[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 戯言のブログ記事をまとめ読み! 全1,189件の63ページ目 | JUGEMブログ

  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

戯言

このテーマに投稿された記事:1189件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c230/9434/
戯言
このテーマについて
つぶやき以上。しかし、
名づけるほどのこともない作品
このテーマの作成者
作者のブログへ:「mimikaze」さんのブログ
その他のテーマ:「mimikaze」さんが作成したテーマ一覧(1件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 58  59  60  61  62  63  64  65  66  67  68 >

掌の闇を梳かす

JUGEMテーマ:戯言    この辺りは闇が深い。この辺りというのがどの辺りかというと、それは私の掌の辺りだ。と言っても、私の掌は見えないネットワークにダイレクトに繋がっているから、この辺りは其処彼処の辺りということになるのかもしれない。其処彼処の辺りならば、もはや世界の全体と同じではないだろうか、それは偏在しているのと同じことだ。つまり闇が。  では私が認知している世界の全体が闇に覆い被さられているのかと言えば、それは違うだろう。だって単純に、今目の前は明るいもんね。つまり世界の全...

pale asymmetry | 2021.10.16 Sat 21:20

I can wash my hands if you want it

JUGEMテーマ:戯言    季節がうつろいでいることと、私の手が汚れていることに何か相関はあるのでしょうか。あなたは笑って首を振るけれど、私には某かの共鳴が存在しているように思えてならないのです。例えばそっとあなたの胸に手を伸ばしたとしても、自分の手が酷く汚れているが故に、それをあなたの体に触れさせることを戸惑ってしまうのです。強い風が木々を揺らし、熟した果実を地面に落として潰すように。  地面に貶めて潰すように。  私が手を洗ったとして、その穢れはどこに流れていくのでしょう。そ...

pale asymmetry | 2021.10.15 Fri 21:38

Walk like a dream

JUGEMテーマ:戯言    ロボットが歩いている。アスファルトの道をガシャガシャと。少し重苦しい響きだったけれど、空がどこまでも深く青かったので、ロボットの歩みは昇っているように感じた。地上に流れる災いを昇華して天へと還しているようにさえ感じた。それは大げさではないだろうかとあなたは思うかもしれない。けれど、ロボットはそれくらい洗練されたシルエットを持て余すことなく歩いていたということなのだ。  ロボットの後ろを女の子が追いかけていた。ロボットよりも跳ね、ロボットよりも鮮やかな感じ...

pale asymmetry | 2021.10.14 Thu 21:18

そっと、密かに

JUGEMテーマ:戯言   「あなたのせいではない。全くあなたのせいではないのよ」  先生はどこかよそよそしい声でそう言った。僕と深く関係したいのか、そうではないのか、判断が難しい声だった。もっとも、そんな判断は必要ないのかもしれない。その辺りのことは、僕が決めてしまえばいいのだ。先生がどう思っていようとも、それは先生の想いであって、それは先生だけのものなのだから。そして僕の想いは僕だけのもの。どんな次元にどんな数式で記述しようと僕の自由だ。それが那由多の変数を持つ数式であったとして...

pale asymmetry | 2021.10.12 Tue 21:10

0, 1, bird

JUGEMテーマ:戯言    世界が終わるまで眠っていたいのに、ゼロとイチの鳥がそれを許してくれない。ふざけるな、って内心では思っているけれど、どうしようもない。だって私はゼロとイチの鳥に依存しているのだから。それは否定しようがない。それが解っているから、眠気を押し殺しながらゼロとイチの鳥を追いかける。  走ることなんてできない。だから転がるしかない。地面はアスファルトで覆い尽くされているから、身体のあちらこちらが痛い。なるべく見ないようにしているけれど、たぶん傷が入力され、血が出力...

pale asymmetry | 2021.10.10 Sun 21:16

Sweet dew

JUGEMテーマ:戯言    拾った葉っぱは乾いていて、少しだけ紅色に染まっていた。あるいはそれは自ら纏ったのかもしれないけれど、私には何者かの手によってその紅を纏わされたのだと思えた。たいていの場合、紅は纏わされるものだと思うから。私の短い生の経験上の話。だから、信憑性は極めて低い。でも世界ってそういうものでしょう。少なくとも私の世界はそう。  乾いた紅の葉っぱを舐めてみる。甘い。仄かに甘い。そして苦い。明確に苦い。微睡みを少しだけ含んだ覚醒だ。それを私に入力しようとしているようだ...

pale asymmetry | 2021.10.08 Fri 21:44

Nap inside the nap

JUGEMテーマ:戯言    例えばそれはドミノのように、延々と並ぶパレード。その行列が運ぶのは生まれなかった赤子。生まれてはいないから、存在もしていない。だから運ばれることはなく、行列は存在出来ず、パレードは宙に霧消して、この例えは不細工なメタファーに貶められる。そういう休日をのんびりと過ごした。  そんな日だってあって良いと思う。リストを消去していく日が続いていたから。かといって心や身体を休めているわけではない。その内側にチャージしているわけでもない。何をチャージするのか、何がチ...

pale asymmetry | 2021.10.06 Wed 21:42

Watercolor halo

JUGEMテーマ:戯言    陽光は、真っ直ぐに降りてくる。私の皮膚はその熱を受け取らない。それらは全て水に奪われているのだ。その水は私を包み込んでいる。確かに包み込んでいるけれど、熱を受け渡してはくれない。それはきっと特別な熱なのだ。ひょっとしたら、宇宙の誕生の瞬間から存在する熱なのかもしれない。その瞬間から存在する粒子の運動が、絶え間なく続くその運動が生み出している熱なのかも。  天に向かって、輪が上昇していく。それは徐々に広がり、やがて砕けて消える。水が翻るから、その輪を固定す...

pale asymmetry | 2021.10.04 Mon 21:04

Unknown conversation

JUGEMテーマ:戯言    私たちは仮面を付けている。瞳は晒されていない。唇も晒されていない。鼻梁も、頬も、こめかみも、そして呼吸も晒されていない。言葉は仮面を通過してしっかりと届いているはずなのに、この不安感は何だろう。あるいは、この不明感は何だろう。私たちはきちんと対峙していて、会話はしっかりと噛み合っているはずなのに、このすれ違っている感じは何だろう。そしてこの伝わっていない感じは何だろう。  目の前のこの人も同じ感じを味わっているのだろうか。互いに相手に対して見過ごせない違和...

pale asymmetry | 2021.10.01 Fri 21:07

Neutral pain

JUGEMテーマ:戯言    痛みなんかない、全然ない。そう私は嘘をついた。でもそういう嘘をつかなければ、日常は際限なく希薄になってしまう。何だか世界が存在していないような気さえしてしまう。世界が存在しないのに私だけが存在しているような、そんな気持ちになってしまったりする。傲慢だな。  本当は痛いのだ。かなり。いや酷く。でもそれを理由に立ち止まってしまうと、背後から襲いかかられそうで怖いのだ。何に襲いかかられるのかが解らないから、余計に怖いのだ。でも襲いかかられることは確実。だから立...

pale asymmetry | 2021.09.30 Thu 21:31

このテーマに記事を投稿する"

< 58  59  60  61  62  63  64  65  66  67  68 >

全1000件中 621 - 630 件表示 (63/100 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!