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JUGEMテーマ:俳句 ▽「走」:投句せず ▽「春の匂」:ボツ ▽「芥菜」:(水曜日)そして東京から参加、まどん ◇芥菜をわしゃんわしゃんと洗いけり 東京・まどん/「わしゃんわしゃん」の実感も好きですねえ ▽「桜蝦」:ボツでした〜 ※聞き書き隊の皆さま、いつもどうもありがとうございます!
まどん日々是好日 | 2017.04.01 Sat 10:46
春寒や喪服につかぬ死のにほひ 昨今ではお葬式は無機質な会場で行われる。 参列者に死のにおいがないことを詠んでみた。 樒売り 〼(ます)の貼り紙墓地に古る 「樒の花」が厳密には季語だが、花のない樒は売らないだろうから花であることはわかるだろうと。樒は仏花。近くの墓地に貼ってあった。 不動尊片眼鋭く春の闇 不動明王の片目は閉じ、片目はぎろりと睨んでいるものも多い。 これは「天地眼」といい、片目は上を、片目は下を向いてすべてを見通しているという意味らしい。 口角もまた同じ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.01 Sat 10:39
<春夕焼>三句詠 春夕焼から夕刊のカブの音 長い間、新聞配達をやっていた。 個人的には朝刊配達が好きだった。 清々しい空気。誰もいない道を走り、野生の動物たちと遭遇するひと時。 夕刊は人が多く、周りを気にしないといけないが春夕焼けの中から現れるカブは美しい。 茶畑をなべて紅茶に春夕焼 この辺りは茶畑だらけ。 緑茶と紅茶は茶葉の種類が違うと思っていたが、製造方法の違いであることが最近判明。 国敗れ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.31 Fri 09:19
春昼や豆腐女体となりて沈む したたりの落つるせつなに光満つ まんじゆしやげ明日なき牛の眼に燃ゆる 真実は一つチューリップの真赤 涙なき牛の号泣末枯野 極月の己が影打ち石を切る 勾玉は魂飛ぶかたち秋の逝く 目も鼻も一点みちのくこけし雛 もがり笛枕叩きぬ何故何故と 憎むことほとほと疲れ根深汁 こめかみにのこる銃(つつ)音牡丹鍋 ゆらゆらと沈むともしび涅槃粥 美しき嘘漆黒の絹扇子 猪鍋を謀反はかれるごと囲む まなじりに涙ひとすぢ初寝覚 何回も水鉄砲に打たれ死...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.30 Thu 23:44
JUGEMテーマ:俳句 まつやま俳句ポスト365 兼題「渡り漁夫(わたりぎょふ)」(仲春・人事) 仕事を求めて渡り歩く漁夫のことで、 主に春の鰊(にしん)漁に従って 出稼ぎに北海道に渡った東北地方の農民をいう。 かつては、群れをなして押し寄せていた鰊の漁のために 漁夫が集められ活況を呈した。 ハーモニカ白布に包み渡り漁夫(山本源) *手持ちの歳時記の例句は一句のみ! 〇函館に洗礼祖父は渡り漁夫(人)
まどん日々是好日 | 2017.03.30 Thu 22:29
JUGEMテーマ:俳句 2月8日は父の命日で、13回忌をしました。 あたかたかい一日でした。 〇薄氷の父の旅立つ朝かな(NHK俳句、堀本裕樹選・佳作) 〇父の忌の梵字はねをる春日かな(伊吹嶺HP俳句会、坪野洋子選・特選、河原地英武選・佳作) *国枝隆生先生、講評等どうもありがとうございました。
まどん日々是好日 | 2017.03.30 Thu 21:48
反芻の山羊寄り合うて春の昼 愛知県豊橋市まで法螺貝を習いに行っていた昨日。 法螺貝を教えてくれるところはまずないので、意を決して遠出しました。 豊橋には静坐の友人がいるので、その後に動物園を案内してもらう。 動物園日和でした。 やはり目につくのは山羊。 一頭、また一頭と集まって反芻の塊となる。 ペンギンの一羽遅れし長閑かな 100羽くらいか、もっとか。 ペンギンの数がすごい。 立ち尽くしている者、泳...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.30 Thu 10:42
土香る球春の女子マネージャー 女子マネージャーがようやく甲子園の土を踏むことができたと。 グランドで球児たちを支えている姿が爽やかで。 あまり高校野球には興味がないのだけれど。 うまごやし山羊の緑の口回り 苜蓿(うまごやし)はクローバーのこと。 マメ科なのであまり食べさせ過ぎてもよくないが、山羊は大好き。 口の回りが緑色になるまで食べる。 うしをてふ山羊と暮らせば日永し そんな山羊と暮らしている...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.29 Wed 22:51
ずいぶん古本屋をやってきましたが、これまでで最大の面倒な方。 日本の古本屋である本について書き込みや線引きがないかとメールで尋ねてこられた。 詳細は記載してあり、ヤケ程度で問題がないことを記載していた上での質問。 こういうことは神経質な方であればよくあること。 いちおう確認して問題ないことを返信すると正式にクレジット決済で注文が入る。 発送後、何度もメール、電話の着信があり、50ページほど線引きがあったという。 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.28 Tue 10:39
鯉口を切るや鞘へと春の闇 鯉口とは鞘の口が鯉の口のように見えることからついた。 鯉口を切るとは、いつでも刀が抜けるように写真のように鯉口をゆるめること。 家にある脇差の鯉口を切ると、鞘の中へ闇が訪れる。 逞しき腕に羊毛刈られけり 深き緋の混ぢる羊の毛刈かな 羊の毛を刈るのは春。 羊は毛を刈らなければどんどん伸びていってしまう。 しかし、毛刈りは重労働でありオーストラリアでは屈強な男たちの仕事のようだ。 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.03.28 Tue 10:04
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