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JUGEMテーマ:戯言 嵐が世界を揺さぶっている。我儘な獣のように、見境なく翻ることを誘っている。もちろん私がその求めに応じることはできない。私はそこまで器用ではない。だからただ観客としてその翻りを鑑賞することしかできない。誰かが求めに応じるだろう。そう思って庭を眺めていたら、庭の片隅の月桃が嵐の求めに応じて、盛んに翻っていた。はしゃぎ回る幼子のようにその白鈴を激しく震わせている。嵐の舞踏をなぞっているのだろうか。それとももっと積極的に嵐に仕掛けているようにも見える。その白鈴が打...
pale asymmetry | 2026.06.01 Mon 16:16
JUGEMテーマ:戯言 太陽が早起きするようになってきたから、一日を始めるタイミングも早まっていく。それによってくだらないことを愉しむことだって出来るようになってきた。それは太陽のおかげだけではなく、風の向かう先が変化したせいでもある。南へ向かっていた風は乾いていたけれど、北に向かう風はしっとりと濡れている。それは豊穣をたっぷりと携えているように思えて、その恩恵にあずかりたいと思えるのだ。だから何をするわけでもないのに、早朝から放浪してしまう。海を見下ろす公園を散策し、これから仕...
pale asymmetry | 2026.05.29 Fri 18:18
JUGEMテーマ:戯言 どう仕様もないざらつきを感じてしまうのは、その人が恐れを抱いているからだ。その人はそれを隠そうとしている。あるいは上手く隠せていると思っている。けれどそれは滲み出ていて、それが周囲の空気を汚染していて、だから周りは息苦しさを感じてしまう。その息苦しさを圧力だと感じてしまう。たぶん若い人たちはその圧力を受けて、自身の未熟さに過剰に打ちのめされてしまうかもしれない。私はそれを卑怯な振る舞いだと思う。その人が恐れを隠すその行為が。隠している限り、隠そうとする限り...
pale asymmetry | 2026.05.28 Thu 20:17
JUGEMテーマ:戯言 心が揺さぶられているような気がする。自分の心のはずなのにはっきりとは解らない。心なんてそういうものなのかもしれないけれど、そうであろうがなかろうが、南から吹く風に雨が踊らされている。私は踊りたかったのかもしれない。いや、そんなことはない。鬩ぎ合うような気持ちが、雨にうたれて濡れそぼる。それは雨を吸い込んで重くなるはずなのに、何だか軽やかな兆しを芽生えさせているような気がしたり。どうも不安定な思考で、安定させたいとも思わないから際限なく偏向していくのをそのま...
pale asymmetry | 2026.05.25 Mon 18:15
JUGEMテーマ:戯言 境界を挟んで向かい合う事象は、いつだってその本質に同じ性質を抱えているように思えてならない。であるにもかかわらず、境界とされる周辺部のこちらと向こう、あちらとこちらでは真逆であるように見えてしまうのはどうしてだろうか。そしてまたその性質が裏返るように境界を行き来するような現象が度々起こってしまうことも奇妙に感じてしまう。それはとても躍動的に翻るように起こってしまうから、まるで当然のことのように受け入れざるを得ないけれど、ふと立ち止まって考えてみれば、そのよ...
pale asymmetry | 2026.05.24 Sun 10:55
JUGEMテーマ:戯言 イメージは止めどなく形成されていく。それは風景のあちらこちらに漂っている感じ。だから形成という言い方は正確ではないかもしれない。正確にはそれは採取だろうか。かと言って実際の採取のように手を伸ばし摘まみ取って駕籠に入れるわけではない。何故ってそれには形がないのだから。色もなく質量もないのだから。だから私は風景に目を凝らし、そのイメージたちに形を与え、色を与え、質量を与えて採取しているのだ。その一連の作業を一言で表現するなら、やっぱり形成という言葉が適当なのか...
pale asymmetry | 2026.05.23 Sat 17:42
JUGEMテーマ:戯言 月桃の花を見ていないな。 ふとそのことに気づく。そんなに忙しない暮らしだっただろうか。近しい過去を振り返ってみる。いや決してそんなことはない。私は変わらずのんべんだらりんとした日々を過ごしていたはずだ。でもそれでも庭に下りたって、その風景ときちんと触れ合っていないからこそ、月桃の花の記憶がないのだ。それならやっぱり、何かに不必要に気をとられていたのかもしれない。この時期に月桃の花と向き合う以上に大事なことなどないのだから。そう言えば、いつも散歩する砂浜...
pale asymmetry | 2026.05.22 Fri 16:30
JUGEMテーマ:戯言 シャワーを浴びながら、名残る雨について思い返す。微細な霧雨は、肌に纏わり付いて私を誘っていた。何処に誘っているのかはよく解らなかった。それが早朝の出来事であったため、私の思考が、あるいは感覚がまだ醒めきっていなかったせいかもしれない。それともそれが過ぎた覚醒状態であったとしても解らなかったのだろうか。つまりその何処かなんて何処にもない、何処にもありえない場所であったという意味で。シャワーの粒は大雑把だから、あの雨を完全な姿で思い返すことは出来ない。けれどだ...
pale asymmetry | 2026.05.21 Thu 09:24
JUGEMテーマ:戯言 自己を強く押し出そうとする人たちは、そうしなければ自分の輪郭が曖昧になってしまい、やがては際限なく希薄になって消えてしまうと考えているようだ。実際にそうなのかを私は知らない。だから主張しなければ、本当にあの人たちは掻き消えてしまうのかもしれい。だからその振る舞いを否定することはしない。自己が得られる最良のベネフィットを求めるのは、人間のみならず全ての生命体の根源的な欲求だと思えるから。私自身が自己を強く押しだそうとしないのは、もちろん希薄に消えてしまっても...
pale asymmetry | 2026.05.17 Sun 20:14
JUGEMテーマ:戯言 得体の知れない不穏さを感じたからと言って、世界が歪んでいるとすぐに判断することは危険だろう。波の下の波は、確かに触れればもまれて飲み込まれるかもしれないけれど、それは表層の波に完全に隠されていて、その波を避けていれば飲み込まれることはない。それは解りやすい標識だから、避けることはとても容易。けれどそれを見つめているだけで湧き上がってくる何とも言えない気持ち悪さはどう仕様もない。例えば激しく荷重を移動したところで、その気持ち悪さを紛らわすことは出来ない。おそ...
pale asymmetry | 2026.05.15 Fri 18:28
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