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JUGEMテーマ:戯言 曇った空が綺麗だと思えてしまうのは、私の心が……と考えかけてやめる。何にでも理由があって、それが私や私を取り囲む風景を描き出しているのではないとそろそろ気づくべきだろう。と考えて、そんな『べき』なんて必要ないと思い直す。曇った空の綺麗さは、私の心から生まれているのだから、その心に目を向けるのは当たり前のことだろう。私の外側に世界はない。私の内側にしか世界はないのだ。だから目に見える風景も全て私が描いたもの。ただし、その私は制御可能な私という枠の...
pale asymmetry | 2024.05.01 Wed 19:57
JUGEMテーマ:戯言 ノイズが気になってスイッチを押せない。両手は両耳を塞ぐために使ってしまっているから。世界には無数のスイッチが貼り付けられていて、どんな風景にも切り替えることが出来るものだけれど、いつだってノイズが邪魔をするから私には凍り付いた風景になってしまう。すると世界は閉じてしまうから、もはや世界と呼べるような事象ではなくなり、広大さも起伏も斑も失われるから、それは風景ですらなく、何とか情景らしさを保つのに必死になっているという有様。問題なのは必死になっているのは何者...
pale asymmetry | 2024.04.29 Mon 18:23
JUGEMテーマ:戯言 モヤモヤとしたイヌが、低い唸りを上げながら私を睨む。吐き出す煙が風景を乱し、イヌの輪郭は曖昧だ。すぐ近くにいるはずなのに、どこか遠い場所にいるように感じてしまう。あるいはそう感じてしまうのは、私がその煙ったイヌにあまり興味がないからだろうか。でもイヌの方は違う。イヌは私に興味を持っているという意味ではない。そのイヌは私が自分に興味を引かれている、と考えているという意味だ。私が自分に興味を抱かないはずがない、と確信しているのだ。単純に、馬鹿だなと思う。そんな...
pale asymmetry | 2024.04.27 Sat 21:00
JUGEMテーマ:戯言 「僕たちはペンギンのようだね」 あなたはそう言って笑う。降りそうで降らない雨を待つように、私たちは歩道に腰を下ろす。街は忙しなく移ろいでいるけれど、私たちはそれに迎合しない。街に逆らってルールを破壊したいわけじゃない。ただ私たちのペースでたゆたっていたいだけなんだ。ビルディングに歪められた濡れ鼠の空を見つめ、あなたは歌うように呟く。 「どうしたって、重要な機能を失っている」 「とっくの昔にね」 私がそう言ってあなたの肩に頭をのせると、あなたは私の...
pale asymmetry | 2024.04.25 Thu 17:57
JUGEMテーマ:戯言 花を散らす雨は花を嫌っているわけではないだろう。むしろ花を愛しているのだと思う。だから、抑えきれずに迸ってしまうのだろう。その流れはよく解る。気持ちが高ぶれば、生命は潤ってしまうものだと思うから。私自身がそうだから。気持ちが高ぶれば、私の芯はどうしようもなく濡れそぼってしまう。そうして自ら作り出した水溜まりに溺れ、溺死の幻想と戯れてしまったりする。きっと全ての生命がそのような「さが」を背負っているのではないだろうか。いや、そういう「さが」を根元的に有する事...
pale asymmetry | 2024.04.24 Wed 18:18
JUGEMテーマ:戯言 深く潜っていけば、やがては光が届かない場所に落ちてしまう。光がないから、そこには虹もない。七色がないから、私は気持ちを抱くことが出来ない。私の気持ちのマテリアルは、虹の七色だから。そこには闇があるのだろうか。光がないから闇があるはずだと考えるのは浅はかだろうか。それは世界を単純な記号だけで構築しようとしているに等しいのでは。では光も闇もないのか。そこにある事象を私が身勝手に決められるのならば何にしてやろうか。綺麗なものが良いな。いや、綺麗そのもので良いだろ...
pale asymmetry | 2024.04.22 Mon 18:19
JUGEMテーマ:戯言 大きな水槽の中に、小さな潜水者。その潜水者は笑っている。もちろん笑っている。だって水槽の内部だから。どんなに大きくても水は動かない。管理は徹底されている。濁りもなく、流れもなく、うねりもなく、渦もない。温かな温度、そこには痛みもない。潜水者は笑うしかない。それは当然の反応。身体の内部の液体は、そんな水槽を拒絶している。いや、それは違うな。冷ややかに相対していると言うのが正確か。どうしたってそうなるよね。身体の内部の液体は濁っているし、流れているし、うねって...
pale asymmetry | 2024.04.20 Sat 21:11
JUGEMテーマ:戯言 進んでいるのか止まっているのか解らないくなる。あるいは後ずさりしているような気もする。それとも前へと進んでいるのだけれど、私を包み込んでいる時間が逆回転しているのかもしれない。それでこんな奇妙な気持ちになってしまうのだろうか。鋭いマテリアルを手に入れているような気がするし、それは全くの気のせいで、掴んでいるものは何の役にも立たない我楽多ばかりのような感じもする。どちらであっても同じような気もするし、どちらも同じ事象のような感じさえする。とにかく私は減速して...
pale asymmetry | 2024.04.19 Fri 20:49
JUGEMテーマ:戯言 ただ落ちるだけで良いのならば、どこまでも落ちていきたい。どこまでも堕ちていきたい。けれどそれさえも簡単なことではないのだろう。それを私は知っていて、でも知っているということを知る術がないのだろう。知っているはずなのに、私の手はそれに触れていない。世界を見回して、溜息をこぼし、偽の絶望を振りかざして、目覚めていることが困難になる。ゆるやかな傾斜を滑り落ちるように眠れたら良いのに。そんなことは許してくれない。この世界が許してくれない。いや、私を支配する私が許し...
pale asymmetry | 2024.04.16 Tue 18:23
JUGEMテーマ:戯言 純粋な水の濁りが邪魔をするから、私は振動に身を任せるしかなかったのです。雨は私の予想よりもずっと精密に落ちていて、風はどこに向かうこともなくただ蹲っていたから、私は少し途方に暮れてしまったのです。だから急がなければという想いが身体の奥底から湧き上がってきたのですけれど、一体何を急いだら良いのかは全く解らなかったりしたのです。それで訳もなく目についた花を蒐集して、そこに織り込まれた言の葉を飲み込んで紛らわせたりしてしまったのです。私が紛らわせたそれは、私自身...
pale asymmetry | 2024.04.15 Mon 20:40
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