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そもそも、何故アリスがここまでして、火の魔法を練習しているか? それは、アリスが入学しようとしている魔法を教える学校である「ルザウィル学園」で行なわれる、入学試験のためだ。もちろん、魔法を教える学校だけあって、入学試験も、自分の専門属性の一番初歩的なものとして使われている下級魔法を、試験官である、学園の教師の前で実践する事だ。 専門属性とは、四大元素である、火、水、風、地、の四つの属性の加護によって違う。人は生まれながらに、四大元素のどれか一つの属性の加護を受けており、アリスはその中...
イルシオン | 2013.05.19 Sun 13:10
□JIN□ 僕は黒い猫。でも、ただの不吉と言われる、黒猫じゃない。不吉どころか、僕は魔法で呼び出された、黒猫の姿をした使い魔。 使い魔と言っても、悪魔とかそういう部類のモノじゃない。僕のように魔法使いに呼び出された使い魔は、ちゃんとした知性を持ち、人間達の言葉も話せ、善悪の区別の出来る生物だ。 そして、僕を呼び出した魔法使い、つまり僕のご主人様は……只今、魔法の特訓中。 言うのを忘れていたが、僕とご主人がいるのは木々が生い茂る森の中にある、大きな湖の傍。僕は木の枝に腰掛、下で一生懸命魔法の特...
イルシオン | 2013.05.19 Sun 13:09
クウォード達は、自分達が生きるために狩る動物を、食い荒らされたら困ると、魔物の気配を感じると、その度に魔物を退治していたのだ。「……こっちですにゃ!」 ティルは少しの間、瞳閉じ、精神を集中すると、森の奥を指差し叫ぶ。そして、二足歩行を止め、四つの足を地つき、走り出す。 その後を、クウォードは剣を握り締め走り出した。「あれですにゃ! あっあの子!?」 ティルはしばらく走ると立ち止まり、小声でクウォードに言う。 クウォードとティルの目に映ったのは、今にも黒い狼のような姿をした魔物に、背後から襲わ...
イルシオン | 2013.05.19 Sun 13:08
第一話 出会い とある森の中。 一人の少女が、かごを抱えて花を摘んでいた。 少し茶色がかった長い髪をした、耳の尖った少女は、ただ花摘みに夢中になっていた。 ――背後に近づく、黒い影も知らずに……。 ――同じ森の中のある一箇所に、木で出来た、少し大きめの家があった。「クウォード様ー!」 その家の中から、二足歩行の猫が飛び出す。そして、扉に振り返り、待ち人を可愛らしい声で呼ぶ。「そうだな、行こうティル」 その声に家の中から、青く長い髪をし、髪と同じ色の瞳をした青年が出てきた。彼は、使い古された、...
イルシオン | 2013.05.19 Sun 13:06
Mr.Orange 〜 Golden head 28 からの続きLe temps passe.Alors je ne sais pas.Où êtes-vous allé à?Amour passé avant, j'ai remarqué.Tout se passe comme allant de soi.J'ai déjà tombé amoureux.・・・『・・パパ・・ボクの身体っていったって・・みんなオレンジ色の光の・・粒・・粒・・!!・・君たちは・・いったい・・!!』[...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...junpei♪...]『・・・全知全...
猫洞通Nagoya プリンス オブ オレンジ | 2013.05.05 Sun 13:26
JUGEMテーマ:ファンタジー小説 毎度ご愛顧ありがとうございます<(_ _)> 昨日は床板の張り替えの前準備で更新できませんでしたvvv 春めいてきましたねえ、うちは娘が幼稚園だったり旦那も私も仕事が変わったりでオロオロ多忙中ですよ! そんな私の癒し。蒼穹のポメラんに巨乳っ娘リエたんがインタビュー第三回! 最初から読みたい方は→こちらから。 床板貼り替えるために移動しちゃったんで、部屋に家具が、今、なんもないんだぞ……(パソコン打ちづらいぞ)。………※※※ リエ「今まで生きてきた中で一番嬉しかったことは?...
三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.03.08 Fri 11:13
JUGEMテーマ:ファンタジー小説つづきです♪ 前回分はこちらから <<リエ「長所は?」 エヴィン「なんだろう。なんだと思う?」 リエ「そうねえ……素直で驕らない努力家な性格、とか。実際天才肌の実力者のクセにド卑屈ってのはちょっと腹立たないでもないけど、あんたは理想が高いのよね」 エヴィン「?? ……そんなに卑屈なわけじゃないと思うけどなあ。そもそもコレ、俺の長所の話じゃんか。なんで短所を言ってくんだよ」 リエ「あんたの耳がそもそも卑屈よ! たくさん褒めたのに聞こえてないのっ! 短所は?……って...
三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.03.06 Wed 11:40
JUGEMテーマ:ファンタジー小説 お題は→こちらからお借りしました。ぶっちゃけ今日何を更新したらいーもんか超・悩んでですねええ! クレセントバイブル第一話「蒼穹の騎士」はリエちゃんとエヴィンのお話になっているので、やっぱりこの二人でってことに☆(そんなことよかとっとと本編を進めろというアレもございますがええ。) はい、でわリエたんよろしくお願いします。ところで乳のサイズはどんだけですか(そういえば知らんな)。知りたいなあ。個人的にはE〜Fカップであって欲しいんですが、 A→エンジェルB→ボーイズC→...
三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.03.05 Tue 12:36
JUGEMテーマ:ファンタジー小説 少年騎士が身動きしなくなってしまったことについてはむしろ幸いと、二人はエヴィンのことは努めて気にせず、ラズベリーキュート自慢のスイーツセットを堪能することにした。スミレの花の砂糖漬けで彩った甘いムース菓子に舌鼓を打ち、アルスはコーヒー、リエは茶葉を濃い目に煮出したミルク入りレジリン茶をゆっくりと喉に流し込む。そして落ち着いた談笑を楽しんだ。 「アルスはお医者さんになりたいわけじゃないんだ?」 「ああ。純粋に学問として楽しんでるだけだな。面...
三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.15 Fri 10:53
JUGEMテーマ:ファンタジー小説 「よ! 揃いで何を、深刻な顔してんだ?」 リエとアルスは弾かれたように顔を上げた。酒気に潤んでどこか虚ろな空の瞳の少年騎士。しかしリエとアルスの姿を見て嬉しそうに微笑んでいた。噂の当人がいざ現れればやはり焦る。リエは曖昧な笑みを浮かべ、アルスは不機嫌な顔で視線を逸らしていた。しかし少年騎士は気にする風もなく、 「なあ。店、気に入ったか? 俺、毎晩ここで飯食ってるからさ。これでいつでもお前と会えるな。嬉しいよ」 と、緋色の少女に...
三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.13 Wed 15:20
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