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JUGEMテーマ:戯言 南風は何を運んでいるのだろう。風に吹かれながら考えてみる。そしてその答えに近づく前に、何故風が何かを運ぶと考えてしまうのだろう、と考えてしまう。いつの間にか、私のなかで風とは何かを運んでくるもの、そして何かを運んでいくもの、と考えるようになっていることに気づく。 風は流れているからそう思うのだろうか。流れていなければ成立しないから、そう思ってしまうのだろうか。例えば川だって流れるけれど、流れがなかったとしても、干上がっていたとしても川は川だ。でも風はそ...
pale asymmetry | 2023.03.09 Thu 19:03
JUGEMテーマ:戯言 鏡の前に立ち、鏡は何も写していないことに気づく。そこには私が写し取られているわけではなく、私のようなものが再構築されて固定されているだけだ。私によく似ているけれど、表裏が逆になっている。鏡は前後が逆になるはずなのに、そうはならずに表裏が逆転してしまったのは、きっとこの頃の晴天のせいかもしれない。 青空が得体の知れない陽の因子を私に運んでしまったために、こんな馬鹿げたことが起こってしまったのだ。鏡の前に立ち、私は笑ってみる。案の定、鏡の中の私は泣いている...
pale asymmetry | 2023.03.06 Mon 19:37
JUGEMテーマ:戯言 世界は確実に魔術化しているのだそうだ。でも私がそれを身近に感じることはない。どうしてなのだろう。私は魔術化する世界をもっと感じたいのに、その兆候は何処にあるのだろう。私の周囲では魔術化どころが現在の様式の固着が強まっているように感じられてならないのだ。私の周囲では、それを望んでいる人が圧倒的に多いような気がしてならないのだ。 そういう人たちは大抵知性を嫌っている。何に付け知性を否定する。あるいはこの世界を回転させるために、知性など必要ないのだと言いたい...
pale asymmetry | 2023.03.05 Sun 18:50
JUGEMテーマ:戯言 テレヴィジョンの中で、白い髪の少女が踊っている。それはとても奇妙な踊り。天上の何処かに捧げられる踊りのようだ。けれどそれが何処なのかを少女は知らない。それは誰も知らない。私だって知らない。それはまだ決められていないのだ。誰かがそれを決めなかればいけない。少女ではなく、私ではなく、もっと傷ついている誰かが。 少女は傷ついている。私だって傷ついている。でも少女は踊っている。私は寝そべってテレヴィジョンを見つめている。だからもっと傷ついている人が何処かにいる...
pale asymmetry | 2023.03.04 Sat 21:32
JUGEMテーマ:戯言 何も奪われていないのに、この喪失感は何だろう。にこやかに対話しているのに、悲しい気持ちになるのは何故だろう。そういう事象と正面から向き合わなければいけないのだろうか。そう思えたりもするけれど、私は向き合わない。それは私が怠け者だということもあるけれど、それだけではなくトポロジカルな現象のせいだと思えたりもする。 あなたは人間なのか? と面と向かって問い掛けてしまいそうになるけれど、お前こそ人間なのか? と問い返されると困ってしまうので、決して問い掛けた...
pale asymmetry | 2023.03.01 Wed 21:02
JUGEMテーマ:戯言 私の内部を通過していく事象は、本当に通過していくだけなので、記憶として定着しない。その事象は点滅しているので、点灯しているときに通過したならば僅かにでも印象に残るけれど、消灯しているときにはただただ眠気が滲むだけだ。その眠気に身を任せても良いのだけれど、すぐに退屈に襲われてしまうので、長く眠ることは出来ない。 「辿り着く先は、誰にも解らない」 そう彼は言うけれど、じつは私にははっきりと解っている。でもそのことを彼に教えたりはしない。私のような怠け者が...
pale asymmetry | 2023.02.26 Sun 20:54
JUGEMテーマ:戯言 てふてふが舞う。光を弾いて舞う。東からの風が世界のうねりのようにてふてふを翻弄する。でもそのことに意味などない。どのような舞いであっても意味はない。世界とはそういうものだから。意味を求めることは無益なことではないけれど、何処までも何処までも探求しても見つからず、打ちのめされてしまうことになるだろう。それで良いのだと思えなくても、それで良いのだから傷つかなくても良いのだ。 午睡から目覚める。自分がてふてふなのか、人なのかと迷ったりはしない。私に綺麗な振る...
pale asymmetry | 2023.02.23 Thu 21:15
JUGEMテーマ:戯言 私は自転する。ブンブンと自転する。それが周囲に及ぼす効果など、今は考察する必要はないと思える。そう思えるから、私は身勝手に自転する。例えばギザギザに自転しても良いし、ガリガリと自転しても良いのだ。どのように自転するかを、私は自分自身に問わなければいけないだろう。その自分自身とは、私の表層の自我ではなく、私でさえ見知らぬ奥底の自我だろうと思える。 そんな自我にどうやって問い掛ければ良いのだろうか。それはただただ自問自答すれば良いのか。それとも私自身とは全...
pale asymmetry | 2023.02.21 Tue 21:00
JUGEMテーマ:戯言 眠気を振り払えないのは、闇を感じているからだろう。それは美しい闇だ。美しすぎるから、私が抱えているわけではない。それは見知らぬ誰かが抱えていて、だからその誰かは美しい痛みに顔を顰めているかもしれない。私にとってはそれはただ存在する闇で、私を取り囲んでいるけれど、私がコントロールできるものではない。その代わり、その闇が私を粉々に砕くこともない。 美しい光を観察したければ、闇に身を置いていなければいけないのだそうだ。でもどんなに美しい光を見つけても、闇に身...
pale asymmetry | 2023.02.20 Mon 18:58
JUGEMテーマ:戯言 ベルギーからチョコレートが届いた。小さなチョコが六つ並んだ詰め合わせ。差出人は古い友人。そう、今なら古い友人と呼べる存在。たぶん数年前ならカテゴライズ出来ない人だったと思う。数年前なら、このチョコレートの箱も開けなかったかも。時間が、私の心をなめらかにしてくれたのかもしれない。あるいは、あの人の心も同じくらいなめらかにしてくれたのかも。 私たちはあの頃毎年チョコを贈り合っていた。世間の慣習なんてお構いなしに。きっとこのチョコレートも十四日に届けたかった...
pale asymmetry | 2023.02.18 Sat 21:33
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