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JUNE/BL/ML

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JUNE/BL/MLなど言われる、男×男などの同性愛要素を含む創作小説テーマです。
※ R-18作品には必ず分かるように明記しましょう。
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恋欲 act.10(最終話)

-雨やどり番外編- (R-18) あろうことか、はち切れんばかりに昂ったその欲望の根元を、やんわりと包み込んでいたはずの仁志の手が、ぎゅっと握り込んでいたのだ。 「すげぇ…抑えても全然止まんないじゃん」 「や…やぁあ…っ!ひと…仁志…ひと、しぃ…っ!」 ペロリと、乾いた自分の唇を舐める仁志の、そんな小さな仕草でさえも煽られてしまう俺にとって、解放を許されないその行為は拷問でしかなくて。 溢れだす涙を隠す余裕もなく、とにかく必死で、握り込まれたその場所へと手を伸ばした。 「だぁ〜め!」 「あ…な、なん...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:40

恋欲 act.9

-雨やどり番外編- (R-18) 「痛いな〜本気で殴るんだもんな〜。暴力なんてダメだよな!な?チビィ?」 結局部活をサボった仁志は、ついてくるな!と喚く俺の言葉にもめげず、ちゃっかりと上がり込んだ部屋の中で、敷きっぱなしだった布団の上で胡坐を組み、膝に乗せたチビを相手に愚痴っていた。 「うるさい!いつまでもグチグチ言ってんじゃねえよ」 冷水で絞ったタオルをその横っ面に投げつけ「ひっで〜」と文句を言う仁志の膝から奪うようにして、チビを抱き上げた。 「反省の色が見えねえよな?こんな奴、さっさと...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:31

恋欲 act.8

-雨やどり番外編- 「俺の、せいだってのかよ…」 「そうじゃん。俺を煽り倒してくれる潤が悪い」 「な…っ!?わけのわかんねえいちゃもんつけてんじゃねえよ!」 「わけわかんなくないでしょ?だって、俺達まだ蜜月なんだよ?抱いても抱いても、絶対満足なんてできないもん、俺」 ポンポンとその口から飛び出す、聞くに耐えない恥ずかしすぎる言葉の羅列に、一瞬にして全身の体温が上昇し、自分でも真っ赤になってしまっているのがわかった。 そんな俺を見て「可愛いな〜」なんて、ふざけた台詞を吐きながら抱きついてきた仁...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:28

恋欲 act.7

-雨やどり番外編- 攫うようにして抱きしめられた腕の中、一瞬何が起こったのかわからなかった俺は、ただ息苦しさに浅い呼吸を繰り返す。 「会いたかった…」 そして耳元に寄せられた言葉に、押し戻そうと伸ばしかけた手が、意に反してピタリと動きを止めた。 「ひと…」 「ごめんごめん!こんなとこでダメだよね」 そのまま縋りついてしまいそうになった手は、だけど意外にもあっさりと解放されてしまった事で行き場を失い。 見つめた先の仁志の、苦笑を浮かべながらも、おどけたように両手を頭上に掲げる姿に、カッと...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:22

恋欲 act.6

-雨やどり番外編- ぐいぐいと、力任せにリードを引っ張る俺を「くぅ〜ん…」と、心配そうな鳴き声を上げながらチビが見上げてくる。 「ごめん……」 まるで八つ当たりのような自分の行動が情けなくて、小さな謝罪の言葉と共に落とした笑みは、はっきりとわかってしまうくらい惨めに歪んでいた。 「潤!!」 その時、不意に背後から聞こえてきた自分の名に、ビクリと肩が揺れる。 その声の主が誰なのかなんて、当然振りかえって確かめなくともわかっていた。 でも、だからこそ振りかえる事ができずに、無意識のうちに前へ...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:17

恋欲 act.5

-雨やどり番外編- あれから一週間。 それまでは、2日と空けずに泊まりに来ていた仁志が、一度も顔を見せないどころか、電話もメールも寄越してこない。 付き合い始めてから約3カ月。その間、会った日ですら毎日のように電話をしてきて、1日に送られてくるメールなどは軽く10件は超えていたというのに、この一週間は見事なまでに皆無だった。 「なんでだよ……」 あんなにも鬱陶しいほどに、いつも近くに感じていたはずの温もりが、今はどれひとつとして感じられない。 もしかしたら今日は来るかもしれないと、そんな期...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:13

恋欲 act.4

-雨やどり番外編- 昂る感情のままに叫んでしまった俺を、信じられないといった様子で凝視してくる仁志の視線は痛かったけど。 「おまえは突っ込んで出せばスッキリすんだろうけど、俺はそうはいかないんだよ!」 「よくないって事?」 「そういう事を言ってんじゃない!俺は女じゃねえんだよ!女みたいに、受け入れる事を前提にした身体の造りなんてしてねえんだよ!」 「そんなのわかってるよ。だから、いつも丁寧に解してあげてんじゃん」 それでも口をついて出る言葉は止まってくれなくて。 だけどようやく本音を吐き...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:09

恋欲 act.3

-雨やどり番外編- 「エロ…ッ!」 「ワンワンッ!」 腰にバスタオル1枚を巻いただけの俺の姿を見て、立ち尽くしたままの玄関から上がり込もうとはしない仁志が、その口から発した第一声。その声に合いの手を入れるかのようにして吠えるチビ。 そんな一人と一匹の姿に脱力し、軽く睨みつけた俺は、無言のままで奥の部屋へと足を進める。 「頭湧いてんじゃねえのか……」 呆れるしかないあいつの反応に、ブツブツと文句を言いながら、押入れの中から取り出した着替えを手に振り向けば、いつの間に上がり込んできていたのか、目...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:06

恋欲 act.2

-雨やどり番外編- 2度目に目覚めた部屋の中、背中に感じるはずの温もりを感じられず、視線を彷徨わせれば、仰ぎ見た窓の外に見える空の色は、すっかり陽が高くなっている事を示していた。 もぞもぞと、気だるさの残る身体を動かしながら探した温もりは、やはり感じる事ができず。 「仁志……?」 あるはずのない温もりを感じる事ができないのが寂しいだなんて、そんな自分の思考に自嘲を漏らしながらも、探す視線を止められない。 「あのバカ…」 ゆっくりと身体を起こし見渡した、狭い部屋の中には気配を感じられず。 途...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:03

恋欲 act.1

-雨やどり番外編- (R-18) まだ完全に夜の明けきらない、薄明るい部屋の中、深い眠りを貪っていた意識が無理矢理呼び起される。 背中に感じていた温もり。背後から回されていた腕に更に深く引き寄せられ、僅かに身じろいだ俺の胸元へと回されていた手が、明らかな意味を含み、布一枚纏っていないその場所を這い回る。 「…っ…ん…」 ざわざわと、まだ覚めきらない思考を攻めるその手の動きに、薄っすらと開き見た視界の中、窓から射し込み始めた光に包まれ浮かび上がる影が、そっと覆いかぶさってきた。 「ちょ…勘弁しろっ...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 21:58

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