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週末は客の多い我らがチョッパーズ だが平日は常連しか店に現れず ぼ〜っとしながら携帯をいじっているだけで 給料をもらうのは若干心が痛むのだ。 「よし、久しぶりに行くか!」 と立ち上がる竜馬。 ホストコート(ドンキで5千円)を羽織り 軍団を引き連れて聖地・歌舞伎町へ向かう 2丁目から歌舞伎町まではおよそ10分ほどだが そこまでの道のりが長く、熱い視線も感じる2丁目軍団 当時・ドンキホーテの前はキャッチの溜まり場だった 女の子が10m歩けば10人のホストくんが声をかけてくる 駅まで辿り着くの...
映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2008.01.21 Mon 01:09
JUGEMテーマ:恋愛小説 あたし(さこ)27歳。 大好きなあの人(ゆうき)30歳。 自分の中にこんなに乙女で切ない恋心があるなんて知らなかった。 人を愛することがこんなに幸せで、暖かい気持ちになるなんて知らなかった。 ゆうきに出会うまでは。
行こう。何処までも。 | 2008.01.20 Sun 22:05
今夜は代表の常連客の一人キツネ女ことリカの話をしよう リカはもう一人のおなじみ狸女アケミとは性格もスタイルの正反対 モデルのようなスラッとした足と長い髪 目は細く鋭い、時々かけるメガネがよく似合う しかし性格が問題アリ、つねにイライラしていて かなりのヘビースモーカーで、その煙は頭からのぼる湯気のようにたちこめる 相手をするのもベテランのツネさんとシンさん いつも同じ話題で盛り上がり、ビールを軽く10本飲み干す 人を寄せ付けないオーラが漂う20代前半にも30代後半に見える女だ 今夜はツネ...
映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2008.01.18 Fri 15:29
睡蓮が家を出た頃、本宅で起きていたのはやはり彼女の読みどおりルカだった。 ルカは1枚のチケットを見ていた。仕事関係でもらったそれは、ちょうどその日が開催初日だ。 仕事の合間に見に行けるか・・・ 財布にチケットをなおすと、もう一杯コーヒーを飲むべく立ち上がった。 しかし、あいつらはまだ起きてこないのか? キースが起きてきたのはルカがフィルターを替え、粉を量り直し、新たにポット一杯にコーヒーを作ったときだった。 「おはよう。」 「あぁ、おはよう。」 あれ、ラモンは? いつもなら...
さくらのもり | 2008.01.16 Wed 22:05
昨年クリスマスにPCサイトに公開した短編小説「10年越しのプレゼント」のあとがきです。年末年始のゴタゴタで、こんなに引きずってしまいました。 読まれたい方は、下をクリックして、どうぞ。(結構、長いです。)
ポエムズ 雑記 | 2008.01.14 Mon 01:08
「そういえばさ、今日の昼に変な男が大学の前にいたんだ。」 「変な男?変質者か何か?」 そういった類の変な男ではない、とカークは首を振った。 「子供みたいな学生はいないか?って聞いてきたんだ。おかしいと思わないか?だってその男から見たら俺たち学生はみんな子供じゃないか。学生全員が対象になりそうなもんだろ。選択肢広すぎなんだよな。」 子供みたいな学生を大学前で捜すって、そりゃまたすごい人捜しの仕方だわね。 睡蓮は口には出さず、カークが話を続けるのを聴いていた。 「俺から見たら子供って...
さくらのもり | 2008.01.13 Sun 16:27
カークが車を発進させようとした瞬間、睡蓮は忘れ物に気づいた。 「カーク、ちょっと待って!私、忘れ物してきた・・・降りなきゃ・・・」 待っておこうか?と言うカークにキースも頷く。 「ううん。先に荷物だけ持って行ってくれるかな?だって、忘れ物って自転車だもん。」 カークがキースと一緒に1度大学に戻り、車を取ってキース宅に行くのと同じくらいには家に着くはずだから、と言うと、睡蓮は車を降りた。 「じゃ、また後でね。荷物よろしくね。」 そう言って車を見送った。 自転車で幹線道路をこいで...
さくらのもり | 2008.01.13 Sun 16:24
JUGEMテーマ:恋愛小説 23小説2-1更新しました★ 新年一発目ですがぐだぐだです(苦笑) まあ多少大目に見てやってください(;^^A 小説はこちら
cresc. | 2008.01.12 Sat 19:19
チョッパーズの営業時間は夜10時から明け方の5時 つまり、この店はアフターで使われることが多く お客さんはどこかで飲んで流れてくるのだ そんな客ばかりで5時に閉まることはまず無い 残業がつくことも無い いくら働いても7時間で計算される 時給換算すると何百円の世界 この怒りも焼酎の魔力によって無気力にさせられる 時刻は朝9時を回っていた 店に残っているのは狸女アケミと狐目リカとモデルのキョウコちゃんと変なオカマ。 従業員はみな体力を消耗し切っていて 「早く帰れよ」という願いをこめた酒を注いで...
映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2008.01.11 Fri 15:23
午前で終わった授業の後、睡蓮は生活用品の量販店へ寄っていた。布団を見るためである。 布団、布団、布団、布団っと・・・ 天井近くまで積み上げられた品物を見上げながら、寝具売り場へと移動していた。移動していたが、すんなりとは前に進まない。 あっ、あんなとこにあんな商品が! えっ、これってこんなに安くで買えたの! 寄り道が多くて、目的の品物の場所までなかなか思うようには進まない女性は多いのだが、睡蓮もその1人だ。 気づけばカゴを手にしていた。 先日買った絨毯よりも少しばかり小さめだが、...
さくらのもり | 2008.01.08 Tue 20:55
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