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3.紡ぐ音色に秘めたもの(4)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説    値段を気にしたリエに、エヴィンはさらりと、   「10シヴリン程度、ポケットマネーで済むから気にするな」    などと言うので、リエはしばらく口がきけなかった。    エヴィンは建国の英雄たるヴァーンの末裔、リスバーン公爵家の嫡男。公爵家と言ったら王家に次ぐ高貴の血筋、貴族の中でも最上位だ。ヴァーンの功績ゆえに与えられた爵位なのだそうだが、その領土は広く、ウィルシード北方のすべてがリスバーン家のものであるらしい。多くの工場や孤児院、修道院...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.07 Thu 11:34

3.紡ぐ音色に秘めたもの(3)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説    「お前はいつもいつも馬鹿なことばっかり言いやがって! もう少し色々と考えたらどうなんだっ!」    アルスはリエと同意見なようで、顔を真っ赤にしてそう怒鳴っている。ああ、わかるわ。私が彼の立場だったら、きっと同じように喚くでしょうよ。   「ふん、どうせ俺はトリアタマだからなあ! ものを覚えるどころか考えるのも苦手なんだっ」 「そんなんばっか覚えてんじゃねえよ、卑屈な野郎だな! 口答えしねえで素直に謝ったらどうなんだ! はっ倒さねぇとわから...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.06 Wed 10:46

3.紡ぐ音色に秘めたもの(2)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説  「そうねえ……毎日お日様より早くに起きて、家畜の世話に畑の手入れ、洗濯は一週間がかり……やること多くて、大変だけどね。うちは人数が多いから、手分けが出来たし」 「へえ……いいなあ。俺はどれもしたことないかなぁ。人数が多いって、兄弟がたくさんいるとか?」 「ええ。下に、弟と妹が五人ずつ。にぎやかよ。もう、毎日うるさくて!」 「そりゃ、すごいな! 俺は下に二人、いるっちゃいるんだけど……よいしょ」    と、エヴィンが木の上からひょいと飛び降りて来たので、リエ...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.05 Tue 10:34

3.紡ぐ音色に秘めたもの(1)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説   吹きゆく風に梢が揺れた。青い御空の下でううんと伸びをしたリエは、ため息ひとつしみじみ問うた。   「つまり、さっきの黒い王子様……国軍聖大使って人は、エヴィンの上司様なのね」 「そ。ヤツは国軍聖大使ティラ=ルディードア。軍隊で一番偉いヤツな。王子様ねぇ……確かに横柄なところが王子っぽいよな。お育ちもお育ちなんだろうしなぁ。金持ちで何不自由なく育ったヤツって、無意味にえっらそうな態度とるもんだしなぁ」    独白じみて呟き、ふむと相槌をうって自身で納...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.04 Mon 10:11

2.空に憧れた日(5)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説 リエは絶望的な恐怖にかられ、両手で顔を覆った。だがそのまましばらく経っても何事かが起こったような気配はない。リエは指の隙間から、無惨に斬られたであろう少年騎士の姿を見遣り……あまりのことに凍りつくほかなかった。    エヴィンは先ほどと変わらず、微動だにせず立っている。放たれた刃はエヴィンの前髪を一房切り落としたようで、床には透明な金糸が儚く散っていた。そこにぽたぽたと真っ赤な鮮血が流れ落ちている。    剣の切っ先の先端、そのほんの一点が少年騎士の柔い頬...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.02.01 Fri 12:12

2.空に憧れた日(4)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説    春空に満ちる太陽の陽射しが唐突に失せたようだった。そこにあったのは漆黒に塗りつぶされた夜に浮かぶ、煌々たる月だったのだ。   「なんなの、お前は。汚らしい小娘が俺にぶつかって、あまつさえ言葉をかけるなど、……。物乞いなら救貧院に行きなよ。神聖なパレスを汚す(けがす)のは、この俺が許さないよ」  それは長い黒髪をなびかせた痩せた若者だった。そして驚くべきことに、彼の瞳は月そのもののように淡い光を発しているように見えた。お月様が、私を見ている……...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.01.31 Thu 11:52

2.空に憧れた日(3)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説  「エヴィン、お前……! そんな言い方、いくらなんでも!」 「事実だろ。一緒にいて注意してやらないお前もお前だぞ、アルス。いざ彼女が不敬罪に問われでもしたらどうするつもりだ? ……時間だから、俺は行くぞ。また後でな」    アルスが諫めるも、エヴィンは咎められる筋合いはないとばかり金の柳眉をしかめて颯爽と歩き去ってしまった。その蒼き後ろ背を見送りつつ、リエは顔から火が出そうな思いで立ちつくす他なかった。そんなリエの耳に、今までのやりとりを聞いていたらしい...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.01.30 Wed 11:10

2.空に憧れた日(2)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説    「……あ、あんたねえ! いやらしくにやけてんのはそっちじゃない! 仮にも騎士が、初対面のレディーに対して失礼すぎなんじゃない!」    つい怒鳴り返してしまった。傍らで、今度はアルスがあっけにとられている。リエは焦った。や、やだ。この子が変なこと言うから、つい素を出しちゃったじゃない。相手は軍の英雄なのに……! リエは叱責を恐れて身構えたが、しかし少年騎士は胸を反らせておおらかに呵々大笑した。   「はははは! 面白いな、お前! リエ、だった...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.01.29 Tue 11:25

2.空に憧れた日(1)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説   目に見えないものたちに、例えば色を付けてみる。劫火のたぎる紅蓮はまばゆい情熱や激しい情愛にこそ相応しい。胸躍る楽しさや爆ぜる喜びには真夏の太陽のきらめき色が何より似合う。    なら、この色はなにに似合いかしら。リエは目前に在る少年騎士のつぶらな瞳、そのセレスティアルブルーについて考えてみる。    そう……未来。未来だわ。  答えを見つけてリエは微笑んだ。地上の命育む天の御空に想い馳せれば、心はまるで翼を得たかのように無限の未来へと伸びやかに...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.01.28 Mon 11:27

1.出逢い〜蒼穹の騎士エヴィン(5)

JUGEMテーマ:ファンタジー小説   風にそよぐふんわりした金髪は光に透ける黄金(こがね)。瞳は蒼穹の騎士の名にふさわしい空色をしている。ああ、天上の、セレスティアル・ブルーの瞳だわ……。自分の汚れたスカートのことなど、リエの頭にはとうになかった。替わりに満ちるは地上で輝く豊かな空。クリスタルの結晶に封じられた、数多の星降る神の住処。少年の瞳の煌めく蒼はリエを完璧に魅了した。    ぱっちりとつぶらな彼の瞳は、胸が狂おしくなるほどに愛くるしい造り。そこそこの距離があるのに、くるりと跳ねた彼の睫...

三日月の聖書〜景澤 晶の創作思考 | 2013.01.25 Fri 12:00

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