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またまた漱石さんの俳句 なのだが・・・ 俳句といっても 敷居の低い これ ほんとうに俳句?? というものの数々。 南伸坊さんが選んで 挿絵を描いている。 大人が 楽しめる絵本。 ぺらぺらとめくって その日の気分で。 南辛坊さんの挿絵が 味があって より楽しい! JUGEMテーマ:俳句
アメリカから日本が見える?(アメリカ事情)from Mitsuko | 2024.11.23 Sat 13:43
平成4 第8句集 「風」同人 寒牡丹淡きは淡く濃きは濃き 椎の実のここぞとばかり落ち溜まり 雪嶺をはるか国仲平野かな 松秀で桜秀でて佐渡の春 遠ち方は黒づみゐたる青葉潮 年暮るる胸に手をおきねむらんか 流し雛手で送り波してやりぬ 寒牡丹包める萼のうすみどり 夢殿をめぐりて寒の草取女 人形の恋の熱気や寒の汗 沈流亭その名に春を惜しみけり ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.21 Thu 19:38
令和6 「海棠」主宰 第5句集 おさげ髪ぎゆつと土筆の束にぎる 死に下手になりたるわれらほととぎす 湖西線一日にして刈田の変 踏みつけて杖でひろげて栗の毬 風もまた紀の国の幸柿を干す 春の昼つの字への字に猫屈伸 浮いてこい油断のならぬ世なれど 神が指たてて割れたる山姫(あけび)かな 師走のレジ足のマークに立ち並び あぢさいや傘のぶつかり合へる寺 &nb...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.15 Fri 17:48
昭和62 「火星」同人 第1句集 皆寄りてゐるに語らぬ父寒し 朝顔をいつも裏より見る茶の間 月の藁塚人去りし後発光す 稲妻に髪濡らしきて反抗期 光るもの得て川に啼く寒鴉 子が乗れば馬となる石草青む 燕の子パン屋の軒を翔つ日来て 冷まじや空井戸に音落ちゆきて 神の火に頬あたたかき初詣 弁当箱三つ並べて九月来る 銀河よりひらと零れて埴輪の目 ...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.14 Thu 19:32
令和3 「天塚」同人 がんがんと雲の峰湧く賤ケ岳 叩きつつ聞きしラジオや敗戦忌 禿頭を撫づるごとくに墓洗ふ 旅に立つ神に子の婚告げにけり 死んだふりして大寒を生きてゐる み仏に坐りよろしき西瓜割る 名月を抛り上げたり三笠山 風花や「見事なお骨でした」と僧 ふくよかに遺影の妻や初明り 戸締りを知らぬ村人麦の秋 鶴の子のまだ紅を頂かず &nb...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.12 Tue 19:51
2012年。 「やぶれ傘」主宰 第5句集 龍太逝く花に嵐のくる前に ひと漕ぎでふらここ風のなかに入る ベイジンの夜の高きを柳絮とぶ 突堤の先よりもどる日傘かな 雲の峰龍太の山河のこりけり 牛の尾のしばらく休む女郎花 豆引ける人に丹後の日は傾ぎ 榾くべる手なれたる手を眺めをり 鱈を糶る男らに日の差しきたる 鬼おこぜ顔を残してさばかるる 大寒や...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.09 Sat 21:22
平成4 「草苑」主宰 ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ 閂をかけて見返る虫の闇 誰がために生くる月日ぞ鉦叩 ゆるやかに着てひとと逢ふ螢の夜 ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき 窓の雪女体にて湯をあふれしむ しづかなる母の起ち居も雪の景 絹をもて身をつつみ秋きたりけり ひとり臥てちちろと闇をおなじうす 水中に滝深く落ち冬に入る 賀状うづた...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.11.05 Tue 19:47
平成16 「運河」同人 第1句集 くろかみをゴムで束ねて炎天へ 狸藁塚さげて軽きに驚けり 手袋をはづさず親鸞像拝む ウインザー城の窓より巣立鳥 花冷や競馬新聞尻に敷き 田を植うる小学生がどかと来て あり過ぎと文句言ひつつ栗拾ふ 日の出づる国に戻りて初日の出 紫雲英田の切れしところに小学校 大学の合格インコにも知らす 草相撲土俵は水で円をか...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.10.26 Sat 20:50
平成23 第2句集 「梟」同人 「星だより」主宰 遁走の百足非非非非非非非非非 かき氷崩れて言はんこつちやない コロッケのペチャクチャ揚がる秋の暮 人といふ肉管楽器しはぶけり マスクして指名手配書見てをりぬ 給油されストーブは喉鳴らしたる 梟の取替へのききさうな首 聖菓切る層にイチゴ紀クリーム紀 春愁のひつつきあへる焼餃子 うるみ目のひとを妻とし春の...
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.10.22 Tue 19:19
平成24 「参」「晨」同人 第2句集 雛の日に童となりて母逝けり 金の芒銀の芒とそよぎけり 鬼城ほどが念力ゆるむ大暑とは 涸川に蝙蝠傘の突刺さる それぞれの駅弁覗く春の旅 連弾の少年少女小鳥来る 落葉掃く落葉降る音ききながら 寒紅をひきて旧交あたたむる ふらここがお前も来いとゆれてゐる 大寺の雨だれ太し昼の雷 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.10.15 Tue 21:01
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