[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
毒ガスも甘茶も浴ぶる仏かな 養花天誕生仏の小指ほど 枕元何やらゆかし降誕会 4/8は仏生会、灌頂会、降誕会などと言う。 甘茶を釈迦像に注ぐのが風習となっている。 甘茶だけではなく、空からは毒ガスも降ってくる。 仏はみなそれを一身に受けている。 養花天は花が咲きだす頃の曇り空。 写真は城陽の廃寺あとから出土した誕生仏。 雲一つなき空であり花曇 雲で覆われているため、逆説的な表現を取った。 なだらかに春の海へと千枚田 能登の千枚田を見て。 蓬風呂香に包...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.09 Sun 09:13
覗かるる乙女や春の大三角 先日、プラネタリウムに寄った際に、少し星座に感心を持った。 春の大三角をはみ出してはいるが、囲まれるようにおとめ座がある。 おとめ座が覗かれているのか、おとめ座もまた覗いているのか。 私の星座でもある。 ちなみに、明日はセイザ違いの静坐会。 一年生ところどころに鏡文字 一年生テストと聞くや喜べり ともに1年生を担任していたときのことを思い出し。 とにかくできるようになった、どんどんできていく喜びが1年生にはある。 テストと言っても「...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.08 Sat 09:53
ロールシャッハテスト開きぬ著莪の花 著莪の花が咲きだした。 この花はきれいだが、何かそれだけでは済まない蠢きを一緒に感じる。 ふとロールシャッハテストに似ていると思う。 もっとも有名なこの図は蝶や骨盤にしか見えない。 でも何かを主張している気もすると思えば、悪魔のようにも見え。 重げなる有閑マダム紫木蓮 紫木蓮は重たげで、春昼のけだるい有閑マダムのようであり。 賞味期限切れがどうした春卵 気づくと卵の賞味期限が切れていた。 それでも割るとぷりぷり。 &nb...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.07 Fri 11:05
道徳が和菓子好きとはあんパンの日 4月4日はあんパンの日。 明治天皇に木村屋が桜あんパンを献上した日だとか。 桜あんパンは桜の塩漬けが乗っており、餅が入っている。 先日も季節ものなので食べてはみたが、パンに餅というのが好きではない。 あんパンはあんパンがいい。 よもぎあんパンは好き。 ちなみに和菓子も桜餅やおはぎのような米粒の形が残っているようなものは好きではない。 菓子を食べているというよりご飯を食べている気になるからか。 道徳の教科書でパン屋さんが和菓子屋さんに修正されて審査...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.06 Thu 10:14
春障子九枚へ座す九体仏(くたいぶつ) 南山城・当尾(とおの)の里にある浄瑠璃寺。 カフェ瑠璃の前の広場でさくら祭りを見に行ったついでに。 何度も来ているが、やはりいい。 春は春の浄瑠璃寺がある。 浄瑠璃寺は九体寺(くたいじ)とも呼ばれている。 吉祥天如像で有名だが、阿弥陀如来像が九体並んでいる姿は圧巻である。 それぞれの前に同じ数だけ障子がある。 障子の向こうには池と三重塔。 障子を開ければ池の向こう側から拝める仕掛けになっている。 厭離穢...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.05 Wed 09:42
俳句スパイスインターネット句会 このたび「俳句スパイス」では新たな試みとしてブログ上で インターネット句会を行ってみる事としました。 正式スタートを前に、しばらく準備段階として お試し句会を行って運営方法を探っていきます。 どうぞ、なんだか面白そうだな、とお思いになって ぜひ御協力・ご参加をお願いします。 *どなたでもご参加いただけます。 *当面はお試し期間のため、ときどき内容変更があるかもしれませんが、 ご了承ください。作品は他の句会での発...
俳句スパイス | 2017.04.04 Tue 15:21
囀とダージリンティー絵本館 引っ越す前にはよく行っていた宝ヶ池の絵本カフェ「響き館」。 乗馬クラブで馬に乗ってから立ち寄るというのがお決まりになっていた。 ひさしぶりに寄ってみる。 企画展は春らしい展示。 紅茶やお菓子もこだわりがあって、とても美味しい。 信州の「絵本館」に触発されて開業し、もう7年になる。 大人が静かに絵本の読める場所というのがコンセプトなので、置いてある本も大人向けが多い。 長期で休館されることがあるので、行かれる際はHPで調べてから行ってみて...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.04 Tue 10:28
メデューサの視界に雲雀句と化しぬ メデューサに魅入られ初音ホーホケッ メデューサの眼に吸はれ永久の春 今日は三句ともメデューサを題材に。 よって写生句ではない。 メデューサ(メドゥーサとも)は、ギリシャ神話に出てくるゴルゴン三姉妹の末っ子。 見たものを石に変えてしまうことで有名である。 本来は美しい娘だったが、アテナより美しいと公言したために、アテナから髪をすべて蛇に変えられてしまう。 別の伝承としては、海神ポセイドンの愛人であり、神殿で交わってしまったためにアテナの怒り...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.03 Mon 10:28
万愚節まつすぐ山へ法螺吹きき 法螺貝を練習中。 いわゆる大きなものではなく、首から下げられる大きさ。 持ち歩きができるものがいいなと。 先日、聖護院で吹かせてもらったのがとても気に入って愛知県豊橋の「穂の国」で購入。 法螺貝を教えてくれるところもないので、レクチャーを受けに行ってきた。 笛のように息を吹いても音は出ない。 唇の震えによって音が出るのだが、息が漏れると汚い音になってしまう。 なかなか難しいもの。 万愚節はエイプリルフールのこと。 法螺を吹くというの...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.02 Sun 10:36
JUGEMテーマ:俳句 現代俳句協会の3月投句分の結果がでました。 *選句したのは以下の5句です 133 春の夕犬の掘り出す忘れ物 石野上路無さん 「忘れ物」何だったのでしょう。「春の夕」という季語がちょっと怖いものも出てきそうな。 145 亜麻色の服着て街へ三月へ 河内天青さん 「街へ三月へ」というリズムがとても軽やか。「三月」の季語もさりげなく入っていてお洒落に思いました。 178 寝静まる家に浅蜊の息ひとつ ...
まどん日々是好日 | 2017.04.01 Sat 12:13
全1000件中 951 - 960 件表示 (96/100 ページ)