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紫さいたま句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 4月は紫全国大会のためさいたま句会は休会です。 次回のさいたま句会は5月13日(土)の予定です。 山崎十生主宰選 天 冴返る練歯磨きにつのが立つ 伯子 地 授かりし虚空踏ませじいぬふぐり 波留美 人 片時も...
俳句スパイス | 2017.02.23 Thu 10:18
紫川口句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は4月2日(日)です。 山崎十生主宰選 天 この海はあの海なんだ原発忌 友光 地 自由でも勝手でもないつくしんぼ 壽子 人 暗殺も拉致も今なほ霾晦(よなぐもり) 洋子 秀逸 まだともう表裏一体冴え返る 智恵 白といふ意地...
俳句スパイス | 2017.02.23 Thu 10:17
「紫」2017年3月号 大道無門(「紫」3月号抄) 山崎十生 選・評 見ゆる危険見えざる危険枇杷の花 伊藤伯子(山紫集) 現今の世の中には、見えないものに畏怖感を覚える。 もちろん見える危険も、それなりにあることはある。 枇杷の花は、そういう作者の感得した危険さを十二分に 象徴している。生きている限り精神的な面での不安はあるが、 生を謳歌することも忘れてはならない。 不自由と思へば踠く雪螢 浅野都(無門集) 融通...
俳句スパイス | 2017.02.23 Thu 10:16
「紫」2017年3月号 龍門集より 十二月八日斎戒木浴す 山崎十生 十二月八日蒼天奈落めく 十二月八日胃酸が多すぎる をとこごを産みたる憂ひ馬肥ゆる 若林波留美 水鳥は和(なご)める楕円夕まぐれ パスカルのうようよしてる枯河原 渡辺まさる 邪宗門入れば曼珠沙華 ばかり 遠い木から揺れ出す十二月八日 鈴木紀子 語るほど語っていない虎落笛 ほろほろと夢の途中の初日影 関口晃代 ほろほろと夢のつづきの初鏡 ...
俳句スパイス | 2017.02.23 Thu 10:14
吐息ほのぬくし眠れる膝の山羊 鳴く亀や座敷わらしや座敷やぎ 猫の日であるらし山羊の大あくび 2月22日は山羊の日、ちがった、猫の日であるらしい。 まあ、そんな賑わいもよそにうしおは大あくび。 世間が何に騒ごうとも我関せず。 山羊の日は5月1日のメーデーか、5月10日でゴートの日かという話が山羊飼いの間でされていた。 山羊の日が制定されて季語になるというのは夢物語か。 二句目は、俳句ではタブーとされる切れ字を二つ重...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.02.23 Thu 09:51
永き日や暮るるを待たず赤ワイン 白梅の日でありにけり白ワイン 赤いワイン白いワインと寒明忌 すべてワインの句。 飲むのはドイツワインばかりなり。 近所の酒屋さんがドイツワインにこだわりがあってありがたい。 そうそう置いていないので。 写真のワインはどちらも美味。 とくに左の白のKARL ERBES。 急斜面で作られ、ブドウの粒も小さめなんだとか。 なので収穫するのも大変で、ブドウの量もたくさん要る。 少々価格はするが、それを考えれば安...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.02.22 Wed 10:55
法螺吹いて門跡の庭朧なる 近くに出張に来たので、昨年に続き聖護院へ。 はじめて法螺貝を吹く。 なかなか音が出ない。 注意書きにはトランペットのように、唇を震わせる感じでとある。 どうやっても音が出ないので、通りがかった僧に聞いてみると横笛のような感じで吹くのだと。 修験道は岸壁に立って吹くことがあるので、まっすぐに吹くと視界が遮られて危険だという。 横に向けて吹くとたしかに音が出た。 抑揚をつけるのは難しいが、なかなか染みるいい音。 庭...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.02.21 Tue 10:38
十秒のドライフーズや浅蜊汁 ここ数年、味噌汁はほぼアマノフーズのもの。 種類も多く、さらにネギや七味を加える。 なにより十秒でできてしまう魔法のよう。即席ラーメンもびっくり。 野菜も一年中食べられるし、便利だがこうやって季節感はどんどん失われていくのはいたしかたなしか。 で、これがまた美味しい。 味噌汁だけでなく、カレーやどんぶりや麺の具などもフリーズドライであっという間。 で、これがまた美味しい。 開脚の角度広がる雨水かな ...
《古書・古本の出張買取》京都・全適堂 店主のブログ | 2017.02.20 Mon 10:10
(長門市HPより) 春の潮薫れる金子文英堂 春の風みすゞロードの詩札鳴る 見えぬもの見ゆる魂みすゞの忌 3月10日は童謡詩人金子みすゞの命日。 山口県の港町である長門市の仙崎にみすゞは生まれ育つ。 みすゞロードと名付けられた通りには、各家にみすゞの詩が書かれた札がつられている。 北へ歩いていくとみすゞ記念館があり、1階はみすゞが書店員として働いていた金子文英堂が復元されている。 さらに上がるとみすゞの墓のある寺が。 本名「...
《古書・古本の出張買取》京都・全適堂 店主のブログ | 2017.02.19 Sun 11:14
たらの芽や高枝鋏空を切る たらの芽を剪つて喜び見失ひ 刺刺さる覚悟たらの芽拾ひけり 2年前にタラの芽を採りに連れていってもらった。 高枝バサミで剪るのがなかなか難しい。空を切ることもしばしば。 剪ったはいいが、小さいので草むらに落ちるので見失うことも。 一人が剪って、一人が落ちたところを確認して取りに行くという役割分担が必要。 トゲがいっぱいなので取りにいくのも覚悟が必要。 最後は天ぷらにしてすべてよし。 葱育つ鍛へ上げたる太刀のごと ...
《古書・古本の出張買取》京都・全適堂 店主のブログ | 2017.02.18 Sat 10:44
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