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延寿寺富美『句集 大旦』(文學の森)より

    平成23。 「白桃」同人。第2句集。 膝出しておしやまになりぬ更衣 亀の子のジタバタとして買はれけり 抱くことも少なくなりし日焼の子 夜濯の手より淋しくなりにけり さみしくてまた雪降らす雪女郎 宿の子の宿の手伝ひきりぎりす 子の作る少し垂れ目の鬼の面 草笛のよく鳴る力抜きてより サングラスはづして嬰を抱きにけり すぐ母に替はられ父の日の電話 虫採りの子の先頭に次男かな 草笛や中学校は山の上 少年の自転車軍団火事を見に 上履きに穴ぼこ一つ卒...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.30 Mon 00:37

第378回坐忘会 令和5年睦月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和5年1月15日(日)  場 所:本堂 南寮会議室  参加者:12名 投句者:7名    令和5年の初句会。近年最高の参加者数で、句の数も最高! とても賑やかで華やいだ新春らしい句会でした。  幽谷先生は昨年暮、退院されましたが、参加は見送られました。    最高得点者は“桃雲”でした。    今回の兼題は「初雪」「若菜」「雑煮」     ------各自の高得点句を紹介します。--------   ※寒に...

座禅修行だより | 2023.01.25 Wed 10:04

川合民子『句集 春障子』(東京四季出版)より

    平成9。 「松籟」同人。「沖」会員。 大根をごぼごぼと炊く風の夜 栗飯のほつこり炊けて嫁姑 鳥雲に二伸まである母の文 夏めくや女の白き土踏まず 瞑りて奈落見るごと髪洗ふ 大焚火指の先より輪に入りぬ 木曽は雪蔵にみその香うるしの香 実年と呼ばれ男の懐手 雪ぼたる母には訃報伏せておく またひとり女が遺り雪の葬 声かけてははの居さうな春障子 山眠る起さぬ程の斧こだま 母在せし部屋そのままに北閉ぢる 貼り薬すぐに剥がるる雨水かな 光にも風にも馴...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.21 Sat 23:20

黛まどか『句集 花ごろも』(PHP)より

    1997年。 「月刊ヘップバーン」代表。 春の波恋に引き際ありにけり 初蝶の消えたるあたり草匂ふ 湖の面のひと揺れに発つ花筏 花冷のくちびるをもて黙らさる 芹摘の帰る帰ると言ひながら バレンタインデーカクテルは傘さして もう声のとどかぬ船や春日傘 土筆出ていきなり大き山に会ふ 青き踏む好きになること止めたくて また同じタイプに夢中万愚節 みほとけのやうに抱かれて花の雨 春一番あしたの私連れてくる 船長はいつも後ろ手鳥雲に 東京の顔で戻りし盆休 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.15 Sun 23:06

宇都宮敬子『句集 琴弾鳥』(ウエップ)より

    2020年。 「鴫」「貂」同人。 第2句集。 曹達水シュワッと何か失へり 大皿の模様のやうに舌鮃 鎧ひたる騎士の風格夏館 踏んで脱ぐ水着に草の匂ひかな 隣国の文字まだ読めず冬銀河 数へ日や本は書棚を出でしまま 踏み入りて明日のやうな雪の原 船虫の散りて亀の手残りけり 充電のやうに幹抱く秋の蝉 秋蝶の空気抜くごと羽たたむ 寒芹に抜身のやうな水流る 釣舟の幅に薄氷開きけり 料峭の嘴に跳ねたる銀の魚 嘴太き鶯餅でありにけり カピバラを撫でて勤労感謝...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.14 Sat 22:18

渡部有紀子『句集 山羊の乳』(北辰社)より

    令和4。 「天為」同人。第1句集。 人日の赤子に手相らしきもの 夜店の灯にはかに玩具走りだす 秋ともし飛べない鳥の飛出す本 千本の影を整へ針祀る 聖夜劇天に吊りたる星あまた 卒業歌前のみを向き立尽くす 行く春や餡の重たき中華菓子 大利根の光も容れて袋掛 二階より既に水着の子が来る 月蝕を蜜柑二つで説明す 飛込みし鳥の重さや花万朶 ゆつくりと指揮棒を振り春惜しむ 朝焼や桶の底打つ山羊の乳 落椿丸ごと朽ちてゆく時間 蒼天の剝落として...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.08 Sun 22:55

渡辺花穂『句集 夏衣』(北辰社)より

    令和2年。 「天穹」「銀漢」同人。第1句集。 芽吹き初むこの木なんの木気になる木 電池切れの怪獣を抱く昼寝の子 破芭蕉切り取り線のあるやうな 生クリームの角が立ちたる天高し 蜥蜴出づクレオパトラの浴槽に 春の星ハープの余韻膨れ来る 寝たふりの園児もゐたる昼寝時 星涼し馬乳酒の杯高々と マヨネーズのさいごの絞り鵙高値 九体仏にまみえ白息しづめけり 薄氷を絵踏のごとく歩みけり しやぼん玉目の前に来てこはれけり 夕端居をりをりに聞く風の詩 母の...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2023.01.08 Sun 00:43

渡辺四日女『句集 若松』(狩俳句会)より

    平成3。 「狩」同人。第1句集。 喪の涙かくす日傘を斜めにし 許されて術後に吸ひし青みかん 薬臭の看護婦薔薇を嗅ぎゐたり 米うまい近江にあまた捨案山子 鉄打つを見てゐて同じ汗流す 医学書の五臓六腑を日に曝す 藁塚に声かけてゆく老農婦 聖き夜を病む身ほとりの白づくめ 一の糸五の糸和して琴始 煮えそめし蓋の傾き大根焚 蜆汁すすめて病にはふれず 子が吹いて思はぬ高音菖蒲笛 丸刈りに角刈りにして寺さつき 桟橋に混む海の火蛾陸の火蛾 頬被りして藍染...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.29 Thu 23:53

第377回坐忘会 令和4年師走句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年12月4日(日)  場 所:本堂 南寮会議室  参加者:8名 投句者:7名    幽谷先生入院中に付き欠席。総裁老師、玄妙さん、妙珠さんのご多忙、欠席あり。少々寂しい会となりましたが、発言活発で楽しい令和4年最後の句会となりました。  最高得点者は ”竜穏さん” でした。    今回の兼題は 「冬銀河」「白鳥」「埋火」     ------各自の高得点句を紹介します。--------   ※冬銀河居酒屋の軒猪吊ら...

座禅修行だより | 2022.12.22 Thu 10:06

大堀柊花『句集 増』(本阿弥書店)より

    2002年。 「狩」同人。第2句集。   舞初や見えざる富士へ手をかざし   鬼女出でて火の強まりし薪能   くちびるをうるほせしのみ菊の酒   湯豆腐の角ふれ合うてそこなはず   恵方へと水上バスに人あふれ   灯を入れて涅槃哭く声よみがへり   調教の鞭はつかはず花に沿ひ   木の橋のあうらにやさし蛍狩   殺しなきことのさみしき夏芝居   三伏の雲の白さのただならず   嚏して...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.12.19 Mon 00:30

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