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睡蓮 48

電話をすると1時間ほどで来れると医師は言った。医師はルカにも水分を取らせてゆっくり休ませるようにと睡蓮に指示した。 ルカが眠っていてくれますように・・・ ラモン、キース2人が半裸で寝ている―いや、多分全裸だろうけど―ならルカもその可能性が高い。  軽くノックしてドアを開けた。 「レンですよ〜部屋に入りますよ〜」 小声で自分の存在を相手に伝えながら部屋に入った睡蓮が最初に見たものはベッドの周りに散らばる服だった。 や、やっぱりルカも脱いで寝てるのね・・・それでも、何か着てくれてるかも・・・しれな...

さくらのもり | 2008.02.04 Mon 00:57

睡蓮 46

睡蓮は自室へ戻り、冷凍しておいた御飯、生姜、紅茶を持ってきていた。病気といえばおかゆ、この公式が頭に浮かんだ睡蓮は一から米を炊くより手っ取り早い方法でおかゆを作ることにした。 「私は塩味だけで平気だけど、2人は駄目かもしれないし。」 そう思った睡蓮はとっておきのふりかけさえ持ち出していた。 卵ふりかけ・・・これ、おいしいのよね。  睡蓮はラモンの部屋をのぞいた。注射が効いているのか眠っている。布団が胸の下までずれていたので、かけなおしてやった。 「なんで、裸で寝るんだろ?」 裸で...

さくらのもり | 2008.02.03 Sun 23:02

ガーデン 1

 お正月の明け方に起きていやな予感がすると、当たっていた。おじいちゃんがいない。 「おかあさん」 手早くその辺の服を着込む。疲れきって眠っている母の枕に声をかける。 「おじいちゃん探してくる」 「ええ?」 「多分いつものとこ」  母が髪をかきあげながら床にひじをついて起き上がった。 「《温室》?」 「うん―いってきまーす」  玄関を出る背中で、母がまた床におさまる気配がした。  明け方の住宅街にとびだす。東の空が輝くオレンジ色に輝いていて、光が、世界に充ちてゆく。吐息の二酸化炭素が口元で白くな...

Note d' Ecrire | 2008.02.02 Sat 19:09

睡蓮 45

週があけ、睡蓮は大学に来ていた。来ていたのだが、周りを見回してみると、やけに空席が目立っている。それにはキースとカークも含まれていた。 「おっかしいな〜」 先週の金曜は睡蓮がとっている授業は前々から休講と決まっていたのでバイトを入れたのだが、もしかすると金曜もこんな感じだったのだろうか?睡蓮がそう考えているときにカークがやってきた。 「レン、おはよ。あれ、キースはまだ?」 大概キースはカークよりも先に来ているのだが、今朝はまだだった。 「まだみたいよ。ところでさ、空席が目立つんだけ...

さくらのもり | 2008.02.02 Sat 01:49

↓懐かしいお話パート3。どっかのお屋敷に働いてる女中さんのお話。名前はとくに考えていなかったらしいので女→××、男→○○で。(なんかここ記録場になってるような気がする)(いいのかそれで)

小箱。 | 2008.01.28 Mon 14:01

青い青い、

↓昔遊びで書いた話の断片を偶然発見。ところどころ抜けてますが読めないことはないです(直す気はないらしい)

小箱。 | 2008.01.28 Mon 13:28

第二十五幕 「青い女を追え!」

歌舞伎町から二丁目のルートは二種類 伊勢丹を通りまっすぐに進む王道ルートと 世界堂のデカイ看板に向かい新宿一丁目を通るルート 青いワンピースの女を見つけたのはこの一丁目の道 ここはサラリーマンやOLが寄り道をせず駅に向かう道でもある なぜこの女は帰らないのか 誰かを待っている?彼氏と別れた?道に迷った? どちらにしろ声をかけるのはこの女しかいない 「あの、これからどこ行くんですか?」 そこは新宿御苑の入り口、ちょっとロケーションのいい場所で銀二は声をかけた 女は20代半ば、大きめなメガ...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2008.01.25 Fri 18:52

睡蓮 44

仕事が一段落したジャンはいつものごとく、あのパブへ寄った。勿論無精髭に血走った目、クマのある顔で、である。 「ビールね。」 席につくと、いつものウェイトレスがジョッキを1つ置いていった。 「あっ、そうそう、あの彼女来てるわよ。」 あの彼女? ジャンはジョッキを持った手を止め、問いかけるように片眉をあげた。 「あなたが間違って捕まえたあのこよ。」 間違って捕まえたって・・・スーレンか? あれから何度か大学の門まで行ったのだが、守衛ににらまれるわ、学生たちからも変な目でみられるわ、で...

さくらのもり | 2008.01.23 Wed 23:43

睡蓮 43

3日間にわたって行われた展示会は無事終了した。 黎子があの手この手で集客数を伸ばし、日本のブースは他国のそれと比べるとかなり賑わっていた。着物は3日間変わらずとも睡蓮の髪型、帯の結び方は毎回違っていた。その帯を見にやってくる客もいたくらいだ。 「これで終わりかと思うとなんだか寂しいですね。」  睡蓮は帯をといてもらい、着ていた着物を脱ぐと黎子に手渡した。 「日本にはいつ戻る予定なの?」 黎子は着物をたたみながら聞いた。 「去年の8月末に来たばかりだし、せめて2年は勉強しようと思ってる...

さくらのもり | 2008.01.23 Wed 23:40

睡蓮 42

出口まで一緒に来てくれると助かる、というルカを睡蓮は出口で見送った。 睡蓮と一緒ならば、ブースごとに止められることなく―特に女性―出口までたどり着けるからだ。 「じゃ、またね。気をつけてね。」  睡蓮は振袖を着ていてもかまわずに手を振る。 それに答えるようにルカも手を振った。  手を振った・・・俺が? エンジンをかけ、車内がぬくもるまで睡蓮とのやり取りをルカは思い出していた。 睡蓮が振るからつられて振りかえしただけだと思うことにした。誰かに手を振るなんて、一体いつ以来だろう。 ...

さくらのもり | 2008.01.21 Mon 22:14

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