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JUNE/BL/ML

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JUNE/BL/MLなど言われる、男×男などの同性愛要素を含む創作小説テーマです。
※ R-18作品には必ず分かるように明記しましょう。
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恋欲 act.4

-雨やどり番外編- 昂る感情のままに叫んでしまった俺を、信じられないといった様子で凝視してくる仁志の視線は痛かったけど。 「おまえは突っ込んで出せばスッキリすんだろうけど、俺はそうはいかないんだよ!」 「よくないって事?」 「そういう事を言ってんじゃない!俺は女じゃねえんだよ!女みたいに、受け入れる事を前提にした身体の造りなんてしてねえんだよ!」 「そんなのわかってるよ。だから、いつも丁寧に解してあげてんじゃん」 それでも口をついて出る言葉は止まってくれなくて。 だけどようやく本音を吐き...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:09

恋欲 act.3

-雨やどり番外編- 「エロ…ッ!」 「ワンワンッ!」 腰にバスタオル1枚を巻いただけの俺の姿を見て、立ち尽くしたままの玄関から上がり込もうとはしない仁志が、その口から発した第一声。その声に合いの手を入れるかのようにして吠えるチビ。 そんな一人と一匹の姿に脱力し、軽く睨みつけた俺は、無言のままで奥の部屋へと足を進める。 「頭湧いてんじゃねえのか……」 呆れるしかないあいつの反応に、ブツブツと文句を言いながら、押入れの中から取り出した着替えを手に振り向けば、いつの間に上がり込んできていたのか、目...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:06

恋欲 act.2

-雨やどり番外編- 2度目に目覚めた部屋の中、背中に感じるはずの温もりを感じられず、視線を彷徨わせれば、仰ぎ見た窓の外に見える空の色は、すっかり陽が高くなっている事を示していた。 もぞもぞと、気だるさの残る身体を動かしながら探した温もりは、やはり感じる事ができず。 「仁志……?」 あるはずのない温もりを感じる事ができないのが寂しいだなんて、そんな自分の思考に自嘲を漏らしながらも、探す視線を止められない。 「あのバカ…」 ゆっくりと身体を起こし見渡した、狭い部屋の中には気配を感じられず。 途...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 22:03

恋欲 act.1

-雨やどり番外編- (R-18) まだ完全に夜の明けきらない、薄明るい部屋の中、深い眠りを貪っていた意識が無理矢理呼び起される。 背中に感じていた温もり。背後から回されていた腕に更に深く引き寄せられ、僅かに身じろいだ俺の胸元へと回されていた手が、明らかな意味を含み、布一枚纏っていないその場所を這い回る。 「…っ…ん…」 ざわざわと、まだ覚めきらない思考を攻めるその手の動きに、薄っすらと開き見た視界の中、窓から射し込み始めた光に包まれ浮かび上がる影が、そっと覆いかぶさってきた。 「ちょ…勘弁しろっ...

駄文倉庫 | 2021.05.31 Mon 21:58

寄り道 act.8(最終話)

-雨やどり番外編- しまったと思った時には遅くて、完全に拘束されていたはずの身体を解放され、また妙な焦りが湧き上がってくる。 「でもさ、ガキはガキなりに必死なんだ。ガキにだって、真剣な気持ちがあるんだよ。それが重たいって言われたら……もう俺には何も言えないけど」 そう言って唇を噛みしめた仁志の、俺へと向けられた視線の中に、また傷ついた色を見つけてしまい。 一瞬言葉につまってしまった俺を、諦めたような笑みを浮かべた瞳が見つめてくる。 「なんか…ごめん。また困らせてるね、俺…」 「いや……」 「今...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 01:00

寄り道 act.7

-雨やどり番外編- 激しく口づけてくるくせに。 こっちが息つく暇もないくらい深く貪り、全てを飲み込まれてしまいそうなほどに激しいキスを仕掛けてくるくせに。俺の胸に顔を埋めた仁志が漏らす声は、小さく震えていた。 自分が与えてしまったはずの不安が申し訳ないと思うのに、心のどこかで喜んでしまっている自分には呆れてしまう。 「俺なんて…三島さんよりも4歳も年下で、聞きわけのない…どうしようもないガキだもんね。いっつも困らせてばっかだし…ちゃんと恋人として見られてなくても仕方ないか…」 「何言って…」 ...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 00:42

寄り道 act.6

-雨やどり番外編- 「え…?あれ?…これって、どういうことだろ……」 耳に届いた呆然とした声に、慌てて泉美を押し退け視線を移した先。 たった今発された声と同じようにして、呆然とした表情を浮かべた仁志が、何故か制服姿のままで玄関先に立ち尽くし、その瞳は明らかに傷ついた色を映し出し、俺達を凝視していた。 そして、足元に尻尾を振りながら擦り寄って行くチビにゆっくりと視線を落とした、その唇がきつく噛みしめられる。 「誤解するなよ!?」 間違いなく傷つけてしまったと、一瞬で後悔に襲われた俺は、その場...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 00:28

寄り道 act.5

-雨やどり番外編- 「……は?」 伺うような、だけど明らかに誘いを掛けてくるその視線に、思わず唖然として聞き返した声が小さく震える。 向けられたその視線の中に見て取れた、はっきりとした女の匂いに、一瞬背中をゾクリとした嫌悪感が走った。 こんな風にして、あからさまな視線を寄越してくる女だっただろうか? 少なくとも付き合っている時には感じた事がなかった、その絡みついてくる視線に、本気で嫌気がさす。 「そんなんじゃねえよ。いずとは全く関係ない」 「本当?隠さないで教えてよ」 さっきまで涙に濡...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 00:22

寄り道 act.4

-雨やどり番外編- 午前中に最後のレポート提出を終え、ウキウキと浮き足立つ気持ちを抑えながら帰途につく。 仁志は今日も、学校で部活に勤しんでいるはずだ。それでも、部活を終えたその足で部屋に飛び込んでくるであろう仁志の姿を思い浮かべ、頬が緩むのを止められなかった。 いつも仁志の事をガキだと言いながら、こんな事で浮かれている自分こそガキっちいよな。 だけど、これでようやく会えない時間に終止符が打たれるのだと思えば、足取りだって軽くなるさ。 だいたい、俺達はまだ付き合い始めて2カ月にもならないっ...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 00:19

寄り道 act.3

-雨やどり番外編- 「三島さ〜ん!終わった、終わったよ〜!!」 梅の蕾が花開き、まさに満開を迎えようとするその日、およそ3週間ぶりに俺の部屋に来た仁志が、玄関へと入ってくるなり飛びつくようにして抱きついてきた。 「全然会えなかったから、三島さん切れで死ぬかと思った〜」 「大げさな奴だな…毎日電話で声は聞いてたろ」 「電話じゃあ三島さんに触れないだろ?」 俺よりもデカイ図体の仁志を踏ん張りながら受け止め、呆れた溜め息を零す俺を、至って真面目な顔で覗き込んできてそんな事を言う。 人間というよ...

駄文倉庫 | 2021.05.30 Sun 00:15

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