[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]

JUGEMテーマ:戯言 空っぽのポケットを探る。空っぽだから有益な事象は何も指先に触れない。空はこんなに晴れ渡っているのに、私の指先には何も触れない。それを哀しいことだと思わないのは、たぶんいつだって翻ることが出来る体力を溜め込んでいるからだろう。気づかないうちに消耗しきって倒れてしまったとしても、それはそれでぐーたら出来るから良いのではないかとか思ったりもしているから、なおさら哀しくはならない。とはいえ、有益な事象が何も無い状態から、某かの足がかりを得ようとしているのだから、そ...
pale asymmetry | 2026.09.12 Sat 17:54
JUGEMテーマ:戯言 漆黒の切れ端が宙を流れる。何だろうと思ってそちらに目を向けても何もない。たぶん幻なのだ。けれど視線をずらすとまた視界の端にその切れ端が現れて舞う。何の切れ端かは解らない。何処か別の世界から流れ着いたマテリアルの切れ端かも知れない。あるいはこれから別の世界へと旅立とうとしているマテリアルの切れ端かも知れない。それとも単純に私の切れ端なのだろうか。私から千切れて旅立とうとしている切れ端。あるいはかつて私から千切れて、何処か異境を旅して戻ってきた切れ端かも知れな...
pale asymmetry | 2026.09.09 Wed 17:51
JUGEMテーマ:戯言 結局のところ、探しているのは境界なのだと思う。つまりそれはうつつと異界の境界線だ。もちろんそれははっきりとしたラインだとは限らない。ぼんやりとした帯かも知れないし、もっと曖昧な滲みかも知れない。あるいは電子の雲のように確率によってコントロールされているような事象かも知れない。何にしても、私が探しているのはそういうことだ。やんわりと両手を振り回して、とくに明確な勝算もなく、私は探り続けている。そこに理論などない。けれど探り続けることを認めて貰うためには、ある...
pale asymmetry | 2026.09.08 Tue 18:21
JUGEMテーマ:戯言 立ち止まり、振り返る。視界は何処までも澄んでいて、それは時間を遡ることも出来るくらい。それならばと私は何処までも遡る。でもそのためには意味が必要だ。思い返す出来事の一つ一つに意味を纏わせることで、時間は鮮明さを取り戻し、再定義されることになる。でも、冷静に丁寧に作業を進めなければ、油断をするとすぐに偽りが紛れ込む。それを完全に防ぐことは出来ないのかもしれないけれど、それが私の主観であったとしても、その主観の本質からずれてしまうような偽りは砕かなければいけな...
pale asymmetry | 2026.09.07 Mon 15:07
JUGEMテーマ:戯言 固く閉じられた扉の向こうでは、全ての準備が整っている。その気配を感じることが出来る。だから扉は私の手によって開かれることを待っている。でも私はそれを躊躇している。扉のこちら側、つまり私の準備が整っていないような気がしてしまうのだ。けれどじっくりと考えてみると、私が準備することなど何もない。そんなものは端からないのだ。だから私は扉の前で気配を探っていただけ。そしてその気配が扉を開くときが来たのだと教えてくれている。それでも私が扉に手を掛けないのは、中途半端に...
pale asymmetry | 2026.09.06 Sun 18:47
JUGEMテーマ:戯言 躊躇なく奪う少年は、自分が略奪していることに気づいていない。他者の事象を奪うことは、誰の目から見ても略奪に違いないのに、どうしてそれに少年は気づけないのか。それは自身が奪った事象が、紛れもなく自分の事象だと、少年は認識しているからだ。もちろんそれは明らかな間違いで、好意的に見ても明らかな勘違いなのだけれど、では何故そのような勘違いを彼はしてしまうのか。それは少年が知らないからだ。何を? 世界を、自身を、他者を、そして他者の世界を。何ということだろう。つまり...
pale asymmetry | 2026.09.05 Sat 18:22
JUGEMテーマ:戯言 どうやら嵐は曖昧な惑いを抱えているようで、そういうものに疎い私には触れることは出来ない花弁が秘められているような気がしてならない。と書いてから、この文章は何が何だか解らないなと思えてしまう。支離滅裂とまではいかなくとも、まるで暗号のような不確かさを孕んでいるようだ。と自分で書いておきながら無責任に思ってしまう。あっ、また思ってしまった。いや、思うことは自由なのだから、何を何度思おうが良いのだろうけれど、私が言いたいことを私自身が把握していないことには問題が...
pale asymmetry | 2026.09.02 Wed 18:32
JUGEMテーマ:戯言 嵐が近づく帝都の夜。一際高く聳え立つ尖塔の最上階。魔術師は仄暗い部屋の片隅で、皇帝に帽子を掲げていた。それは翠玉色の三角帽子で部屋の微かな光にも、囀るように煌めいていた。その帽子を逆さにして、魔術師は皇帝に差し出している。皇帝はその帽子の内部を覗き込む。そこには宇宙が満たされていて、幾つもの渦巻銀河が犇めいていた。 「それで、あなた様は何を差し出すおつもりで?」 魔術師が皇帝に尋ねる。慇懃だが無礼な口調で。 「そうだね、取り敢えず眼球の一つでもくれ...
pale asymmetry | 2026.09.01 Tue 18:58
JUGEMテーマ:戯言 それはもちろん現実の水面のことではなく、私のイメージが形作った水面のことだ。風が吹いているわけでもないのに、その水面は尖った無数の鱗を纏っていて、だからこの水面は巨大な怪物の躰の一部かもしれないなどと思わせる。私のイメージなのだから、私がそれを望んでいるのかも知れない。つまり巨大怪物の出現を。そいつが世界を破壊することを望んでいるのだろうか。あるいはそんな大それたことではなく、私を踏み潰してくれることを望んでいるのだろうか。そうかもしれないし、それは全然的...
pale asymmetry | 2026.08.30 Sun 11:09
JUGEMテーマ:戯言 超える炎が脳裏でちらつく。それを良しとするのかどうかは私には解らない。システムを否定するつもりはない。私たちは霞を食んで生きているわけではないから。でも超えてしまった炎は、最早システムの枠の外側まで滲み広がっているだろう。操る者がその意志で強く抑えつけたところで、それにも限度があるだろう。けれど炎の方は際限なく超えていく。私たちは触れてはいけない事象に触れてしまったのかも知れない。あるいはそれに触れることが新たな次元に私たちを導くのかも知れない。どちらであ...
pale asymmetry | 2026.08.27 Thu 11:42
全1000件中 31 - 40 件表示 (4/100 ページ)