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JUGEMテーマ:戯言 テレヴィジョンを見つめながら、風廻りを待つ。その瞬間は永遠に訪れないかもしれないけれど。それでも今は待つしかない。風の先触れが待つように告げているような気がするのだ。「それは気のせいで、君は騙されている」とあなたは言うかもしれない。それに対して私は頷くしかないだろう。あなたはいつだって正しいのだから。そして私は燃性と不燃性についてのレポートを完成させなければいけないのだろう。もう月が変わってしまったから、いつまでもダラダラと先送りするわけにはいかない。それ...
pale asymmetry | 2026.03.01 Sun 18:26
JUGEMテーマ:戯言 詳細は解らない。幾つかの、あるいは幾つもの思惑が絡み合っていたのかもしれない。たぶんそうだろう。私の視線は一方向からのもので、全体像を把握することは出来ない。そこには物語が係わっていて、その物語が幾つもの思惑に利用されているという印象を抱いた。物語は本来そういう思惑とはかけ離れた場所で回転する独楽なのに、その思惑のせいで、回転を失い倒れてしまった。私にはそう見えた。そしてその回転は尻切れ蜻蛉のまま、世界から失われてしまった。その事象の成否は私には判断できな...
pale asymmetry | 2026.02.28 Sat 18:24
JUGEMテーマ:戯言 地図はすでにあって、もちろんそれは白地図でもなく、だから道に迷わずに進むことは可能なはずだった。でもその地図はとても揺らいでいて、描かれた地図記号もひどく不安定で、現れたり隠れたり、現れてもぼんやりとした姿だったり。その地図を頼りに進もうとすれば、自然と歩みは鈍くなる。あるいは踏み出した足を引っ込めることになったり。しばらく進んでも、進んだ距離より長く引き返すことになったり。効率よく進みたいと思っているわけではなく、むしろ非効率な行程を愉しみたいと思ってい...
pale asymmetry | 2026.02.26 Thu 17:36
JUGEMテーマ:戯言 ひそひそと降る雨に耳を傾ける。息を潜めて、イメージを沈ませて。私はどこにもいない。そう信じられるくらいまで息を止めてみる。でも苦しさが私の輪郭を際立たせ、私がどんなに否定しても、世界から身を隠すことなど出来ない。あるいは世界の斑に紛れることが出来れば。けれど私の斑は世界の斑と一致しない。私の斑は貧弱すぎて、世界の斑の渦に近づくと崩れてしまうのだ。崩れたそれが世界の渦に巻き取られれば、全てを紛らわすことが出来るのに、崩れたそれは無数の破片となって飛び散るばか...
pale asymmetry | 2026.02.25 Wed 18:02
JUGEMテーマ:戯言 賢い鳥は夜色を纏っている。それは知性の色だから、それに相応しいコードが織り込まれている。降下し、翻り、急上昇する。その振る舞いにも賢いコードが織り込まれている。ひっそりと朝が始まろうとしている時刻に、そのコードは無色のまま煌めいて、私の気持ちを擽る。西の雲が茜に染まっている。だからあの雲は賢くはないのだろう。あるいは全てを悟っていて、その上で阿呆を演じているのだろうか。それならば憧れてしまう。私もそういう阿呆になりたいのだ。賢い鳥が鳴く。私の考えに賛同して...
pale asymmetry | 2026.02.22 Sun 20:30
JUGEMテーマ:戯言 繭の純白がまだ汚れていないことが気になった。いや、正直に言うと気に入らなかった。もっと正直に言うと嫌悪感すらあった。それが汚れていないことが、私と直接的な繋がりはないはずなのに、それでもそんな感情がわき上がってくるのは、私は繭に対する憧れがあるのだろうか。その繭に包まれて禁じられた夢を見たいと思っているということなのだろうか。自分の気持ちなのに、自分では解らない。自分の気持ちだからこそ、自分では解らないのだ。私たちは穢れていて、だから繭が純白であることに安...
pale asymmetry | 2026.02.21 Sat 19:32
JUGEMテーマ:戯言 短い旅から家に戻る。全身砂埃まみれだったから、まずはシャワーを浴びて着替えなければいけないのだろうけれど、躰がひどく重くとりあえずリビングのソファーに身を沈める。午後はまだ途中で、太陽も高い位置にあったけれど、あるいは高い位置にあったからこそなのか、リビングは薄暗かった。乾いた薄暗さが独特のリズムでしなっているように感じた。すぐにでも次の旅へと身を投じろと、急かしているようにも感じた。 「ただいま」 控えめに囁く。思ったよりもしわがれた声になった。僅...
pale asymmetry | 2026.02.19 Thu 17:29
JUGEMテーマ:戯言 その惑星は月よりも小さく、それなのに五つの衛星を従えているのだという。なんて贅沢なのだろうと思った。早朝の闇のせいで指先を裂いてしまったとき、私は得体の知れない怒りに抱きすくめられていた。だから指先を裂いたわけではない。その指先から一滴の血も滴らなかったことに怒りを感じたのだ。それを無意味な傷だと直ぐさまカテゴライズすることは可能だったけれど、それでは少しもったいないような気がして、私はその傷に覚醒という意味を与えた。もちろん傷だから痛みを発していた。その...
pale asymmetry | 2026.02.18 Wed 17:42
JUGEMテーマ:戯言 夜の内から降り出した霧雨は、朝になっても止むことはなく降り続けた。白と黒の斑の猫は、すっかり濡れそぼってアスファルトの路面を横切っていく。その歩みは全てを悟っているように感じられる。ヘッドライトの浮かび上がった世界において、その悟りはきっとなくてはならないものなのではないだろうか。どうしたって生命は穢れていく一方なのだから、何処かの段階で悟らなければ、その生命を燃やし続けることなど出来ないのではと思えたりもする。あるいは白黒斑猫は、すでに不燃性を手にしてい...
pale asymmetry | 2026.02.17 Tue 16:52
JUGEMテーマ:戯言 不確かな熱に纏わり付かれている。不確かで、不可思議な熱に。言の葉を放つと痛みが絡みつく。強烈で耐えられないというほどの痛みではないけれど、もちろん心地良くはない。けれど言の葉は止めどなく内部に湧き上がってきて、それを止めることは出来ない。無理矢理に止めたりすれば、私はきっと破裂してしまうだろう。たぶんその痛みが、熱を発してるのだと思う。だからこの痛みが去らない限り、不確かで不可思議な熱は私から離れることはなく、いつまでも私の思考をぼやけさせているのかもしれ...
pale asymmetry | 2026.02.14 Sat 17:56
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