[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 戯言のブログ記事をまとめ読み! 全1,276件の3ページ目 | JUGEMブログ

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戯言

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戯言
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壁の眼の冷静

JUGEMテーマ:戯言    壁の眼を見つけたとき、すぐにそれは私自身の眼なのだと確信した。けれど私の顔には二つの眼が二つともついている。だから壁の眼は私の右目でも左目でもない。とするとこの壁の眼は第三の眼だということになるだろう。きっと生まれる前には持っていて、生まれ出るときに失ってしまった眼なのだろう。胎内にいるときには、私はその眼を抱きかかえていたのかもしれない。あるいはしゃぶっていたのかもしれない。あるいは、心臓の内部に匿っていたかもしれない。つまり私は壁の眼をかつては庇護して...

pale asymmetry | 2025.03.14 Fri 18:33

Day in between

JUGEMテーマ:戯言    こういう日もあるのだな、と素朴に思った。何の意味もない日。名前のない日。いや、そういう日は今までに数え切れないくらいに経験している。そうではなくて中間の日、みたいな感じ。つまり昨日は意味のある日で、明日もそう。けれど昨日から明日には直接的に繋がることはないから、今日を通過しなければいけない。だから中間の日。使命のない日、宿命を背負っていない日。だからひたすらに凪だったり。それを不自然に感じない日。本当は、こんな日を不自然に感じなければいけないのかもしれない...

pale asymmetry | 2025.03.12 Wed 20:11

Jewels, stones and magic

JUGEMテーマ:戯言    時間は戻るはずがない。そんなことは承知のこと。だから私は宝石を見つめてぼんやりと時間を喰らっていた。純粋な味を愉しんでいれば、戻らない時間に気を取られることはなかった。微かに抉られたような感触が、胸の奥に残っていたけれど、それはすでに去った痛みの余韻で、放っておけば消える感触だった。だから私は存分に宝石を見つめて、時間を貪っていたのだった。けれど午後になって電子データが私に告げた。『少しだけ、時間を戻しておいたよ』と。ああ、魔法って案外そこら中に転がってい...

pale asymmetry | 2025.03.11 Tue 18:17

Closed and Noise

JUGEMテーマ:戯言    自動販売機に呼び止められたときに気づくべきだったのかもしれない。扉は決して私のために開くことはないのだと。散乱する花弁を踏みつけながら進むことは出来るけれど、その感触を愉しむほど私は悪趣味ではない。むしろこの場に腰を下ろして、花弁が描いているかもしれないコードを探す方が私の好みに合っている。そこにはどのような地図も隠されていないのかもしれないし、地図という概念さえ秘されてはいないのかもしれない。それでも散乱する無数の花弁の配置に意味を求めている自分気づく。...

pale asymmetry | 2025.03.10 Mon 22:01

Warm Flow or Frozen Flowers

JUGEMテーマ:戯言    呼吸を止めなければ明日は必ず来る。そう叫んでいた少女たちのことをふと思い出す。呼吸を止める予定はないので、私の明日も必ず来ることになる。その明日が温かな流れを纏うのか、凍り付いた花たちが散乱するのか、それは解らない。どちらでもないという可能性は極めて低いだろう。だから、明日になれば私はどちらかと対峙することになる。どちらかを希望しているわけではない。どちらでも良いというわけでもない。結局のところどちらも良くて、どちらも手に入れたいと思っているけれど、それは...

pale asymmetry | 2025.03.09 Sun 18:54

Strange travel preparations

JUGEMテーマ:戯言    旅の支度をしている。でも旅が始まるのかどうかはまだ解らない。錆び付いた鍵を磨いている。でもその鍵に合う鍵穴を持つ扉はまだ世界に存在しない。その鍵は、扉に合わせて作られたのではないのだ。けれどその鍵に合わせて扉が作られるわけでもない。鍵は扉を求めているわけではなく、私だけが扉を探している。でも私は扉を求めているのだろうか。そこのところはよく解らない。扉を求めることが、世界との繋がりを強固にするだろうと思える。でも私は世界との繋がりを強固にしたいのだろうか。か...

pale asymmetry | 2025.03.06 Thu 21:24

micro scratches

JUGEMテーマ:戯言    微細な傷が微かに震えるから、今日のところは眠りに落ちるしかない。毛布に包まって、夢を遠ざけて、ただ呼吸のための呼吸を繰り返すしかないのだ。基底を感じさせるリズムを繰り返す呼吸が構築し始めたら、少しばかりは体温も上がるはず。熱を失いすぎているような気がする。右にも左にも景色が広がっているのに、後方ばかりが気になる。それはさっき通ってきたばかりの風景のはずなのに、無数の見落としがあるように思えてしまうのだ。いや見落としたのではなく、私が通過した直後に新しい事象...

pale asymmetry | 2025.03.04 Tue 19:50

over-connected

JUGEMテーマ:戯言    場の雰囲気がギザギザに尖っていたのは、接続が不十分であったり、そもそも接続が存在しなかったりしたというわけではなく、その逆で、過剰な接続が構築されている性ではないかと、私には思えた。その接続があまりにも過剰だったせいで、それぞれのコミュニケーションが完璧に調わければいけないと、その場にいる誰もが思ってしまったのではないだろうか。もちろんそんな完璧に同調するコミュニケーションなどあるわけがない。皆それを十分に理解していたはずなのに、ついついそういうある種の幻...

pale asymmetry | 2025.03.02 Sun 20:15

Reasons for jewel

JUGEMテーマ:戯言    宝石に理由はない。その宝石を手にするのか、放り投げるのか、それを判断する理由なんてない。それは私が決めることではないのだ。それは宝石が決めること。私に喰われるのか、私を喰うのか、私に傷つけられるのか、私を傷つけるのか。全ては宝石の気ままなな嗜好によって決まる。だから扉があるならば、取り敢えず開かなければいけない。無限に並んでいるのなら、無限に開き続けなければいけない。鍵がかかっていても、無限の無限倍の暗証コードを撃ち込まなければいけない。そうすることによっ...

pale asymmetry | 2025.03.01 Sat 18:59

Floating and swaying

JUGEMテーマ:戯言    とくに何をしたわけでもない。何かをしくじったとも思わない。けれど気がついたらすでに浮き上がっていて、緩やかに揺れていたりする。最近はなかったから、その分戸惑いも大きい。この浮き上がって揺れる感覚が嫌いなわけじゃない。むしろ好きかも。でも心地良く心地悪い。あるいは心地悪いけど心地良い感じ。体内の奥深くからぞわぞわと得体の知れない流れが、密やかに立ち上るような感触。そう、感覚ではなく感触だ。それが私の皮膚を内側から撫で回す。その感触が私の躰を奇妙な渦に巻き込ん...

pale asymmetry | 2025.02.28 Fri 18:36

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