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無花果を割れば無数の未来あり 息絶えし蟷螂埋めて風の中 蟷螂や年代物の鎌であり 日向ぼこ時を忘れて話しけり 吾も犬も吐く息白き散歩道 雪だるま溶ければ残る眼鼻口 行く年や良きも悪しきも懐かしき 冬の薔薇立ち向かうこと恐れずに 春の陽の我が生き様を照らしけり 柿若葉自ら光りエメラルド JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.21 Fri 21:23
思ふ事ただ一筋に乙鳥(つばめ)かな 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 うつむいて膝にだきつく寒哉 日は永し三十三間堂長し 物草の太郎の上や揚雲雀 限りなき春の風なり馬の上 一つすうと座敷を抜る蛍かな 滝に乙鳥突き当らんとしては返る なあるほどこれは大きな涅槃像 菫ほどな小さき人に生れたし 前垂の赤きに包む土筆かな 濃(こまや)かに弥生の雲の流れ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.21 Fri 10:47
著莪の花伝ひ山荘美術館 先日の大山崎山荘美術館。 著莪の花の続く方へゆけば美術館。 太鼓橋霞んでモネの霞まざり 大山崎山荘美術館の所蔵。 晩年のほとんど目が見えなくなってしまったモネの日本風太鼓橋。 ジヴェルニーにあるモネの庭園にある。 実物も目にしてきたが、モネには空気と溶けいらんばかりに見えていたと思われる。 しかし、モネ自身はその揺らぎの中に己を持している。 耕すや天使映らぬミレーの瞳 美術つながりで。 クールベの写実主義、バルビゾン派と行くに...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.21 Fri 10:25
蝌蚪生まる連綿たる字なかる世に オタマジャクシの連綿と連なっている様に楷書ばかりになってしまった現代の文字を思い浮かべました。 行書も草書もなく、デジタルで打ち込まれたくっきりした文字ばかり。 写真は中国の周時代に書かれた蝌蚪文字。 生命の蠢きを感じる。 おどろおどろしくもあり。 シューマンの「ライン」朧に溶けんとす シューマンはドイツのデュッセルドルフに移住。 ライン河に身投げをしてしまう。 NHKの「N響アワー」の冒頭にも使われてい...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.20 Thu 10:24
花待たず逝く茅葺のピアニスト 南丹市在住のドイツ出身のピアニスト、ザイラー氏が3月終りに死去。 茅葺音楽堂で行われるかやぶきコンサートにも行ったことがある。 夫婦でデュオをされていた。 追悼コンサートがあるならまた訪れてみたい。 浚渫の河へと落花始まりぬ 浚渫は河や海など、土砂や岩をさらうこと。 花の雨クレーンフック揺らがざり 戦てふ恋ありにけり孕み猫 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.18 Tue 10:16
JUGEMテーマ:俳句 四月 知る顔の会釈で過ぎぬ花の山 散りしものまた寄り合ひて花筏 前線の北上速し花の雨 守られし平和の有りて春の昼 茶の香り立つテーブルの桜餅 眼科出て駅までの道チューリップ 近よりて棘にたじろぐ木瓜の花 地上の灯明るし春の星見えず 暮れなづむビルや真上に春の月 今同じラインに立ちて入学す
うさぎ日記 | 2017.04.17 Mon 13:46
2017年6月の句会予定 *予定は変更になる場合があります。 はじめてのかたは事前に事務局までご確認をお願いします。 6月3日(土) 土曜句会* 午前9時 東松山市・松山市民活動センター 窓の会 午後1時 サウスピア(武蔵浦和) (自主句会) 6月4日(日) 紫川口句会* (紫本部例会) 午後1時 川口市立西公民館 6月6日(火) 万年青の会...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:54
俳句スパイスインターネット句会 第2回 俳スパネット・開設準備句会 今回の選句は5句選で、うち特選一句お願いします。 最下段の「 Add a coment: 」 より name: にネット俳号 commentos: に句番号と句 ↓ 「コメント送信」をクリック * email・url は不要です * ご自身のメールアドレスは不要です!! 間違って記入しないで下さい!! 1 立葵まぶし過ぎたる反骨心 2 こころ...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:49
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