[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]

「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は8月6日(日)です。 山崎十生主宰選 天 かたつむり無駄な時間は無駄でない 智恵 地 削げるだけ削ぎしいのちか蛇ひかる 波留美 人 わだかまりすっきり捨てて心太 ふじ子 秀逸 力抜きちからそだつや雲の峰 みずほ 尺蠖は時を刻んでゐたりけり ...
俳句スパイス | 2017.06.14 Wed 11:18
「紫」2017年7月号 龍門集より 鬼になる修行を積めり野火に舌 山崎十生 咲くことは最後の手段桜東風 引き際が肝心要三鬼の忌 国いかに浅蜊クローズアップさる 若林波留美 御柱よ群を抜け出す諸葛菜 貼り付きし仮面融け出す花の下 渡辺まさる 無重力状態なりし花吹雪 家系図をはみ出してゐる今年竹 鈴木紀子 天国を地図にて探す万愚節 再びの西行桜はどのあたり 関口晃代 西行の桜吹雪く人もふぶくなり ...
俳句スパイス | 2017.06.14 Wed 11:17
梅雨の蝶白蝶草の高さほど 白蝶草は季語ではないので、梅雨の蝶との取り合わせで詠んでみました。 梅雨寒や古書店直下防空壕 京都のある古書店の店主の座っている真下に防空壕があるとのこと。 妙齢のハスキーボイスお花畠 時の日や老いたる小町像と歌碑 時の日は6月10日。 >時間を尊重し,生活の改善・合理化を進める目的で,1920年(大正9)設定された記念日。6月10日。671年4月25日(太陽暦の6月10日)に天智天皇が初めて漏刻(水時計)を設置して時刻...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.12 Mon 11:04
豪快にピクトグラムが滑り梅雨 お店にあるピクトグラム。 唐突に梅雨に突入。 梅雨に入る積み上げし書へまた一書 詠みたい本ばかり増えていく。 買取りの本は余裕があるのでご用命を。 入梅や卵まぶしくレモン色 先日いただいた山羊飼いさんのファームで産んだ卵。 レモン色ははじめて。 考へてをる噴水も雲も見ず 京都国立博物館にて。 噴水を奏づ見えざるハーピスト クリスタルボウル風鈴交々に JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.09 Fri 10:10
万緑を引きこむ湖の底ひかな 井手町に石窯焼のピザの店があり、そこで山羊を飼っているという情報を得る。 しかし閉店してまもない後。 そばの大正池で詠んだ句。 池だが、広くそして深さを感じる。 湖は深さ5メートル以上とも言われるが、決定づける区別はないようだ。 底ひは古語で奥底。 濃みどりの湖に黄菖蒲高らかと これも大正池。 万緑を映した海から太陽のように黄菖蒲が昇る。 弱者とは一体誰か七変化 紫陽花は色の移り変わりから七...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.07 Wed 12:22
感銘を受けて著者ご本人から直接購入。 平明な言葉で誰にでもすっと入ってくるおおらかな句が多い。 詠み方のお手本にしたいような句ばかり。 好きな句はほとんどなので選句が難しい。 当たり前のことに詩を見つけられる人こそ詩人なのだろう。 フェルメールの光を曳いてゆく蛍 フェルメール好きにはたまらない句。 やられた感強し。 澄む水の底に抒情のやうなもの つぶあん派こしあん派ゐて月を待つ 体脂肪0%の案山子かな イーハトーブの星の匂ひの冬林檎 イーハトーブは宮...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.05 Mon 12:34
浜辺より席埋まりゆくカフェの夏 淡路島ののじまスコーラの直営店であるミエレでの実景。 はちみつを使った料理が目玉。 はちみつと淡路の牛やたまねぎなどを使ったカレーをいただく。 ドリンクももちろんハチミツ入りジュース。 俳句大学では特選を多くいただいた句。 皐月波返す余白へ潮の香 これも淡路島。 波が返っていった空間へ潮の香りが入る余地が生まれる。 評価はともかく、個人的には好きな句。 夏の朝一杯の白湯身を流る 朝起きると、まず一杯の白...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.03 Sat 21:19
「鷹」同人の方より句集をいただいた。 難解な言葉を用いた句も多く、理解しがたいものもあったが好きな句も。 夏燕帆布張る肩逞しき 樹下の人みな静かなり原爆忌 虹消えて音楽室のデスマスク 吊されて鮟鱇の目の円らなり かほ寄せて骨納めをりしづり雪 たれかれの死顔想ふ日向ぼこ 烏賊焼いて男無言や油照 方舟の窓一つ開きしやぼん玉 物売らぬ生業さみし菜飯食ふ 耳掻の綿ふつと吹く昭和の日 易の灯に顔二つあり秋しぐれ 襖閉し人ゆつくりと死ぬるなり 銀漢や受...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.06.02 Fri 21:35
JUGEMテーマ:俳句 『俳句新聞「いつき組」』10号(4月)に同封されていた句集「水掻き」(写真) 「第6回百年俳句賞」の最優秀作品です。受賞者はふづきさん、おめでとうございました! *好きな10句です〜 情死見し柳をすべる雨のつぶ 皆に手を振る候補者へ蝉の尿 西瓜冷やすてんでばらばらでも家族 ンゴロンゴロ保護区のヌーは月を追う 古墳までコスモスうねる野を犬と 夕すすき淋しき爪はすぐ伸びて 菊なます苦し遺稿の八百字 父...
まどん日々是好日 | 2017.06.02 Fri 21:17
JUGEMテーマ:俳句 まつやま俳句ポスト365 兼題「青芝」 ●兼題:青芝(あおしば)三夏/植物 冬の間にすっかり枯れてしまっていた芝生が、 春になると色を変えはじめ、夏には勢いよく伸びて一面の緑となる。 〇ジャズマンの来る青芝のスイング *投句した7句中、6句が「青芝生」を使い全ボツに。 人、並、天、地、今回の入選句を調べてみると、「青芝生」での入選はゼロ。 「青芝」以外の言葉を使って入選しているのは、「大青芝」、「芝青...
まどん日々是好日 | 2017.06.02 Fri 20:30
全1000件中 971 - 980 件表示 (98/100 ページ)