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俳句つれづれ 第10回 「鈴木真砂女」 鳥海美智子 羅や人悲します恋をして 真砂女 俳句でドキッとしたのはこの句が初めてであった。 真砂女は明治39年生まれ。23才で結婚したが夫の失踪により 千葉の実家(鴨川グランドホテル)に戻る。 昭和10年、長姉が4児を残し33才で急逝。 父母の願いで義兄と結婚し、姉が俳人であったので その縁で俳句を始め、海軍士官と恋に落ちる。 掲句は昭和29年の作。昭和32年身ひとつで実家を去り、 銀座1丁目で小料理「卯...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:46
第13回彩の国秩父俳句大会 来たる、5月27日(土)は第13回彩の国秩父俳句大会です。 新緑の美しい秩父で、俳句と親しむ一日を過ごすのはいかがですか。 どなたでもご参加いただけます。 たくさんのご参加をお待ちしています。 本大会は、埼玉県を代表する観光地で、 祭りと神の郷でもある「秩父」に集い、俳句を作り、楽しむと共に、 交流を深める俳句大会です。どなたでもご参加頂けます。 どうぞお気軽においでください。 *埼玉県芸術文化祭2017協賛事業 &...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:46
紫さいたま句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回のさいたま句会は6月10日(土)の予定です。 山崎十生主宰選 天 めまとひの中にもリーダーらしきもの 宣代 地 あめつちを繋ぐ滴りこそ一途 徳美 人 たふしたるグラスの水や薄暑光 伯子 秀逸 ...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:45
「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は6月4日(日)です。 山崎十生主宰選 天 懼(おそ)れずに風が鯉幟をくぐる 智恵 地 春愁やひたすら削る花がつを のぼる 人 絶好の煩悩日和ぼたん切る のぼる 秀逸 燕一閃啖呵を切ってみたかった 紀子 小さくなった原っぱ雲の峰 ...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:41
「紫」2017年5月号 大道無門(「紫」5月号抄) 山崎十生 選・評 枯野原地面の下の鬩ぎあひ 渡辺智恵(無門集) 枯野と言ってもまったく機能していない訳ではない。そこには、 新しい生命の誕生の兆しが見える。古いものと新しいものの 葛藤が凄まじい。その葛藤があるからこそ、新しい生命の息吹が 鮮烈なのである。一見、負と思えるものでも考え方次第で正の力と なり得る。 割れること更なる飛躍シャボン玉 斉藤順(山紫集) 落椿只管打坐と...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:40
「紫」2017年5月号 龍門集より 水垢離をしてから豆に打たれけり 山崎十生 鬼を打つたびに悲鳴を上げる豆 糸偏はおほかた怖し冴返る ゆがみなき塩の結晶義仲忌 若林波留美 冬虹の裔とし隠れ切支丹 かげろふをゆっくり抜ける荒修行 渡辺まさる 春隣きはどきものを纏ひけり 静寂といふ修羅もある枯木星 鈴木紀子 月明り樺(かんば)のひとつ雪女 ささやくようにまたたくように枯木達 関口晃代 枯木達夜は互いに凭れ合う 落椿只管打...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:39
埼玉県俳句連盟春季俳句大会 毎年恒例となった昭和の日の4月29日、 桶川市のさいたま文学館に於いて 平成29年埼玉県俳句連盟春季俳句大会が開催されました。 当日は第56回埼玉俳句賞の表彰や「都市」主宰中西夕紀氏先生の 「藤田湘子の初期の句について」と題する講演も行われました。 第56回埼玉俳句賞 正賞 星月夜 小林美峰 準賞 眠るまで 金子和美 公演の中西夕紀先生 藤田湘子を直接知る中西...
俳句スパイス | 2017.04.17 Mon 11:38
美空てふ地に物種を蒔く媼 先週、数年前からのお客様からのご依頼で滋賀の大津へ出張。 琵琶湖も近く、非常に長閑で町名は美空町。 晴天の下、おばあちゃんがずっと何かの種を蒔いたり植えたりしていた。 柏手の響きよければ囀れり 神田神社にも立ち寄る。 桜日和。柏手がよく響き、それに囀りが応えてくれたよう。 隣接の池が静か。 みづからの蔭へ余さず花あかり 自分の蔭に満開の桜が覆いかぶさっているのを見て。 ゆくりなく花弁追ひ抜く一朶か...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.16 Sun 11:03
15歳まで住んでいた伊丹。 そのころは私も知らなかったが、江戸期に上島鬼貫という俳人がおり、「東の芭蕉、西の鬼貫」と言われていた。 俳人でない限りまず知らないと思われるが。 伊丹は酒造りでも有名で、鬼貫も酒造業の出身。 柿衛文庫は俳句の町であることを示す存在で俳諧コレクションが集められている。 伊丹と言えば、酒と俳句と空港か。 鬼貫の句が酒蔵に掲げられていた。 講師は三村純也氏。 15名の句会で、名前通り男ばかり。 予想通りみなご高齢。 私の好きな映画「タナカヒロシのすべ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.15 Sat 20:12
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