上げ春泥を神父来る   せがまれてまた抱き上げて青き踏む   伊予柑の尻に敷かれて置き手紙   ワイングラス鳴かせて磨く夏至の夜   言ひにくきことをさらりと生身魂   女郎花駅桔梗駅縄電車   自らを尾で励まして登山馬   子...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.06.12 Wed 20:32

杉山伊都子『句集 転調』(狩俳句会)より

    昭和63 「狩」同人 第1句集   紫陽花のけふの色見てけふも臥す   咳き込みてイエスの言葉きき洩らす   曝書してもう弾くことのなき楽譜   滝行を終へふんだんに被る水   手鞠唄より逃げ出してはずむ毬   米を磨ぐ指の先まで花疲れ   打つ者もなし病棟の油虫   白きものより見えそめて明易し   一つ売れ一つおぎなふ福だるま   これ以上割込めぬ絵馬二月尽   神苑のすみず...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.06.06 Thu 20:48

柿本多映『花石』(深夜叢書社)より

    1995年 「草苑」「白燕」「犀」同人 第3句集   門前に土筆が生えて暮れかねる   のどもとの眩しさに春過ぎゆけり   蟇みぞおちに何滞る   わが正体夕顔の凋む頃には   風景の何処からも雪降り出せり   一本の柱を倒す祭かな   春風というて鬣なきものら   即興といふべき風の猫じやらし   思ひ出し笑ひや両手に柿提げて   頭蓋いま蝶を容れたるつめたさよ   JUGEMテーマ:俳...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.05.31 Fri 19:34

忌日俳句

 忌日俳句、というのが正式の呼び名かどうかはわかりませんが、歳時記には文学者を中心にいろいろな人の忌日(命日)が季語として載っており、忌日を詠み込んだ句も多数あります。 *  「芭蕉忌」や「一茶の忌」などといういい方が一般的ですが、芭蕉忌は「時雨(しぐれ)忌」と呼ばれることがよくあります。これは芭蕉が亡くなったのが10月12日(陰暦)で時雨の季節であること、時雨は芭蕉が好んで詠んだ句材であったことなどによるようです。 *  亡くなった季節やその作品にちなんだ忌日の呼び名としては、正岡子規...

俳句スパイス | 2024.05.31 Fri 09:09

関登代子『句集 糸でんわ』(東京四季出版)より

    平成12 「峰」同人 第2句集   籠吊るす腰の豊かよのり掻女   夢に負ふ夫の重さや明易し   夫盗む天の盗人おぼろ月   一周忌かなしみ色の足袋を脱ぐ   紅葉散るしじま散らざるしじまかな   啓蟄やテレホンカード穴二つ   籐椅子に夫の残せし軋みかな   カクテルはピンクレディよ花火の夜   沈船のマスト八月十五日   緑陰にひとつはづせる胸釦   墓洗ふ亡夫の胸はここ辺り ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.05.27 Mon 20:53

第392回坐忘会 令和6年皐月句会

JUGEMテーマ:俳句     開催日:令和6年5月19日(日)   場 所:本部道場 南寮会議室   参加者:11名  投句者:7名    定着会員すべての投句で、126句から参加者10人が1句/人で選句した結果、最高得点者は幽谷先生、1点差で大元さんが続きました。  参加中の高得点者が3名 竜穏さん、蕉山さん、幽水さんでした。  今回の兼題は 「新緑」 「衣更」 「金魚」   ------各自の高得点句を紹介します。--------                         ...

座禅修行だより | 2024.05.24 Fri 17:31

平栗瑞枝『句集 花蘇芳』(ウエップ)より

    2010年 「渚の會」会員 第1句集   ふるさとの匂ひと似たる夏野かな   汗の手を握る集中治療室   四五日を手抜きしてをり夜の秋   夜廻りをせむとて酒の席を立つ   きつと来てくれる寒紅ひいてみる   相続のひとつは蝮多き森   軍艦のやうな子の靴休暇果つ   舞ひ終へてなほ神の所作里神楽   囀りや船長自転車で帰る   フラスコに逆さのわたし春深む   花火師の背中もつとも...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.05.20 Mon 21:11

大島幸男『句集 雪解』(青磁社)より

    2024年 「氷室」同人会長 第1句集   悴みし妻の釦を嵌めてやる   一抜けて二抜けて釣瓶落しかな   羚羊の一点にして動かざる   旅鞄曳く音のあり明易し   文豪をまねて頬杖夏座敷   天高し大河と言ひて筋ほどに   やみくもに線引きし書を曝しけり   夏の雨さらり約束反故となる   チンパンジー一人と数へ長閑なり   闇重く濡れ蛍の二つ三つ   石仏の其処は手をもて草を刈る ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.05.11 Sat 22:45

貞方義昭『句集 悠久』(文學の森)より

    平成29 「朴の花」同人 第1句集   切れさうで切れぬ草書や実朝忌   玄室の中まで花菜明りかな   かたづ飲む児等に等しく聖菓切る   今川焼うらもおもても巴紋   煮凝りや平和に馴れてゐる不安   花種採る妻のフリルのエプロンに   百選の水ふんだんに芋水車   洗礼の赤子を泣かす寒の水   紙風船たためば月の舟となる   終刊の「プレイボーイ」と日記買ふ   恐ろしき事を...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.05.03 Fri 22:32

このテーマに記事を投稿する"

< 3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13 >

全1000件中 71 - 80 件表示 (8/100 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!