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<<4万HITキリリク>> 迎えた週末。金曜日からの出張を終え、日本に帰国したと同時に京悟が足を向けたのは、他ならぬ恋人の働く店だった。 日曜日の今日、店自体は定休日なのだが、店舗のあるマンションの2階を自宅とする陽生はその場所にいるはずだ。 空港から向かう中、送信したメールに返信がなかった事が、ほんの僅かな不安を落とすが。それでも、途中で返ってくるだろうと思っていたメールは、結局届く事はなかった。 自宅に戻る事なく、スーツ姿で立った店の前。すでに辺りは陽が落ちかけていて、薄暗い闇を落とし始...
駄文倉庫 | 2020.09.26 Sat 22:39
<<4万HITキリリク>> 決算期は、何かと忙しいのが世の常。それが、新年度を迎えようとする時期であればなおの事だ。それはなにも、企業に限った事だけではなく、街の花屋にしたって、それは例外ではないらしい。 特に、入社式を控えるこの季節、オフィス街に位置する陽生の両親が営む花屋は、企業からの注文が殺到していた。言ってみれば、年間でも一番の稼ぎ時というわけだ。 高校卒業後、すぐに両親の店で働き出した陽生も、当然店のスタッフの一員として、忙殺される日々を送っていた。 店の営業はもちろんの事、配達し...
駄文倉庫 | 2020.09.26 Sat 22:34
幼い頃からの記憶を辿ってみても、大晦日から正月にかけて両親揃って家にいたという覚えがない。共に会社を支える役職に就く両親は、年末・年始関係なく、忙しく世界を飛び回っているような人たちだったから。 毎年、広々としたリビングの、大きなダイニングテーブルの上に置かれていた、子供に与えるにしては厚みのあるお年玉袋を、兄と2人手にしていた事ははっきりと覚えている。 それが当たり前なのだと思っていたし、特に寂しいと感じた事はなかったけれど。 それでも高校を卒業した頃から、クリスマスイヴの夜を過ごす...
駄文倉庫 | 2020.09.26 Sat 22:13
<<陽生side>> 『大晦日の夜から、うちに泊まりにこないか?』 そんな誘いを受けたのは、もう2日寝ると〜お正月〜♪なんて、そんな子供染みた替え歌を歌ってしまいたくなる30日の昼日中。 両親が営む花屋も暮れの休みに突入していて、浅葉さんも冬休み真っ最中だから、俺たちはいつもの公園の芝生の上で逢瀬の時間を過ごしていた。 何もこんな寒空の下、こんなところで座り込まなくとも、デートならいくらでも行くところがあるじゃん!と、そう抗議の声を上げた俺に、「きみと...
駄文倉庫 | 2020.09.26 Sat 22:07
(R-18) 「俺も、愛、してるから…。ずっとあんたの事を好きだったのは、俺の方だから──…」 やっと言葉にして伝える事ができた想いに、また溢れ出す涙は止まってなんてくれなくて。 「ありがとう。俺もずっときみの事が気になってた。俺も、ずっときみの事が好きだったんだろうな。愛しているよ、陽生」 嬉しそうに目を細めたこの人の、今日1日で何度も繰り返されてきた言霊。 もう一度ごめんねと囁いたこの人の熱が、そっと溶かされた俺の蕾へと押し当てられ。 ビクッと震えた俺を宥めるように唇へと落とされた口付け...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 01:16
(R-18) 「ちゃんと慣らしておかないと、きみが辛いんだ。でもね、きみがどうしても嫌だと言うのなら、このまま止めたほうがいい。もっとね、方法はあるんだけど、生憎今日は何の準備もできていないから、これしか方法がないんだよ」 ごめんねって、切な気に揺れるこの人の瞳が、俺を大切にしたいんだって、傷付けたくないんだって訴えかけてくる。 この人の言う方法ってやつが、一体どんなものなのか、パニックに陥った俺は当然そんな事を問いかける余裕なんてなくて。 それでも、この人が与えてくれようとする愛情の大きさ...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 00:51
(R-18) 「すごいよ…きみの蜜でトロトロだ」 俺が何度達したかわからない間にも、この人は身につけた衣服をそのままに、ちっとも乱れ着崩した様子なんて窺えない。 「も、俺ばっか…ずる、い……ひぁっ!」 はふはふと、相変わらず乱れたままの呼吸を整える事もできなくて。 それでも悔しい胸の内を吐き出す俺に、何が楽しいのかクスクスと笑みを浮かべるこの人の手が、たった今達したばかりの俺の熱棒をやんわりと包み込んできた。 「や、無理っ!あ、あ…っんんん!」 信じられないけど、たった今その熱を放ったばかり...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 00:47
(R-18) 「気になるかい?だったら、そんなの気にならなくなるくらい、きみの事を溶かしてあげるよ」 フッと笑みを浮かべた浅葉さんが、手早く服を脱がされてしまった俺の胸へと顔を埋め、指先で軽く押していた突起を舌で転がし始めた。 「ひゃ、っぁ…んんっ」 レロレロって、浅葉さんの舌が動くたびに、ビクビク震えちゃう俺の身体は、それだけで抵抗なんてできなくなっていた。 緊張で固くなった俺の身体をほぐすように、本当に緩やかな愛撫を施され、それだけですでに何も考えられなくなっていた俺は、次の瞬間ビクリ...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 00:43
(R-18) そう思ったはずなんだけどなあ…。 なんでしょう、この状況は? 仕事が終わる頃、約束通り迎えに来た浅葉さんに連れて来られたあの人の自宅は、周りに立ち並ぶ家々を見てもわかるように、あきらかな高級住宅で。 デカイ!とにかくデカイ! 「まさか…実家なの?ってか…金持ちのボンボン?」 「30も過ぎて、親と暮らしているなんて少し恥ずかしいんだけどね」 恐る恐る尋ねた俺に、明確な答えをくれないまま、苦笑しがら案内してくれた浅葉さんの部屋は、これまたデカイ! 一体何畳あるの?ってか、俺の家が丸...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 00:38
初めてあの人を見た時は、こんなところで昼飯も食べずに、何をボ〜ッとしてるんだろうって、それだけだった。 いつもの指定席に腰を下ろす時、いつもふと視界の端に映るあの人は、ぼんやりと焦点の定まらない目つきでどこか遠くを見ていた。 一見しただけでは、なんの苦労も知らない、いかにもエリートですって風貌で。 身に纏うオーラも違うって言うのかな……ちょっと嫌味なくらい、きっちりと着込んだ高そうなスーツが似合っていて。 でも、エリートサラリーマンと言うには、どこか崩した髪形は、逆の意味でとても好感が持てた...
駄文倉庫 | 2020.09.15 Tue 00:32
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