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JUGEMテーマ:戯言 いつかの免罪符を重箱の底から引っ張り出す。まだ有効に利用することが出来るのではないだろうかと、ふと思い立って。見つけ出したそれをじっくりと精査する。あらゆる角度から眺めて、その有用性を探る。でも思っていたほどではなかった。全く利用価値がないわけではなかったけれど、まだ機能している歯車は僅かだった。そもそも根本的に、それは私が描いていたイメージとはかけ離れていたのだ。つまり私の記憶違いで、というか私はそれをしっかりと記憶してはいなかったということ。だから思い...
pale asymmetry | 2025.12.15 Mon 18:21
JUGEMテーマ:戯言 小さな螺子を弛める。小さな螺子を外す。小さな螺子を摘まみ上げる。それをじっと見つめる。光に翳してじっと見つめる。さっきまで螺子がはまっていた小さな穴を覗く。暗いそれの奥を覗く。そこには何も残されていない。そこからは全て失われている。いや、すでに外部の世界から色々な事象が滲んでいる。螺子を外したことで、世界がそこに侵食している。あるいは、螺子を外したから気づいただけで、実は最初から螺子ごと侵食されていたのかもしれない。そういうわけで、また螺子を見つめる。照明...
pale asymmetry | 2025.12.13 Sat 17:07
JUGEMテーマ:戯言 たゆたうから見失ってしまう。そのことはよく解っている。けれどたゆたわずにはいられない。たゆたって、位置を見失う。たゆたって、時間を見失う。たゆたって、想いを見失ってしまう。でもどう仕様もないのだ。抗うことは出来ない。世界に? いいえ、自分自身に。深呼吸して吐き戻す。気道の痛みは昨夜の夢のなごりだろう。小さなソファーで丸まって、お茶会から排除された猫のように眠った。時間は止まっているのだと右往左往している内に、底なし沼に足を取られるように眠ってしまった。泥に...
pale asymmetry | 2025.12.11 Thu 16:49
JUGEMテーマ:戯言 薬を噛み砕き、不要な澱を剥ぎ取る。伝説の騎士は、テレヴィジョンのなかで嘆いている。その嘆きは私にもよく理解できる。世界はいつだって不条理なものだから、私たちは往々にして泥まみれになりながら、それでも世界に皮膚を晒さなければいけないのだ。世界はそれに対して大抵は冷ややかな態度で、それがそのままの意味ならばまだ救いようがあるけれど、実はさらに向こう側に、裏側のさらに向こう側に大いなる意志があるのではとか考え出すと、どうしたって自分の振る舞いは根底から間違ってい...
pale asymmetry | 2025.12.10 Wed 17:01
JUGEMテーマ:戯言 異星人同士が対話する。違う思考で、違う言語で。二者の姿形はかなり似ていたけれど、もちろん対話は成立しない。本人たちは、言語の表層に共通点があるはずだと考えているらしく、対話を止めることはない。けれど端で見ている私には、どう考えても対話が成立しているようには見えなかった。二者の言語には、その表層に共通性があったかもしれない。けれどそれはつまり表層にしか共通性がないと言うことだ。だから双方を惑わせることにしか、その共通性は機能していない。深い部分で共有できるも...
pale asymmetry | 2025.12.06 Sat 19:04
JUGEMテーマ:戯言 翼をたたむように、私はその物語に没入する。それはまだ未完の物語で、だから具体的なディティールが描かれていない部分が多い。物語のアウトラインは解るけれど、それがどのような流れを纏うのかはまだ解らない。それでもいくつかの描かれているシーンはとても綺麗な印象だった。登場するキャラクターの心が澄んでいることがよく解った。澄んでいるからこそ、惑っていることも解った。この世界との向き合い方がぎこちなくて、惑うしかない人たちに思えた。もちろんそのキャラクター造形もまだ不...
pale asymmetry | 2025.12.03 Wed 18:24
JUGEMテーマ:戯言 目覚めたら外は雨。細かくゆるやかに降る雨。弱く降ったり微かに降ったり、強まることなく気怠げに降り続ける。強く降る大粒の雨に慣れてしまっていたから、今日のような雨は愛おしく感じてしまう。傘を差さす必要を感じない。雨を受け濡れることで、得るものがあるように思えてしまう。陽光がないから寒さは増幅されているはずなのに、それさえもこの控えめな雨が和らげてくれる。特別な想いを秘めているような気さえする。もちろん雨はどのような想いも秘めていないだろう。秘めているのは私の...
pale asymmetry | 2025.12.01 Mon 17:47
JUGEMテーマ:戯言 冷え込んだ早朝の庭。陽光はまだ低い山の向こう側にあって、庭に漂う空気は静々と沈んでいる。そこには眠りが積もっていて、その質量は大きく、躰を浸せば身動きができなくなりそうだ。地面からは小さな眠りが芽吹いている。銀色の眠りが、夢を求めて背を伸ばそうとしている。思わずそれに指を伸ばしたくなる気持ちを抑える。私はもう目覚めなければいけない。眠りの底で、温々と漂っているわけにはいかないのだ。大きく息を吐き出し、私の熱を庭に放つ。それは透明な蝶になって、庭の植物たちの...
pale asymmetry | 2025.11.30 Sun 17:56
JUGEMテーマ:戯言 追いかけられているのか、追いかけているのか解らなくなる。ただ前を見つめて疾走すれば良いような気もするし、背後から接近する何者かに対して戦略を駆使しなければいけないような気もする。でもよくよく見るとその何者かが自分だったりして、さらによく見ると追いかけているのも自分の背中だったりする。奇妙な感覚に囚われながら、それでも疾走し続けられるのは、それらの行為が当然の事象のように、心の何処かで感じられるからだ。あるいは、誰か別の存在を追いかけたり、その誰かに追いかけ...
pale asymmetry | 2025.11.28 Fri 18:17
JUGEMテーマ:戯言 旅人は必ず帰還する。放たれた矢のようにはならない。放物線を描き、何処かの地面に突き刺さり、風雨にさらされ朽ちていく。それは旅ではない。水平方向に半円を描き、手元に戻る飛去来器のように、旅人はいずれ出発の地に戻ってくるものだ。つまりその旅には往路と復路があるということで、たとえその二者が重なる経路でないとしても、何処かの地点で行く道は帰る道になっているのだ。でもそのことに旅人自身が気づくことは少ない。だから唐突に出発点に辿り着き、旅が終わったことを識り、何か...
pale asymmetry | 2025.11.27 Thu 18:08
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