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睡蓮 29

幹線道路は除雪されてはいるが、睡蓮の家へ曲がる道はまったくといっていいほど手付かずだった。 徒歩ならまだしも―雪の日にこんな場所を歩く人はほとんどいない―車で通りすぎるだけだとその先に誰かが住んでいるとは普通気づかない。  雪のせいで景色が一変してしまったがために、1度来たことのあるキースでさえも、どこで曲がるのか全くわからなかった。 「この辺りなのか?」 ラモンが疑わしそうに聞くが、多分としか答えられない。 「降りて探してみるか。」 ルカは車を脇道に停め、降りた。2人も後に続い...

さくらのもり | 2007.12.19 Wed 23:37

いい感じの話を書く(右のぺろたんのせいで台無し)

日曜日。目覚まし時計の鳴らない休日。先に目覚めたのは私の方。左を向くと、修史が壁と向かい合って寝ている。まただ。いつも彼は私に背中を向ける。寂しくて後ろから抱きつくけれど、やっぱり男の人の体は大きくて、包み込めず、くっつくだけになってしまって、虚しい。 なんてことをしているうちに、修史は目を覚まし、すぐに布団から出てしまった。布団の中で二人でだらだらと過ごすのが、イイのに…。 電車に乗って、街へ買い物にでかけた。修史は男の人にしてはゆっくりと歩く。いつものコースをぶらぶらと当てもなく歩いた...

昨夜見た夢を占う | 2007.12.18 Tue 19:49

第十三幕 「赤い館」

「ヒデさん、誕生日おめでとうございまーす!」 パンッ、パンッ、パ〜ンッ クラッカーが鳴り響き、薄暗い店内に流れるハピバスデイトューユー♪ 「真理さんドンペリ入りました〜!」 ロウソクの淡い灯りに浮かぶローズ真理の不気味な笑み 「ありがとうございます、真理さん」 「いいのよ、アタシとヒデの仲でしょ」 熱い口づけ、ギュウギュウ詰めの店内には万雷の拍手!! この日、チョッパーズの売り上げは最高を記録し ヒデはトップに立った・・・立った。 竜馬は迷っていた。 この化け物と寝れば今後のホスト生活は安泰...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.15 Sat 19:01

睡蓮 28

ルカは新年とはいえ、いつもどおりに起床し、コーヒーを淹れ、ここ数日読んでいた仕事関係の雑誌をめくっていた。 「俺の分もある?」 寝癖のついた髪をガシガシとかきながら、あくびまじりで起きてきたのはラモンだ。 「キースは?」 「隣の部屋で物音してたからそのうち降りてくるんじゃないか?」 これじゃないと目が覚めないよな、一日が始まらないよな、とラモンは火傷しそうなくらい熱々のコーヒーを飲んだ。 「おはよう。」 毎朝きちんと「おはよう」と言って降りてくるのはキースだけだ。ルカは大概...

さくらのもり | 2007.12.15 Sat 18:44

第十二幕 「最後の晩餐」

「薔薇は薔薇は〜美し〜く咲く〜♪」 竜馬の18番ベルサイユの薔薇が店内に響く 今宵の薔薇は美しい ローズ真理は今夜の獲物を探しているのだろうか 2丁目のホストは貧乏だ 歌舞伎町とは相場が違う 売り専という店もあるくらいだ 小金さえあれば安く男が買えるのだ 「お上手〜!アンタ、名前は?」 「どうも、竜馬って言います」 「あら、キレイな顔してるじゃなあい?」 「はあ、どうも」 「いらっしゃいませ〜」 店にやってきたのはローズ真理の友人ナオミ がっしりしたガタイに濃い化粧・・・ うーん、オカマだ...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.12 Wed 15:20

第十一幕 「黄金の薔薇」

今夜は何かが起こる そう感じたのは満月のせいなのか 月の引力に引き寄せられ、血が騒ぐのだというが 本当かもしれない。 深夜1時を回っても客は誰も来ない。 緊張感の切れたホストたちはイスをくっつけて横たわり 口が半開きのまま死んだ目をしている。 竜馬軍団は暇をもてあまし、カラオケの練習をはじめていた。 ショウさんがビートルズの「イエスタデイ」を歌い (なんと英語が堪能なのだ!) トミーがソフィアの「街」を歌い (完全になりきっているがちとウザイ) 銀二は尾崎豊の「僕が僕であるために」を歌った ...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.08 Sat 11:16

第十幕 「紫の涙」

震える手で焼酎ロックが溢れかえっている グラスを恐る恐る口元に運ぶ銀二 オカマの視線は銀二に集まる。 ここで逃げたら男が廃る 飲め、飲むんだ銀二! 目の前でオカマになりきっているショウさんや オカマになすがままにされているトミー 酔いつぶれ寸前の竜馬さん 俺は飲みます、グラス一杯の焼酎くらいなんだ! 深く息を吐き、一気にグラスに口をつける銀二 アルコールの匂いが鼻に飛び込む そう、銀二は酒に弱いのだ 「…これを飲んだら俺は…だがこのくらいでオカマに負けてたまるか」 一気に純度100%のア...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.06 Thu 09:23

第九幕 「黒船来襲」

竜馬軍団に入り、水を得た魚のように働く銀二 だが今夜、二丁目の洗礼を受ける。 夜も深まった怪しい満月の夜 彼女、いや、彼らはやってきた。 オカマ軍団だ 「あら〜久しぶり〜元気だったあ?」 ドラキュラに熱い濃厚なキスをぶちかますオカマのルナさん さすがのドラキュラもひきつった笑顔でお迎えする。 ルナさん率いるオカマ軍団は一丁目のショーパブで働いている 全員化粧は濃く、キャラも濃い。 銀二は男性相手に接客するのはこれが始めてだ。 「いらっしゃいませ」 温めのおしぼりを一人一人に手渡す銀二...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.04 Tue 23:35

第八幕 「それいけ銀二」

朝方まで飲み続け、愚痴をこぼすアケミの席に銀二は向かった 明らかに疲れの見える竜馬と、瀕死状態の軍団にとってその姿は神々しく見えた 「一杯いただいてよろしいですか?」 「うん、いいよ〜、うへへへ」 テーブルに肘をつき、股を広げて座っているアケミ ミニスカートからは綿のパンツがはみでている もう女の影もない。 「ちょっと聞いてよ〜、なんでアノ男あたしのとこより狐女の方に長く居るの〜」 「ハハ、それは気のせいですよ」 「・・・嘘」 アケミは小学生が持っているような 可愛らしい赤い腕時計を見せた...

映画青年銀二ノ二丁目劇場 | 2007.12.03 Mon 23:48

出会い?+トモヒロ+

  プルプルと携帯電話が机の上で震えている。 泉朋大は、携帯電話を取り上げ電話に出た。 「もしもし。。」 「個展手伝ってくれるんではなかったの?」 ちょっと怒った声で、小松千咲の声がする。 朋大は部屋の時計を見た。 午後2時過ぎ、約束は2時だった。 「悪い、」 朋大は携帯を切り車のキーを持って部屋の外に出た。    小松千咲の亡き父は、松永秀人という朋大が尊敬する画家の一人だった。  朋大は美大生。 今年4回生だ。 来年は大学院に進むつもりだが、卒業制作を今手がけている。 しかし、コレ...

Primavera | 2007.11.28 Wed 17:48

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