[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 戯言のブログ記事をまとめ読み! 全1,423件の5ページ目 | JUGEMブログ

  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

戯言

このテーマに投稿された記事:1423件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c230/9434/
戯言
このテーマについて
つぶやき以上。しかし、
名づけるほどのこともない作品
このテーマの作成者
作者のブログへ:「mimikaze」さんのブログ
その他のテーマ:「mimikaze」さんが作成したテーマ一覧(1件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11 >

東風が背を押す

JUGEMテーマ:戯言    満ちきった潮が岸壁を洗う。風が払い落とした木の葉を、波が沖へと掠っていく。寄せる波と返す波が重なり、浮かび上がった紋様はきっと宇宙の紋様だと思う。これは満ち足りた時間なのではないだろうかと、自分自身に問い掛ける。わたしのずっと奥底にその答えがあるように思えたのだけれど、容易には答えに辿り着けない。とても単純に見える宇宙の紋様が、とても深い理を内包しているせいだろう。掠われた朽葉は来世へと旅立ったのだろうか。あるいは前世に再編入されたのだろうか。払われたので...

pale asymmetry | 2025.10.07 Tue 18:09

深呼吸を促すツバメたち

JUGEMテーマ:戯言    自分で自分を許すしかない朝がたまにある。許されたいと思う自分が跳ね上がろうとしているような朝。でも跳ね上がってはいけないよ、って言い聞かせて私はベランダから遠くの海を眺める。私を許せるのは私だけで、だからこそ簡単に許してしまってはいけない。意固地になって自分を責め続けることはないけれど、細かな隅々まで吟味して、私は私を澄み渡らさなければいけないんだ。許すってそういうことだと思う。丁寧に濁りを取り除くことだと思える。全ては間違っていて、私が私を許すなんておこ...

pale asymmetry | 2025.10.03 Fri 16:54

宝石の都市の秘密

JUGEMテーマ:戯言    あどけない陽光が、風景を縁取るかなとこ雲を輝かせている。暦はすっかり秋なのに、あの雲はまだ夏を放浪している。夏の真ん中を。空気は冷えているけれど、どこか浮き足立っているようにも思える。そう感じてしまうのは、私もまだ夏を放浪しているのかもしれない。まだ満足できていないのだ。夏を掴み切れてもいないし、まみれてもいない。並んで歩いて、指先同士が触れただけのような感じ。でもよく考えてみれば、夏ってそういう事象のような気もする。私もまたそういう事象でありたいような気...

pale asymmetry | 2025.10.02 Thu 17:47

問いに答える、そして考える

JUGEMテーマ:戯言    濁りを拭うことができないのだから、そのまま受け入れるしかないのだ。よく解っているけれど、それでも滅入ってしまう。微細な文字群に溺れそうになる。いや、溺れなければいけないのに溺れきれない自分を嘆く。大きな波を絡め取って捌ききれなくなっていることは理解しているけれど、その波をどのように分解すれば良いのかがよく解らないのだ。やっぱりすべてをそのまま受け入れなければいけないのだろうか。そのほうがしっかりと溺れてしまえるのかもしれない。でも正直なところ、溺れることに...

pale asymmetry | 2025.09.30 Tue 17:55

流離うように川は流れ続ける

JUGEMテーマ:戯言    長く眠ったのに、目覚めてもなお眠い。疲れが溜まっていたのだろうか。それとも眠りすぎたせいで、眠りから上手く浮上できなくなってしまったのだろうか。あるいは、私の躰が眠りの意味を探求しすぎて、引きずり込まれてしまったのかもしれない。そのまま這い上がれないのならば、それはそれで仕方がない。このどう仕様もない眠気を抱えて過ごす午前が心地良かったから、そんな風にも思えてしまう。そんな眠気を纏いながら、映画を二本続けて観る。ブータンの映画とハンガリーの映画。両方とも不...

pale asymmetry | 2025.09.28 Sun 17:56

The sensation of tumbling down

JUGEMテーマ:戯言    走り去る少年たちの背中を見送る。同じリズム同じペースで彼らは駆けて行く。水面はまだゆるいうねりを纏っている。少年たちはそれに気づいていない。走りながら彼らは何を思っているのだろう。立ち止まる私は色々なことを考えてしまう。それは未来だったり過去だったり、それらが混ざり合ったものだったり。唐突に雨滴を感じる。風に運ばれてきた雨滴。風景の端の方に虹が見える。雨滴の勢いが少し強まり、虹が風景の中央に躍り出る。綺麗な半円が風景を装飾し、私は濡れる。心地良いような、居...

pale asymmetry | 2025.09.27 Sat 17:51

至らない細部

JUGEMテーマ:戯言    至らない人が小さく叫ぶ。極々小さく叫ぶ。囁き声のような叫び。でもその声には嘲りが色濃く織り込まれていたから、叫びに違いないのだ。糾弾されても知らぬ顔で、至らない人は叫び続けている。そうしていれば大抵のことはやり過ごせると思っているのだ。実際にそうやって今まで多くの事態をやり過ごしてきたのだろう。そのせいで何も身につかず、今もまだ至らないままなのだろう。そしてこの先も至らないままなのだ。だって、本人は至らない事に対して何とも思ってはいないのだから。それどころ...

pale asymmetry | 2025.09.24 Wed 18:12

Lost and find

JUGEMテーマ:戯言    失ってしまった事象があるような気がしても、そう思ったときにはすでにその事象は失われているのだから、失われた事象が何だったのかは解らないし、失われた事象が本当にあったのかすら解らない。私の腕は二本で、私の指は十本で、だから自ずと抱えられる容量には限界があるのだ。たくさんの事象を抱えようとすれば、知らぬ間に零れ落ちる事象だってあるだろう。その瞬間を見逃さなければ、それが何だったのかが解るかもしれないけれど、そんなことにばかり気を配っているわけにはいかない。だっ...

pale asymmetry | 2025.09.22 Mon 18:15

十の船が波を切る

JUGEMテーマ:戯言    船団は、黄昏の水平線に向かってゆっくりと出港した。ある船は大量の酒を積み込み、またある船は大量の宝石を積み込んだりして。この航海の計画は秘されていたから、それぞれの船がそれを推測しなければならない。だからある船は何も積み込まず、またある船は多くの書物を積み込んでいた。何が役に立つのかは解らないから、ある船はたくさんのネズミを積み込み、ある船はたくさんの猫を積み込んだりしていた。何を推測し何を積み込むかは自由だったから、その選択肢は多すぎて、それ故に迷い惑う...

pale asymmetry | 2025.09.20 Sat 20:32

我が儘に踊る独楽の痛み

JUGEMテーマ:戯言    そこに何かが存在しているわけではないのに、そこに何かが存在しているような圧力を感じるのは、何かが存在する可能性が渦を巻いているからかもしれない。それは独楽のように、渦を巻くことで安定し、より高速の渦を巻くことを繰り返す。それが際限なく繰り返されれば、取り巻く風景の細部が破綻して、そのせいで生じたささくれが独楽を痛めつけるのに、それでも独楽は回転をやめられない。どこまでも回り続けることで洗練されていくのだと信じているのかもしれない。独楽がではない、私がそれを...

pale asymmetry | 2025.09.19 Fri 20:12

このテーマに記事を投稿する"

< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11 >

全1000件中 41 - 50 件表示 (5/100 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!