[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 戯言のブログ記事をまとめ読み! 全1,423件の1ページ目 | JUGEMブログ

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戯言

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戯言
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星々の間にエーテルはない

JUGEMテーマ:戯言    異星人同士が対話する。違う思考で、違う言語で。二者の姿形はかなり似ていたけれど、もちろん対話は成立しない。本人たちは、言語の表層に共通点があるはずだと考えているらしく、対話を止めることはない。けれど端で見ている私には、どう考えても対話が成立しているようには見えなかった。二者の言語には、その表層に共通性があったかもしれない。けれどそれはつまり表層にしか共通性がないと言うことだ。だから双方を惑わせることにしか、その共通性は機能していない。深い部分で共有できるも...

pale asymmetry | 2025.12.06 Sat 19:04

翼をたたむように

JUGEMテーマ:戯言    翼をたたむように、私はその物語に没入する。それはまだ未完の物語で、だから具体的なディティールが描かれていない部分が多い。物語のアウトラインは解るけれど、それがどのような流れを纏うのかはまだ解らない。それでもいくつかの描かれているシーンはとても綺麗な印象だった。登場するキャラクターの心が澄んでいることがよく解った。澄んでいるからこそ、惑っていることも解った。この世界との向き合い方がぎこちなくて、惑うしかない人たちに思えた。もちろんそのキャラクター造形もまだ不...

pale asymmetry | 2025.12.03 Wed 18:24

愛おしい雨

JUGEMテーマ:戯言    目覚めたら外は雨。細かくゆるやかに降る雨。弱く降ったり微かに降ったり、強まることなく気怠げに降り続ける。強く降る大粒の雨に慣れてしまっていたから、今日のような雨は愛おしく感じてしまう。傘を差さす必要を感じない。雨を受け濡れることで、得るものがあるように思えてしまう。陽光がないから寒さは増幅されているはずなのに、それさえもこの控えめな雨が和らげてくれる。特別な想いを秘めているような気さえする。もちろん雨はどのような想いも秘めていないだろう。秘めているのは私の...

pale asymmetry | 2025.12.01 Mon 17:47

宙から欠片を掬う

JUGEMテーマ:戯言    冷え込んだ早朝の庭。陽光はまだ低い山の向こう側にあって、庭に漂う空気は静々と沈んでいる。そこには眠りが積もっていて、その質量は大きく、躰を浸せば身動きができなくなりそうだ。地面からは小さな眠りが芽吹いている。銀色の眠りが、夢を求めて背を伸ばそうとしている。思わずそれに指を伸ばしたくなる気持ちを抑える。私はもう目覚めなければいけない。眠りの底で、温々と漂っているわけにはいかないのだ。大きく息を吐き出し、私の熱を庭に放つ。それは透明な蝶になって、庭の植物たちの...

pale asymmetry | 2025.11.30 Sun 17:56

ぐるぐるの内側

JUGEMテーマ:戯言    追いかけられているのか、追いかけているのか解らなくなる。ただ前を見つめて疾走すれば良いような気もするし、背後から接近する何者かに対して戦略を駆使しなければいけないような気もする。でもよくよく見るとその何者かが自分だったりして、さらによく見ると追いかけているのも自分の背中だったりする。奇妙な感覚に囚われながら、それでも疾走し続けられるのは、それらの行為が当然の事象のように、心の何処かで感じられるからだ。あるいは、誰か別の存在を追いかけたり、その誰かに追いかけ...

pale asymmetry | 2025.11.28 Fri 18:17

転移する種子

JUGEMテーマ:戯言    旅人は必ず帰還する。放たれた矢のようにはならない。放物線を描き、何処かの地面に突き刺さり、風雨にさらされ朽ちていく。それは旅ではない。水平方向に半円を描き、手元に戻る飛去来器のように、旅人はいずれ出発の地に戻ってくるものだ。つまりその旅には往路と復路があるということで、たとえその二者が重なる経路でないとしても、何処かの地点で行く道は帰る道になっているのだ。でもそのことに旅人自身が気づくことは少ない。だから唐突に出発点に辿り着き、旅が終わったことを識り、何か...

pale asymmetry | 2025.11.27 Thu 18:08

G or P

JUGEMテーマ:戯言    彼が抱えている現象がファントムならば、私は手を差し伸べることができるだろう。ファントムには立ち向かうことができるし、打ち倒すことだってできる。彼のスキルがまだ未熟でそれが難しいのなら、取り敢えず欺くことで対処可能だろう。しかしもし彼が抱えている現象がゴーストならば、私たちにできることは何もない。それは彼自身が彼自身だけの手によって対処しなければいけない事象で、何者も手助けすることができないのだ。そして大抵の場合、ゴーストに逆らうことはできない。立ち向かうこ...

pale asymmetry | 2025.11.26 Wed 18:24

行きつ戻りつ

JUGEMテーマ:戯言    道草をしているわけではない。ゆっくりとだけれど進み続けている。惑いながら進んでいるから時間がかかるのだけれど、道はすでに一本道。迷いようがない。それでも道端には道案内が並んでいる。ぎっしりと無数に。それは前夜に私が設置したものだ。決して迷わないようにと立てたのだけど、それを慎重に確認しているから歩みが遅くなるのだった。一本道なのだから駆け抜ければ良さそうなものだけど、その一本道を作ったのも私だから、それが本当に一本道なのかが確信が持てないのだった。私が立て...

pale asymmetry | 2025.11.25 Tue 16:53

少年たちは傾いてこじる

JUGEMテーマ:戯言    その少年は嘘を吐いた。もちろん悪意を伴う嘘ではない。それは自身を飾り立てるための嘘でもなく、周囲と自身の距離感を誤魔化す嘘でもない。彼はただ単に、恥ずかしかったのだ。それを隠すために嘘を吐いたのだった。私は自分を振り返る。私も嘗て、そのような嘘を吐いたことがあったような気がする。でも私の場合は恥ずかしさよりも自分を飾り立てる要素の方が強かったかな。でもそれは危険な行為だ。その嘘が次の嘘を呼び、さらに次の嘘を手繰ることになり、やがては収拾がつかなくなるだろう...

pale asymmetry | 2025.11.24 Mon 18:03

結んで解いて

JUGEMテーマ:戯言    我楽多の山を崩して、その中の我楽多を掘り出す。べつに特別な我楽多ではない。だからその行為に意味はない。意味があるとすれば、掘り返すことによって、別の我楽多の山が生まれるということだろうか。我楽多の山が移動することによって、その過程で私は次の絡繰りを仕掛けることが出来るというわけ。もちろんその絡繰りがもの凄い展開をするなんてことはない。ほんのささやかな、たぶん誰にも気づかれないような些末な展開。ただそういう展開を私は愛していたりする。それは例えば脱ぎ捨てられ...

pale asymmetry | 2025.11.22 Sat 18:21

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