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『西宮舞集(自註現代俳句シリーズ13期25)』(俳人協会)より

    令和6 「香雨」同人   風鈴に触れてすらりと風通る   昼寝児の顔のぞき込む昼寝覚め   何もなき地を啄みて寒雀   智恵ついて悪知恵ついて夏の果   瀧落ちて樹々も大地も眠らせず   くしやみして生まれたての子驚かす   霧襖進めば少しづつ開く   強すぎる風には止まり風車   モンローに似たる一匹金魚鉢   目を閉ぢてはんざきおのれ消しにけり   ふり立てし角をつかまれ兜虫 ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.08.09 Fri 11:40

土方秋湖『句集 四神』(東京美術)より

    昭和56 「馬酔木」同人 第2句集   ほたる見の車の中を螢とぶ   晴るるらし声つつぬけの青葉木菟   猪鍋や酔のまはるが目に見えて   首を振る百合の夜風がとどきをり   盆ちかき仮寝の夢に母のくる   使はれてそりくりかへる蝿叩   駆けゆきて雲となりけり補虫網   弟を泣かせ片手に蝉鳴かせ   灯をつらね旧街道は秋まつり   すぐ泣いてもどる端午の紙兜   遠花火全きが見...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.30 Tue 19:25

柳堀悦子『句集 鼓動』(邑書林)より

    2023年 「晨」同人 「汀」会員 里人 第1句集   探梅の朽ちし祠にゆきあたる   決めかねて仰ぎてゐたる夕焼かな   夕焼を拡げゆきけり豆腐売   思ひ出に身をしづめゐる柚子湯かな   大空のがらんと碧し山眠る   母を待つ窓にたつぷり春夕焼   日は天に那智の大滝轟けり   山のこゑ風の声聞き薬喰   青梅雨のあした産声あがりけり   のどけしや雲の近づく観覧車   母の日や百...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.23 Tue 19:02

山咲臥竜『句集 原型』(ふらんす堂)より

    2013年 第1句集   水ぬるむ頃やをみなの蜜もまた   高千穂や記紀このかたの山霞   本日はお日柄も良く花粉症   耳もとに囁く邪鬼や夕桜   佐保姫やうすくれなゐの貝の肉   しなやかにかひな二本や更衣   さみだれや厩舎にこもる馬の息   五月闇生き殺しつつ愛し合ふ   路地裏にソースのにほひ充ち暑し   帰り花咲く散りぎはのやうに咲く   木がらしを行く贅肉を削ぎにゆく ...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.18 Thu 20:45

中村孝一『句集 西国』(ふらんす堂)より

    2001年 「氷海」「狩」同人 第1句集   木片のごと舟かわく鵙日和   耶蘇の島麦は海際より熟れて   十字架の主に見おろされ土筆つむ   盆の僧海見てゐしが歩き出す   横たへて舟より長き和布刈竿   白塗りのまま背にねむる祭稚児   まだ誰もくぐらず茅の輪匂ひけり   ある筈のなき胃にしみて寒の水   とつぷりと暮れてまだ鳴く法師蝉   着ぶくれの一人が遅参戦友会   文机の...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.14 Sun 18:36

水野晴嵐『句集 大津絵』(ふらんす堂)より

    2001年 「狩」同人 第1句集   枯菊を焚けば菊の香よみがへり   歓声のあとの嘆声揚花火   来客に空より応へ松手入れ   掃初めの塵にまぎれてはづれくじ   川床料理眺めてしばし箸つけず   前足をきつちり揃へ狩の犬   石と貝机上にならべ夏休み   手袋のごみ手袋を脱ぎて取る   耳寄りな話も尽きて日向ぼこ   麦秋や名付け事典に栞して   大夕焼引き返すなら今のうち &nb...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.09 Tue 21:05

第394回坐忘会 令和6年文月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和6年7月7日(日)  場 所:本部道場 南寮会議室  参加者:7名  投句者:10名    中央支部座禅会に参加しておられる草茅加世子さんからはじめての投句がありました。  激暑の中、少ない出席者が大量119句の中から10句/人で選句しました。結果は次の通りです。    高得点者は ダントツで“のりこ”さんでした。    今回の兼題は「夕立」「蝉」「冷麦」   ------各自の高得点句を紹介します。-------- ...

座禅修行だより | 2024.07.08 Mon 10:35

桑島啓司『句集 滝山』(本阿弥書店)より

    1997年 「狩」同人 第2句集   岩のごときに水はじき滝行者   作業服ばかりつくろひ針納め   水行を終へたるわれに蚊の寄らず   片蔭に寝かせて長き寺梯子   風邪のほか病を知らず風邪に臥す   緑蔭に力を抜いてブルドーザー   鉄工の胸にぶつかり甲虫   スケートの滑走に慣れ口きかず   涅槃図にわが頭の影も加はれり   毛糸編みはじめ一切口きかず   更衣不倫の胸を少し見...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.07.01 Mon 20:41

植山露子の俳句

私ことお父さんは、昨年(2023年)暮れに、俳人・水原秋櫻子の『近代の秀句―新修三代俳句鑑賞』という本を古本で買ったのだけれど(名著だが現在は絶版のため、少々高かった)、その中で「植山露子(うえやま つゆこ)」という女性の俳人の次の句に心惹かれた。   電車ゆき夏草なびく夜のふかさ   植山露子とは聞いたことのない名前だったので、ネットで検索してみたが、あまりはかばかしい結果は出てこなかった。そこで、「この世のすべてがそこに置かれている」で有名な、国立国会図書館デジタルコレクションで...

お父さんは今だいたいこんな感じ。 | 2024.06.30 Sun 17:44

塚谷誠『句集 五弦琵琶』(角川書店)より

    平成23 「築港」同人 第1句集   いくたびも読む大吉の初みくじ   和洋装ごちや混ぜになり盆踊   職退いて馴れぬ手付きで草を引く   祇園囃子どこか悲しき調べにて   母がゐて祖母がまたゐて運動会   戦後史を律儀に生きてちやんちやんこ   川の灯に深き黙祷原爆忌   おん祭飾られし馬暴れけり   手練などありさうになし猫の恋   ふらここを漕ぐかなしみを捨てたくて   い...

《本の出張買取》奈良・全適堂 店主ブログ | 2024.06.25 Tue 19:46

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